波はありそう・・・

ノダっち

19年9月6日(金) 17:22

台風13号は、
非常に強い勢力のまま
東シナ海に入っていて、
大陸寄りを北上しています。

きょうになって強風域が
50キロほど広がりましたが、
予想される進路を進めば
まだ県内は強風域に
入りそうにありません。

強風域は、
台風が弱まると広がることもあり、
今後も広がるかもしれませんが、
いずれにしても、
とくに状況は変わらないでしょう。

台風の影響で、
台風周辺の湿った空気や
雲が入りやすい状態が
あす午前にかけて続きます。


昨夜から断続的に
発達した雨雲が県内にかかっていて、
一時的に警報も発表されています。

気象台の発表によりますと、
午前5時前の1時間の解析雨量で
延岡市付近で100ミリが出たようです。

恐れていた降り方でしたが、
1時間で収まって
助かったといえるでしょう。

日中も、内陸を中心に
雨雲がかかって、
少し発達しているものもありますが、
やはり、予想はやや過剰ですね。

北上している
活発な雨雲の帯があったものの、
県内には入ってきませんでした。

平野部は日差しが多くなっています。

台風外側の下降流もあり、
太平洋高気圧が
張り出しているためかもしれません。

それでも、油断はできない空です。

日差しもしっかり出ている分、
きょうも南部を中心に
30度前後まで上がって
蒸し暑くなりました。


今夜からあすにかけて、
台風13号は東シナ海の大陸寄りを進み、
県内に台風周辺の湿った空気が
次々と流れ込みそうです。

局地的には、発達した雨雲が
出来る恐れもあります。

また、台風のアウターバンド
と呼ばれる、
外側の発達した雲の帯の動き次第では
熊本県に近い地域で
雨雲が増えるかもしれません。

ただ、
やはり隙間は十分にあるでしょう。

ということで、
あすも晴れ間が見えても、
引き続き
雨の降り方にご注意ください。

とくに朝にかけては
雨雲が増えやすくなります。

逆に晴れ間が多くなった所は、
熱中症に注意が必要です。


あさって日曜日は、さらに
雨雲の流れ込みは少なくなり、
晴れ間もあるでしょう。

南西諸島付近に熱低が出来て、
台風13号は北に離れ、
台風15号が本州の南に進んでくるため
相対的に、気圧が高い場所に
なってきそうなのです。

このため、雲が
発達しにくくなるのではないか、
と思っている一方、
やはり
安定しきるまではいかないとも
予想しています。

東よりの風が県内に吹きこみそうで、
台風の南東に
暖かく湿った空気が
連なって北上するためです。

所々でにわか雨があるでしょう。

晴れていても、
念のための
雨具を準備して
出かけたほうが良さそうです。

晴れれば晴れるほど、
暑さも強まりますので、
引き続き熱中症にはご注意ください。


サーフィンの世界選手権も
いよいよ木崎浜で開幕しますが、
あすにかけては
13号によるウネリで
波が高くなるでしょう。

ただ、東風、もしくは南風なのが
少し残念でしょうか。

海に向かって吹く風だと
キレイな波になったのでしょうが、
波頭がつぶれやすいかもしれません。

一方、日曜日は
台風15号の
ウネリが入ってくるでしょう。
15号の発達が
それほど強くない見込みですので、
あまり高いウネリではないものの、
そこそこ立つのではないかと思います。


来週の月曜日は、
13号が南に忘れていく雲が
まとまって北上しそうな資料があり、
気象庁は、あさって朝に
熱低になると予想天気図に記してきました。
(もしかすると、14号の名残も
 入っているかもしれません。)

その動向次第で
月曜日の天気が変わりそうです。

来週の中盤以降も
高気圧の張り出しが中途半端で
不安定になりやすい予想が
相変わらず出ています。

今のところ、大崩れというほどの
予想ではありませんが、
今週のように
変わりやすい天気が出やすいでしょう。

一方、日本のはるか南海上では
相変わらずたくさん雲があります。
来週中ごろ以降、
まとまったものが出来る資料もあり、
引き続き注目です。

引き続き、「良い波」を
もたらす存在だけであってほしい
と願いつつ・・・・
190906
昼過ぎの宮崎市上空

きょうも、
しっかりと
青空がありましたね

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