平野部で真夏日

ノダっち

19年10月3日(木) 17:51

天気は回復してきています。

昨夜は、北部の沿岸を中心に
発達した雨雲がかかりましたので、
注意深く様子を見ていましたが、
明け方には弱まりました。

朝から昼頃にかけては
いったん晴れた後でも
所々でにわか雨があったものの、
平野部は晴れた時間も多く、
気温も上がっています。

朝からの日差しに加えて
昨日も書いたように西からの風による
フェーン現象の効果もあって
平野部を中心に真夏日になりました。

きのうとは逆の風向きによる
フェーン現象です。

延岡市古江では
10月の過去最高を更新しています。

10月になったということで
熱中症への油断を心配しましたが、
宮崎県内では
10月上旬での真夏日は
それほど珍しくはありません。
宮崎市は、ここの所、
毎年のように真夏日が出ています。

一方で、風も強かったため
日かげの風通しの良い所では
体感的な暑さは
弱かったかもしれませんね。
昼間は、湿度も下がっていました。

この強めの西風は、やはり
台風18号の影響でしょう。
というか、温帯低気圧に変わることで
広範囲で強まった西風とも言えます。

台風18号は、午後3時に
発達した温帯低気圧になっていて、
広い範囲に強風をもたらしそうです。
また、高知県では
午前中に心配な雨の降り方もしました。


台風18号から変わった
温帯低気圧から延びる前線は
今夜に県内を通過するため
夜にもう一度
一部でにわか雨の可能性ありますが、
広い範囲での
本格的な雨にはならないでしょう。

あすは、高気圧に覆われて
広い範囲で晴れそうです。

あすも西寄りの風ですので、
平野部を中心に30度くらいまで
上がる可能性があります。

ただ、きょうよりも
西風が強くないため、
日中は海風になって
きょうほどは上がらない予想です。

また、きょうよりも
風は弱めになると思われますので、
一層、熱中症にはご注意ください。

また、一部では夕方に、
夕立的なにわか雨を
予想している資料もありますので、
内陸部では、念のため、
午後の急な天気の変化に
気を付けておきましょう。

あさって土曜日も、引き続き晴れて、
洗濯日和が続きます。

土曜日は、じんわりと
秋の空気が南下してくるため
北部山沿いを中心に
夜になると、肌寒さを
感じてくるかもしれません。

日曜日も、秋らしい気温の予想で
北部山沿いで
15度を下回る予想もありますが、
しっかり晴れるかどうかでしょう。

秋の空気を連れてくる気圧の谷が
南まで抜けきらないため
(秋の空気の流入も
 九州南部では中途半端で)
雲が多くなる可能性があります。

雲が多いと、夜間の放射冷却が効かず、
そこまで冷えないかもしれません。

もう少し様子見です。

日曜日は、大きな崩れがないものの、
にわか雨程度の可能性はあります。

こちらもあすお伝えする
新しい見解もご確認ください。


来週に関しては、次の気になる
グルグルを予想する資料もあり、
その動き次第という面もありそうです。

ぐるぐるを動かす空気の流れが
どうなっているかで、
天気も変わってきます。

なお、フィリピンの東に
熱帯低気圧が解析されていますが、
こちらは、発達傾向が弱いです。
資料が予想している雲は
もっと東にあるものと思われます。
まだすぐには
ハッキリとしそうにありません。


なお、
きょう発表された1か月予報も
平均気温は、平年より高い予想です。

少し秋の空気が入っても、
今週末から週明けのように
平年並み程度で、
平年より高めの気温になる日が多く、
全体的には
秋の深まりがゆっくりになる、
というイメージでしょうか。

一ヶ月の降水量や日照時間は
ハッキリした特徴がないものの、
2週目(12日~の一週間)は、
平年より晴れる日が少ない予想です。
3連休などもありますので、
気になる予報となっています。
こちらも、グルグル次第でしょう。

191003_1
良く晴れた
昼前の
MRTから南西の空

こんなに
晴れていましたが、
このあと、昼ごろ、
少しパラッと
にわか雨もありました
191003_2
午後3時の衛星画像

日本海には
台風18号から変わった
温帯低気圧の雲、
そして、四国の南には
ニンジン状になった
危険な雲もあります。

一方、
日本のはるか南には
まだ気になる雲が
出来ています。
191003_3
午後4時までの
最高気温

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