ノダっち

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季節外れの菜種梅雨の最後は春の嵐

ノダっち

20年1月27日(月) 18:20

天気の話なノダ

季節外れの菜種梅雨の締めくくりは、
季節外れの春の嵐になっています。

先週金曜日の予想よりも早く、
このぐずついた天気は、
あすには回復する予想になりました。


週末は、予想通りに
ぐずついた天気だったでしょう。

土曜日は、午前から
主に東風の影響による
弱い雨雲がかかって、
午後ほど本格的な雨雲が増えました。

日曜日の天気図的にも、
気象庁が金曜日に発表していたものと違い、
やはり、このお天気日記に書いた通りに
九州の南にも前線が伸びたため、
前線北側の湿った空気によって
低い雨雲がかかって
宮崎市内は雨が止み切らずに、
弱い雨も降りやすかったです。

また、前線の活動が強まった夕方以降、
再びしっかりとした雨になってきました。

前線の北で
雨が降ったり止んだりしたため
けさにかけては、
気温変化も小さく経過しています。
4度くらいの
気温差しかありませんでした。


きょうは、前線上の低気圧が
東シナ海を東に進んできて、
発達しながら九州に近づいたため
風が強まっています。

最大瞬間風速は、
五ヶ瀬町鞍岡で24.2mを観測しました。
これは、1月の鞍岡としては、
観測史上最大です。
しかも、1月の
これまでの1位は14.7mでしたので、
大幅に更新しました。
年間を通しても、4番目の強さです。

こんな時期に、こんな突風が
鞍岡で吹くなんて^o^;

ただ、鞍岡の強の最大風速は6.2mでした。

通常、最大風速の1.5倍から2倍の
最大瞬間風速が出るんですが、
約4倍という、これまた特異な事例です。

寒冷前線が温暖前線に追いついて、
閉塞してきていると予想され、
閉塞点が県内付近を
通過する予想になったため、
当初から雨が強まる計算もありました。
(金曜日にもコメントした通りです)

この閉塞点のあたりは、
低気圧から出ている閉塞前線が
温暖前線と寒冷前線に
枝分かれしている部分で、
南からの暖かく湿った空気が
集まってくる場所になるため
雨雲が発達しやすい
危険な場所になります。

そして、やはり、午後は、
北部の平野部を中心に
時おり発達した雨雲が通過しています。

特に午後3時ごろには
延岡の南に、なかなかに季節外れな
強い雨雲の帯がレーダーに映りました。

この雨雲の帯の向きと、
雨雲が進む向きが異なりましたので、
今回は事なきを得ていますが、
同じだったら、大変な雨の降り方を
したかもしれないような雨雲です。

この雨雲にとって、
竜巻注意情報も出ています。

やはり、これは春の雨です・・・

なお、この閉塞点は、やがて
低気圧が出来ることも多い場所です。
(午後3時には、閉塞点に
 低気圧が解析されました。)

南からの暖かい空気も流れ込み、
きょうは、
(金曜日に予想したように横ばいではなく)
夕方にかけて、
ジワジワと気温が上昇しました。


あすは、低気圧が東へ離れて、
弱い冬型の形になってきます。

県内は、平野部を中心に晴れますが、
山沿いは、東シナ海側からの
低い雲が流れ込みやすいでしょう。

冬型の天気分布で、
熊本県に近いエリアを中心に
弱い雨雲がかかる所がありそうです
寒気はまだあまり強くないため
雪にはならないでしょう。

冬型的な風の強さは、
平野部を中心にありそうですので、
洗濯物を干すときには
飛ばされないように
お気を付けください。

また、朝の寒さは
けさとあまり変わらず、
この時期にしては高い朝ですが、
日中は、冷たい風が強めに吹いて、
実際の気温よりも寒く感じるでしょう。
風を防げる上着がおススメです。

夜になると、次第に
朝の最低気温よりも気温が下がって
寒くなってくるでしょう。
お帰りが遅くなるかたは、
しっかりと暖かい上着の方が良いでしょう。

なお、きょうは、
やはりH2Aロケットの打ち上げが
延期されていて、
あすの予定になっています。

あすの打ち上げ予定時刻は、
午前10時34分とのことです。

詳しい飛行予定などは
公開されていませんが、
通常通り、南東方向に
飛んでいくことになるでしょう。

県内は、南から南東の空に
下層から中層の雲が多めに予想されるため、
キレイには見えにくいかもしれませんが、
この雲を抜けて伸びる
ロケット雲が見える可能性は
十分にあります。

