桜島がかなり活発です

ノダっち

19年11月7日(木) 17:21

桜島がかなり活発です。

しばらくは、宮崎県内が
風下になりにくい状況の中で
活発だったのですが、
ここにきて、県内が
風下になりやすい
気象状況になってきました。

きょうの未明、
午前2時半過ぎの噴火では
やや多量の噴煙が
2600mまで上がって、
宮崎市内にまで
流れてきた可能性があります。

朝にかけて止めていた車に
降灰がついていたかもしれません。

また、10時ごろの噴火でも
やや多量の噴煙を出して
2300mまで上がりました。

こちらも、日南や串間付近に
流れてきた可能性があります。

これからは、主に大隅半島の方向に
流れやすい季節ですが、
高く上がった噴煙は
日南・串間付近を中心に
宮崎市方向にも流れやすい風は
ちょいちょいありますし、
低い風もちょくちょく
日南・串間方向に吹きますし、
たまには、
都城や宮崎市の方向にも向く季節です。

MRTのHP上にある、
天気のページでも
桜島上空の風
掲載していますのでご確認ください。

また、気象庁のHPでは
3時間おきに
噴煙が高く上がったときに流れた際の
降灰予報が発表されていますし、
やや多い以上の噴火が起きると、
臨時でのその噴火に対する降灰予報も
発表されています。

こちらでご確認ください。

なお、ここまで書いた後、
桜島は、15時57分に
やや多量以上の噴煙が3800mで
雲に入る噴火をし、
さらに、16時15分にも
やや多量の噴煙が3000mまで上がる
噴火をしたようで、
こちらも東に流れています。

かなり活発になっていますので、
今後の火山活動の情報に
ご注意ください。

気象庁の火山情報は
このページにまとまっています。


けさの宮崎県内は、
噴煙ではなく、
水蒸気による雲の多い朝でした。

ただ、夜の間はしっかり晴れて、
明け方にかけて気温が下がり、
けさも、昨日の朝と同じくらいの
寒さになっています。

また、雲が多くて
日差しが弱かったこともあり、
朝の通勤通学時間は、
一層、寒さを感じられたでしょう。

高気圧が一つ東へ離れて、
大陸からの次の高気圧との間で
浅い気圧の谷に入って
雲が出やすくなっているのですが、
日中も雲が多めながらも、
時おり日差しが出ています。

きのうよりも、昼間の風は
冷たさが弱まって感じました。


あすは、きょうよりも
大陸から次の高気圧が張り出し、
きょうよりも
また雲が少なくなりそうです。

ただ、高気圧の弱い部分もあり、
そのタイミングでは
雲が増える所もあるでしょう。

いずれにせよ、
大きな崩れはありません。
洗濯物は、しっかり乾きそうです。

ただし、桜島で
きょうの規模のような噴火があると
日南や串間付近を中心に
都城や宮崎付近にも流れる可能性のある
高い所の風の予想が出ています。
念のため、桜島の状況にも
気を付けておくと良いかもしれません。

気温は、
きょうと大きく変わらないでしょう。


週末も、時おり雲が広がるくらいで
晴れそうです。

お出かけ日和となるでしょう。

イベントやプロ野球キャンプなど
各地で楽しむことが出来そうです。

週明けの月曜日の雨の予想は
だいぶ弱まってきています。
ほとんど降らないかもしれません。


一方、木曜日は
本格的に寒冷前線が通過しそうです。
寒冷前線は
暖気と寒気がぶつかっていて、
寒気が勝って寒気が押している
場所ですので、
寒冷前線が通過すると、
その後ろからは
寒気がやってきます。

きょうの資料だと、
来週の金曜日あたりに、
真冬並みの寒気の予想が出ています。

この傾向は昨日から出ていて、
各国の資料の傾向もそろってきました。
明日以降も変わらなければ
確からしさが上がってきそうです。

あすは、
二十四節気の一つの立冬ですが、
暦の冬のはじまりから一週間遅れて、
冬を思わせる空気が入るかもしれません。

来週にかけての注目点です。

急な寒さで体調を崩さないように
来週の予想気温にご注目ください。

191107_1
午前10時ごろの
桜島の噴火
(気象庁HPより)
191107_2
午後4時前の
桜島の噴火
(気象庁HPより)

このあと、噴煙は、
上に広がる雲の
上まで達したようです。

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