新燃岳再びレベル1に

ノダっち

19年12月20日(金) 17:00

新燃岳の噴火警戒レベルが
2から1に引き下げられました。

11月17日~18日に
火口直下の火山性地震が
一時的に増えて
レベルが上がっていたのですが、
その後、傾斜計など
火山活動の活発化を示す変化がなく、
現地調査でも、
特段の変化がなかったということで
引き下げになっています。

ライブカメラを見ても、きょうも、
相変わらず、火口表面の所々から
噴気が出ている程度です。

ただ、
活火山であることは変わりません。

今後、またいつ活発化するか、
注意深く見守りましょう。
また、規制は引き続きお守りください。

一方、桜島は
きょうも時おり噴火していますし、
阿蘇山も噴火が続いています。
こちらは、今後も
風向きに気を付けていきましょう。


さて、空は、
朝からキレイに青空が広がっています。

昨夜は、MRTラジオの
大忘年会だったのですが、
1次会が終って外に出ると、
弱い雨が降り出していました。

この雨雲は
明け方には抜けたようです。

朝は弱い冬型になっていて、
弱い寒気の南下があったものの、
雲が朝にかけて残って
放射冷却は強くありませんでした。

きのうよりも
少し気温が下がったものの、
きょうもまだ平年より低めです。

日中は日差しが暖かいですが、
日かげでは、
空気の冷たさも感じます。

今夜は、次第に分厚い雲が増えて、
あすは雲の多い一日になるでしょう。

あす本格的に雨雲がかかるのは
夕方以降になりそうな資料ですが、
上空の湿った空気の予想を見ると、
昼ごろから所々で
パラパラ降り出してもおかしくないな、
と見ています。

午後は洗濯ものを
外に干しにくくなる可能性ある、
と思っておいてください。
午後にかけて、
午前からお出かけの場合は、
濡れない所に干しておいた方が
安心でしょう。

また、傘を準備してのお出かけを
おススメします。

上空に寒気があって
日差しが弱いため、
昼もヒンヤリとした空気になるでしょう。

雨が降り出すと、
少し下がる可能性もあります。

また、日曜日は
雨が降りやすいでしょう。

朝の冷え込みは
それほど強くありませんが、
昼にかけて
気温が上がりにくくなりそうです。

予想されているほども上がらず、
所々で一桁で経過するなど
ほとんど横ばいで
経過する可能性もあります。

温かくしてお過ごしください。


月曜日には天気が回復しそうです。

月曜日から火曜日も、
この時期らしい程度の
寒気が入って晴れますので、
火曜日の朝には、
この時期らしく
冷える可能性があります。

25日のクリスマスから
部分日食の木曜日は
再び雨が降る予想ですが、
ココでの気温や雨の降り方は、
低気圧の進路次第でしょう。

今年最後の週末以降の予報とともに、
月曜日からお伝えする予報を
またご確認ください。

191220_1
きょう昼過ぎの
新燃岳火口
(気象庁HPより)
191220_2
きょう午前の桜島
(気象庁HPより)
191220_3
きょう午後の阿蘇山
(気象庁HPより)
191220_4
きょう午後3時ごろの
MRTから西の空

だんだんと
巻雲が増えてきました。

飛行機雲も
残りやすくなっていて、
下り坂の空です。

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