お時間があれば、
10時35分ごろから数分間、
南から南東の空に注目してみてください。


一方、関東は、
今夜からあす朝にかけて
内陸を中心に雪が降る予想です。
都心でも、
雪のタイミングもあるでしょう。

あすの日中は、
雨に変わっていきそうですが、
あす朝にかけては、
交通機関の影響もあるかもしれません。

お出かけ予定の方は、
現地に着いた後の交通機関の乱れに
念のためお気を付けください。


上空の寒気の県内への流れ込みは、
あすよりも、
あさってから木曜日の方が
強まってきます。

あさってから木曜日は、
上空の寒気を伴った低気圧、
いわゆる寒冷渦が南下してくる予想で、
寒冷渦の南東側では
大気が不安定になりやすいため、
山沿いを中心に、
所々に雨雲がかかりそうです。
平野部でも、
にわか雨の可能性があります。

標高が高い所は、
雪になる所もあるでしょう。

今回のこの昇温と雨で、スキー場が
かなりのダメージを受けていますので、
回復する寒気になると良いのですが・・・

最近のぐずついた天気の間は
あまり下がらなかった夜から朝の寒さも
あさって以降、次第に戻ってきます。

体調管理に気を付けておきましょう。

寒冷渦自体は、
木曜日の後半には東に抜けるため
県内への影響は小さくなりそうです。

金曜日も、山沿いで
寒気の影響が残る可能性があるものの、
平野部を中心に広く晴れて、
プロ野球がキャンプインする土曜日は
広く晴れそうです。

全国に宮崎の青空が
アピールできるでしょう。


ということで、
回復が早まりましたので、
「連続降水アリ」の1月記録は
微妙にな予想になってきました。

ただ、あすもあさっても
強い風に乗って
ちぎれた雲が入ってパラッとしたり、
寒冷渦の南東側で雲が沸いたりして、
継続する可能性は無くはないので、
注目しておきます。

200127_1
午後は、南部山沿いで
雲の切れ間が出来て、
日が差しこみ、
東にある雨雲によって
虹が出来たようです。

こちらは、
えびの市で取材中の
田中記者より、
えびの市の白鳥展望所から
午後2時半ごろに
撮影されたもの。

かなりくっきりと
キレイな虹だったようです。
200127_2
土曜日夜からの
実況(速報)天気図の変化
(気象庁HPより)

停滞前線上の低気圧が
東に進むにしたがって、
温暖前線と寒冷前線の
性質を帯びてきて、
閉塞前線が出来る過程が
分かるでしょうか。

そして、午後3時には
閉塞点に低気圧が
解析され、
北の低気圧と別れました。
200127_3
午後3時の雨雲の様子
(気象庁HPより)

延岡の南の雨雲の帯が
帯の向きと
同じ向きに動くと
危険でした。
200127_4
土曜日からの気温変化

土日は
気温変化が小さく、
きょうは、夕方にかけて
ジワジワと上昇しました。

2月も寒気は南下しにくい予想

ノダっち

20年1月24日(金) 17:21

天気の話なノダ

前線の活動が、
きょうは予想されたほど
強くないようで、
雨雲も南部のごく一部にかかった程度で、
北部を中心に少し晴れ間がありました。

この、気まぐれな停滞前線に
翻弄される当たり、
いかにも○○梅雨な雰囲気ですね。

この前線も
なかなかな奴でございます。

宮崎市内は、
ほとんど雨が降りませんでした。
きのう調べた連続雨アリの記録が
もう途切れるかというくらい、
日中にかけては
ほんの一時的な降水に留まっています。

0.5ミリ以上の雨の連続日数は
このままだと途切れるでしょう。

今夜にかけては、
まとまった雨が
かかってこない予想です。

朝の気温はけさも高く、
4月中旬から5月上旬並みでした。

日差しが弱いため、
温かさを
感じにくかったかもしれませんが、
冬の厳しい朝の寒さではなく、
分厚いコートが
いらないくらいだったでしょう。

今朝の最低気温は、普通の冬なら
この時期の最高気温くらいです。

一方、最高気温は
冷たい空気がある前線北側に入り
きのうより日差しが少なくなった分、
きのうよりは低くなりました。
それでも、平年よりは
だいぶ高めの所も多くなっています。


