暖かく湿った空気で・・・

ノダっち

19年10月2日(水) 17:57

日中になって
発達した雨雲がかかってきました。

暖かく湿った空気が流れ込んで
大気の状態が
不安定になっているためです。

この暖かく湿った空気は
県内で雨を降らせた後、
乾いた空気となって北上して、
山を下りるときに気温が上がる
フェーン現象にもなって
大分県内や福岡県内で
気温が上がっています。
10月としては
記録的な暑さに
なった所もあるようです。

なんと、福岡県の前原で
10月では
九州歴代3番目となる高さの
34度を記録しています。

きょうは、福岡や大分で
ラグビーのワールドカップの
試合があり、
とくに大分は
あのニュージーランドの試合ですので、
宮崎からもたくさん
行かれてかれていることでしょう。

往き帰りの雨は心配ですが、
先週末は、台風の影響で
開催も心配したくらいでしたので、
何はともあれ開催出来て良かったです。

あ~、生ハカ見たい~^o^


さて、
この暖かく湿った空気について、
情報文の中で
鹿児島地方気象台と宮崎地方気象台は
「太平洋高気圧周辺の・・・」
と表現されていて、
九州北部の気象台は、
「台風周辺の・・・」と
表現されているのが
興味深かったです。

台風に近い九州北部では
台風への意識もむける内容で、
遠い九州南部は、
あまり台風を意識しない
記載だったのかもしれませんが、
いずれも否定はしません。

九州南部を通って
九州北部に向かう空気もありますので、
どちらも併せて、
ということなんでしょう。


この台風の周辺や
太平洋高気圧周辺の
暖かく湿った空気で、
きょうの県内は、
激しい雨が降った所もあります。

一方で、午前中に日差しもあって
やはり蒸し暑かったですね。

今夜からあす明け方にかけても、
局地的な激しい雨の恐れがあり、
道路の冠水や落雷、
それに竜巻などの激しい突風の発生に
ご注意ください。

台風18号は、
今夜からあす朝にかけて
朝鮮半島付近を通過しながら
次第に温帯低気圧の性格を帯びて
南には前線が出来てきそうです。

この前線は、あすの日中に
九州付近を通過する予想で、
前線が通過しきるまで
山沿いを中心に
不安定な空模様が残るでしょう。

平野部は
朝まででほぼ雨が上がって
日中は晴れてきそうです。
前線の影響が残るため
晴れてきても、
洗濯物は安心して干すまではいかず、
念のためにわか雨には
気を付けておく必要があるでしょう。

あすは西からの風になってくるため
今度は、県内の平野部を中心に
気温が上がりやすくなりそうです。

フェーン現象も手伝って
日差しが早めに出てきたところほど、
暑さが強まりますので、
熱中症にならないように
ご注意ください。


あさってから土曜日も
広く晴れるでしょう。

日曜日は、やや不安定な資料があり、
もう少し様子を見ますが、
大きな崩れはなさそうです。

この時期らしい程度の秋の空気が
じんわりと入ってきそうな
きょうの資料になっています。

体調管理に気を付けておきましょう。

191002_1
午後3時過ぎ、
雨上がりの
MRTの西の窓と空
191002_2
午後3時の
衛星画像
(気象庁HPより)

台風の渦巻きは
崩れつつ、
温帯低気圧の
特徴を示しつつも
台風としての
中心付近の構造も
保った状態で
朝鮮半島に
近づいています。

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