珍しいパターンの雨になるか?

ノダっち

19年11月22日(金) 17:33

弱い雨ですが、
しっかりとした雨脚になっています。

前線の北側で降っていますので
昼の気温が上がりにくくなりました。

朝は、冷え込みが弱まったものの、
日中はひんやりと感じます。

前線自体も、
台風27号の影響で
活動が強まっているようです。

台風27号は、
すでに発達のピークを過ぎて
衰弱が進んでいます。
この時期、すでに
南西諸島付近の海面水温は
25度くらいまで下がっているのです。

ただ、崩れながらも
前線に熱帯の空気を運び込み、
前線と一体化しながら
日曜日にかけて
九州に近づいてくるでしょう。


あすは、前線がやや南に離れて
雨の止む所が多く、
内陸を中心に
晴れ間が覗くこともありそうです。

ただ、平野部ほど分厚い雲も多く、
にわか雨の可能性もあります。

あすも、雨が止んでいても
傘を準備して出かけた方が良いでしょう。

朝にかけては、
けさとあまり変わらない気温で、
寒さが弱い見込みですので、
昼の雨が少ない分、
昼間はきょうよりも気温が上がって
過ごしやすい気温になりそうです。

夜以降は、次第に
雨雲が増えてくる可能性もあります。


日曜日は、上に書いたように
台風27号から変わった
熱帯低気圧が、
さらに前線に近づいて
前線上の低気圧(温帯低気圧)に変わり、
九州に近づいてきそうです。

台風由来の空気を含んだ
活発な前線が近づきますので、
雨の降りやすい一日でしょう。

雨が強まる可能性もあります。

この時期にしては、
しっかりした雨でしょう。

なお、
11月後半のこの時期に、
このようなパターンで
台風崩れの低気圧が近づくというのは、
感覚的に珍しい気がしています。

そういう意味で、
どのような雨の降り方になるか、
注意が必要となるでしょう。

コンピューターは、あまり
発達した雨雲を予想していませんが、
暑い時期のこのパターンの場合は、
発達した雨雲が出来ることがあります。

きょう17時の発表で
24日の大雨警報級の可能性が
「中」となりました。

念のため、
最新の雨に関する情報に
ご注意ください。

また、
風も少し強まる可能性もあります。

熱帯からの空気が入りますので、
気温は高めで経過するでしょう。

朝の気温は、引き続き
10月上旬並みの予想が出ています。
お布団を
調節しておく必要がありそうです。

一方、
前線があまり北に上がらなければ
昼間は
気温が上がりにくい可能性もあります。


きょうの資料では、
日曜日の雨雲が通過した後、
天気は回復に向かう予想になりました。

月曜日は晴れ間が広がって
洗濯のチャンスになるでしょう。

ただ、晴れてくるタイミングは、
前線がどのタイミングで
離れるかによって変わります。

新しい予報、SNSなど
発信する情報でもご確認ください。


来週は
スッキリ晴れにくそうなのですが、
しっかり雨が降りそうなタイミングも
資料がばらけています。

今のところ中ごろから後半で
しっかり雨のタイミングが
予報されていますが、
新しい予報でもご確認ください。

191122_1
上から
今日正午の天気図と雲
あす朝の予想天気図、
あさって朝の予想天気図
です。

台風が
熱低になり、
温低になる予想です。

実際にどのようになるか
注目します。
191122_2
きのう現在の
海面水温図

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