あすになると、
北から徐々に寒気が南下して、
前線を挟んだ
南北の温度差が大きくなり、
前線の活動が強まってきそうです。

また、
東からの湿った空気も流れ込み、
県内は、南部を中心に
雨が降りやすくなるでしょう。

ただ、資料によっては、
まだあすの前線活動が
あまり強くないもののもあり、
このパターンになれば
雨の時間は短い可能性もあります。

ただ、その場合も
雨が降る可能性はありますので、
雨が止んでいても
傘を持ってお出かけください。

また、朝は冷えませんが、
昼にかけての気温上昇は
きょうより鈍くなりそうです。

雨がしっかり降った時ほど
昼にかけての気温上昇が鈍く
ヒンヤリと感じるでしょう。
朝の最低気温が4月並みでも、
最高気温としては
真冬並みとなる可能性があります。

一桁に
下がるほどではなさそうですので、
厳しい寒さとまでいかないですが、
きのうからの
暖かさの落差は大きいです。

体調管理にはお気を付けください。


前線の南北の温度差は、
日曜、月曜と、あすより大きくなり
前線活動が一層強まりそうです。

気象庁が発表している
日曜日の朝の予想天気図では、
前線が東シナ海までで切れていますが、
資料を見ると、九州の南で
風のぶつかり合いがあって、
質の違う空気の境もありそうですので、
天気図に書かれない前線があり、
その影響を受けると思われます。

日曜日は、次第に
本格的に雨が降りやすくなるでしょう。

このタイミングも、
資料によって違って
ほぼ一日降りやすいものから、
まだらなものまであります。

止む時間もあるかもしれませんが、
傘が手放せなせず、
昼にかけての気温上昇が
日曜日、月曜日ともに鈍く
雨の降り方によっては
横ばいで経過する可能性もあります。

なお、月曜日は
種子島宇宙センターから
H2Aロケットの打ち上げが
予定されていましたが、
延期の可能性が高い状況でしょう。
今回は、
情報収集衛星光学7号機が搭載予定で
この衛星の場合は、一般的に
華々しく打ち上げ時刻が
発表されません。
また、分かりましたら
お知らせします。


きょうの資料だと、
火曜日になると、
前線が離れはじめそうな
予想になってきました。

ただ、気圧の谷が
水曜日まで残るかどうか、
また月曜日にお伝えする情報で
ご確認ください。

木曜日以降は、
寒気が流入して来て
冬型の気圧配置の予想で
平野部を中心に天気が回復傾向ですが、
山沿いには、
寒気による雲がかかりそうです。

寒気による雲は
木曜日にかけてかかりやすく、
標高が高い所は
雪が降る可能性もあります。

金曜日頃になると、
寒気の雲の流れ込みが
落ち着きそうですが、
このあたりは、
まだ予想にブレが出るでしょう。

一方で、寒気の流入により、
朝晩の、冬らしい寒さも
戻ってきそうです。

来週金曜日には、
キャンプインをするプロ野球各チームが
宮崎入りしますが、
今年も、○○が来ると寒くなる、
を感じることになるでしょう。

キャンプインの2月1日(土)は
この流れだと晴れそうです。

ただ、10日予報の資料を見ると、
この晴れも
長続きしそうにありません。。。


きょう発表された
3か月予報によりますと、
2月も、平均気温が
平年より高い予想です。

ただ、天候は、
きのうの一ヶ月予報同様に
平年並みに
晴れる予想になっています。

もともと、1月よりは
日照が減ってくるので、
今月くらいの感じで
考えておいても良いでしょう。

なるべく晴れてほしい2月ですが・・・

3月から4月にかけては
平均気温が
平年並みか平年より高い予想です。

引き続き、寒気は南下しにくい、
という資料になっています。

200124_1
九州南部の3ヶ月予報
(気象庁HPより)
200124_2
3ヶ月予報資料
(気象庁HPより)

以下、解説資料より
予想のポイントについて
引用

地球温暖化の影響で
全球で大気の温度が高い。

熱帯域の海面水温は、
インド洋と
日付変更線の西側を中心に
平年より高く、
これらの海域では、
積乱雲の発生が多い。

フィリピン付近では、
積乱雲の発生が少ない。

これらの影響で、
上空の偏西風は
インドシナ半島の北で南へ蛇行、
日本付近で北へ蛇行する見込み。

この蛇行により、
日本付近には
南からの暖かい空気が
流れ込みやすく、
北からの寒気の南下は弱い。

また、
アリューシャン低気圧が
あまり発達せずに、
冬型の気圧配置が続きにくい予想。

とのことです。

この冬はよくある季節外れ

ノダっち

20年1月23日(木) 17:54

天気の話なノダ

朝にかけて
ザっと雨が降った後は、
昨日、少し書いたように
青空も出てきました。

予想よりも早く南下して、
早めに青空が
出てきた印象です。

その分、装い以上に晴れました。
少し洗濯物を
外に干せたかもしれませんね。

北部ほど朝からよく晴れていて、
気温が上がっています。

延岡では
23.9度まで上がって、
1月としての観測史上最高を
更新しました。

また、古江と小林も
1月の過去最高になっています。

広い範囲で4月後半前後の気温になり、
上着がなくても
外を歩けるくらいでした。

一方、前線に近い
鹿児島県に近いエリアほど
雲が広がりやすくて、
日中も、時折
雨がパラついた所もあります。


あすも、前線が南岸から離れません。

日中にかけても、
南部を中心に時おり雨が降りそうです。

ただ、前線から遠い北部は
雨の時間が短く、
ほとんど降らない所もあるでしょう。

今夜も雲が多くて
朝にかけて気温が下がりにくいため、
朝の最低気温は、
あすも4月中旬から下旬並みの予想です。
雨が降っていると
温かさは感じにくいかもしれませんが、
春に雨が降った時の
朝と同じくらいと思って良いでしょう。

一方、日中にかけては、
前線の北側になりますので、
雨の時間が長い所ほど
上がりにくくなりそうです。

雨が少ない所も
今日ほどの暖かさはないでしょう。

それでも、あす日中も、
平年よりは高めで
2月下旬から3月中旬くらいの所も
多い予想になっています。


あさって土曜日は、
再び前線がやや北上してきて、
九州付近に
広く雨雲がかかりそうな予想です。

週末から月曜日にかけて
北からの寒気もやや強まるため
前線を挟んだ温度差が大きくなり、
やや前線の活動が強まった状態で
九州付近にありそうですので、
その分、前線付近では
雨雲が発達しやすくなる可能性があり、
広く雨が降りやすいでしょう。

朝は、冷えませんが、
前線が南岸にあると、
昼の気温が上がりにくくて
ヒンヤリしそうです。

特に、前線の北になるか
南になるかで
かなり気温差もあるでしょう。


水曜日頃には
徐々に前線が離れていきそうですが、
木曜日ごろまで
気圧の谷の影響が残ったり、
上空寒冷渦の影響も
出てくる可能性があります。

ただ、寒冷渦の予想は
まだ幅があって、不安定です。


きのうも0ミリの雨を観測していて、
予想通りに行くと、
9日ほどは、雨を観測する日が
続くことになります。

過去の資料を調べてみると、
1954年に、
降水アリ(0ミリ以上)の日数が
9日連続したことがありました。

一方、
0.5ミリ以上の雨が続いたのは、
7日連続が観測史上最大で、
2001年、 1910年の2回あったようです。

きょうを起点として、
水曜日まで0.5ミリ以上が続くと
タイ記録で、
木曜日まで続いた場合には、
観測史上初になります。

記録には
水曜日、木曜日あたりの雨雲が
どう振舞うかが、
カギを握ることになるでしょう。

(手作業で調べたので
 肩が凝りました(笑))


ただ、どうやら
月末から来月初めに
寒気が入って冬型になり、
天気が回復しそうな
予想の傾向は続いています。

なお、きょう発表された
1か月予報は、この先一ヶ月も、
平均気温が高い予想です。

資料を見ると、今日のような
極端な高温は見られないものの、
平均して高めで経過しそうな
予想になっています。

そして、また困るのは、
平年より晴れる日が少なそうな予想です。
降水量が平年より多く、
日照時間が
平年より少ない予想になっています。

ただ、来週にかけての
くもりや雨が引っ張っている
可能性もあって、
週別の予想によると、
2月1日以降は平年並みに
晴れる日が多い予想です。

一方で、資料には
本州の南が前線が出来やすいような
等圧線の曲がり方もあります。

引き続き、
寒気が南下しにくい状況を考えても、
安定して晴れの日が
続きやすい予想の様には見えません。

そもそも、2月後半くらいからは
ココの所、早めの菜種梅雨が
出やすい傾向もありますので、
今後の資料に注目していきましょう。

1日から
プロ野球キャンプが始まりますので、
なるべく晴れてほしい2月ですし、
大根干しの農家の皆さんも
晴れが続くのを待たれていると思います。

バラつきが大きい資料ですので、
今後の傾向を注意深く見ていきましょう。

200123_1
青空が見えた
昼前の
MRTから西の空

10時ごろには
もっとしっかりと
青空でした。
200123_2
1ヶ月予報資料
(気象庁HPより)

左側は、
一ヶ月の平均的な
気圧配置ですが、
本州の南が
広く水色になっていて、
平年よりも
気圧が低い予想ですので、
低気圧が、通りやすいことを
示唆している可能性があります。

また、右側の
1500m上空の
気温の予想は、
日本付近から日本の北が
広く平年より高い予想で、
寒気が南下しにくい予想を
示しています。
200123_3
きょう午後4時までの
最高気温

かなり早い菜種梅雨の入り

ノダっち

20年1月22日(水) 17:47

天気の話なノダ

かなり早い菜種梅雨に入ったようです。

朝は、東の空を中心に
少し晴れ間が見えましたが、
昼間の日差しは、
各地ともほとんど出ていません。

午後になると、
北部山沿いに一時的に
弱い雨雲もかかりました。

昨日の予想よりも、
やや早めに雲がしっかりと
広がってきた印象ですが、
雨雲としては、
予想ほどかかってきていません。
雨雲は九州北部に偏ったようです。
前線の南側になると、
こういうパターンもありますね・・・

朝は、この時期らしいくらいの
寒さになったところが多く、
日中は、日差しの温もりがなく、
最高気温が10度前後に留まった
山沿いや北部を中心に
寒さを強く
感じられている所もあるでしょう。

ただ、宮崎市内では
日差しが少ないわりに
空気の冷たさをあまり感じませんでした。


きょう、雲の広がりが早まった分、
あす前線が南下するタイミングも
早めに予想されてきました。

しかも、前線はやや活発な状態で
南下してきそうです。

午前中、特に朝にかけては
雨脚が強まる所もあるでしょう。

雨雲の発達具合によっては
雷を伴う恐れもあり、
その場合は、落雷の他、
突風の発生にももご注意ください。

午前の資料だと
あす午後も雲が多くて
雨が残る所もありそうでしたが、
きょう午後の資料だと
あす午後には前線がやや南下し、
西風が吹いてくる影響で
平野部を中心に晴れ間が出そう
気配も見えています。

しっかり南下するパターンになれば、
早めに止んでくる
北部平野部から、
洗濯物を外の風や
日差しに当てるチャンスも
少しありそうです。
(晴れ間が出なければ、
 あぁ、午前の資料のように
 南下しなかったのね、と
 思ってください^o^;)

朝にかけては、
雨雲を強まらせる可能性もあるような
温かい春の空気が流れ込むため
気温があまり下がりません。

朝の最低気温は、
4月並みの気温になる予想です。
布団の調節をしておいても
良いかもしれません。

日中には、
少し冷たい風が吹く所もありますが、
雨が上がってくる午後には
気温が上がるでしょう。
日が差すと、
上着がいらないくらいの
所もありそうです。


あさって以降の雨のタイミングは
これまた前線の
南北への微妙な動き次第だったり、
前線の強まるタイミング次第だったりで
変わってきます。

きょうの資料だと、
あさっての雨は午前が中心で
午後を中心にしっかりと
止むタイミングがありそうです。

土曜日から月曜日頃は、
前線が九州南部付近で
活動が強そうな資料になっています。

その後、来週中ごろには
次第に東に抜けるものの、
その後、上空の寒気を伴った低気圧、
いわゆる寒冷渦が南下する見込みで、
この寒冷渦が抜けるまで、
不安定な天気が続きそうです。

また、寒冷渦の動きの予想が
資料によってマチマチですので、
地上の前線や低気圧の予想も
バラバラになっています。
来週後半の予想は、
もう少し様子見です。

ただ、寒冷渦が寒気を南下させて、
月末頃に冬型になって
寒くなるとともに
平野部を中心に
天気が回復しそうな気配は
引き続きあります。

それにしても、
何度も書いていますが、
この時期の梅雨っぽい天気は異例です。

寒気が南下しにくくしている
上空の偏西風の流れが
このかなり早い菜種梅雨も
もたらしているのでしょう。

今後、ちゃんとした
菜種梅雨も来るのか?
2月になっての、
早めの菜種梅雨もあるのか、
どうなのでしょうね。

このパターンは
経験がないので、
そのあたりにも興味があります。

春にかけても、
季節が早めに進むのか、
それとも、どこかで
季節の進みが足踏みするのか、で
菜種梅雨が出るかどうかでしょう。

なお、この暖冬傾向の影響で
花粉の飛散が早まりそうだ、
とWNI社が発表しています。

宮崎など九州南部は、
2月6日~10日の間に
本格的な飛散開始となる
予想になっています。

このかなり早い菜種梅雨の間に
準備を整えておいて、
明けて晴れたタイミング辺りから、
気を付けていきましょう。

なお、MRTでは、
今年もWNIの
花粉プロジェクトに参加して
屋上にて自動花粉観測機
ポールンロボみよって
花粉数を計測しています。

MRT屋上での観測数は、
こちらから1時間おきの最新データを
見ることが出来ますので、
花粉症の方は、ぜひご活用ください。

200122
異例な週間予報を
記念に載せておきます
(22日11時WNI発表)

次にこの青空が見られるのは??

ノダっち

20年1月21日(火) 18:11

天気の話なノダ

スッキリ青空の一日でしたね!

この晴れ間を
有効に使われましたでしょうか?

朝は、放射冷却と寒気によって
この時期らしい寒さになり、
内陸を中心に
0度前後までさがりました。

ただ、やはり、
宮崎では冬日になっていません。

日中は、穏やかに晴れていて
平野部を中心に
15度前後まで上がっています。

風は冷たいですが、
風のない日なたでは
ポカポカと暖かさも感じました。

洗濯物は、
スッキリ乾いたと思います。

あすには、日差しが弱まってきて、
しばらく、このような
スッキリとした晴れがない見込みです。

少なくとも一週間は、
きょうのようなキレイな青空が
見れない予想になっています。

冬の宮崎では、異例な予想です。

はてさて、この梅雨のような空は、
何と言いましょうか・・・

これまでにも、
2月後半あたりから
菜種梅雨が早めに出る傾向が
時おりみられていて、
菜種梅雨もどきなんて
いうことがあったものの、
1月に曇りや雨が続くのは、
やはり暖冬にしても、
なかなかないことです。

少なくとも、
この17年で記憶ありません。

システム的には、
菜種梅雨です。

ということは、
さらに早めに出てきた
菜種梅雨もどきでしょうか。

しかも、時折出ていた
菜種梅雨もどきよりも
さらに低気圧や前線の位置が
北寄りになりそうなところも
特徴です。

このため、九州南部だけではなくて、
九州北部や西日本・東日本の各地も
このさらに早めの菜種梅雨
影響を受けることになるでしょう。


そんな
さらに早めの菜種梅雨入りとなりそうな
あすは、
はじめ晴れ間が残りそうですが、
次第に厚みのある雲が増えてきて、
夕方には、
雨雲がかかってくる可能性があります。

午後にかけては、念のため、
傘を準備してお出かけください。

洗濯物も、午後は、
空模様を見ながらの対応が
必要になりそうです。

朝にかけて晴れ間があるため
朝はそこそこに晴れるでしょう。

夜にかけて伸びてくる前線が
九州北部付近ですので、
県内は前線の南側になって
暖かい空気も流れ込みそうです。

日中は、きょうよりも
日差しの暖かさが減るものの、
風に暖かさが含まれてくるでしょう。


前線は、あさってにかけて
九州北部付近に延びて、
前線の上の低気圧が
あさっての日中に
九州北部付近を通過する予想です。

前線の南側で、
明後日も暖かい空気が流れ込むため
春の雨の日を思わせるような
気温の予想になっています。

前線の南側だと、
山沿いを中心にとした雨になる
県内のパターンがあります。

明後日の資料を見ても、
その傾向が見えていて、
平野部は雨の量が
少ない所もあるでしょう。

その分、雨が少ない所ほど
気温が高めの予想です。

金曜日になると、
次第に前線が九州南部付近に南下して、
県内では
広く雨が降りやすくなるでしょう。

ただ、金曜日以降の雨の降り方は、
前線の位置によっても変わってきます。
おそらく降りっぱなしではなくて、
止み間もしっかりありますので、
そのタイミングなど
ぜひ、明日以降の新しい見解でも
ご確認ください。

来週前半までは
この早めの菜種梅雨もどきで、
来週後半には、
前線が東に抜けるとともに
寒気が南下しそうな
資料が続いています。

こちらの動向にも、
引き続き注目しましょう。

しっかり冬型になれば、
プロ野球キャンプインのころには
(○○が来ると寒くなるの通り寒いものの、)
キレイな青空になる可能性があります。

200121
昼ごろの
宮崎駅上空

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