梅は咲いたが・・・桜はどうか?

ノダっち

20年1月15日(水) 17:43

ウェザーニューズが
早くも桜の開花予想
きょう発表しました。

宮崎の標本木は、
平年(3月24日)より少し遅れて、
3月26日と発表されています。

これは、休眠打破
(つぼみが寒さにさらされて
 開花に向けて目を覚ます)が
遅れるためです。

ノダとしても、
この今の暖冬傾向からすると、
遅れる考えは妥当だと思います。

ただ、去年も暖冬でしたが、
3月22日に開花しました。

去年と今年で
ココまでで大きな違いもあって、
昨シーズンは12月に冬日があったものの、
今シーズンはまだ一度もありません。

ようやくここにきて、
冬らしい寒さにさらされている
桜でしょう。

一方で、去年は満開が4月5日と
開花から満開までに
2週間もかかりました。

開花から満開までの日数が
伸びる傾向が統計的にあって、
温暖化、暖冬化の影響が
出ているのではないか
と推測しています。

つまり、木の中で
たまたま早めに
休眠打破したつぼみは、
暖かさによって早めに咲きますが、
多くの蕾は休眠打破が遅れて
開花が遅れるため
満開までの日数がかかるのではないか、
と推測しているのです。

一方で、ノダが過去の気温と
開花日について調べてみたところ、
3月に入ってからの日中の気温も
影響してそうなデータが得られています。

去年の場合は、
3月に入っての気温が高めでしたが、
休眠打破の弱さによって
遅れたようなデータにも見えました。

この後の気温経過次第では、
もっと遅れるかもしれないですし、
3月の気温が高くなりすぎると
早まり可能性もあります。

そういう意味でも、
今年のサクラの傾向というのは、
今後、温暖化が進んだ時の
状況を予測するうえでも
とても意味のあるものになるでしょう。

注目です。

また、今後、
各社からも発表されてきますので、
どういう予想を組み立ててくるか、
注目しています。
さらに、WNI社は、
つぼみレポートをもとに
予想の修正も来月に行うようですので、
そちらにも注目しましょう。

また、ノダ独自としては、
日南海岸の山桜の動向や、
モモの開花状況にも注目して、
随時お伝えしていきます。


きょうの県内は、
スッキリと朝から青空が広がりました。

この時期らしい空気の冷たさですが、
昼間は昨日よりマシですね。

きのうよりも
日差しの暖かさも感じられました。

ただ、午後になると、
もう薄雲も徐々に増えてきています。


あすは、
また気圧の谷に入りそうです。

夜にかけて、
東シナ海に低気圧が進んできます。
低気圧の前面には
停滞前線(温暖前線側)が
伸びてくるん見込みで、
先に分厚い雲になりそうです。

資料を見ると、
本格的な雨雲は、
午後になって南部から
流れ込みそうに見えますが、
午前中(昼前)にも
上空に湿った空気は入るため、
所々で
雨がパラパラしてきそうです。
(下層が乾いていますので、
 レーダーに反応が出ても
 すぐには雨にならないものの、
 湿ってくると、所々で
 パラついてくるよ予想します)

洗濯物は、外に干しにくいでしょう。

また、忘れずに
傘を準備してお出かけください。

雨の降り出しが早いと、
昼にかけての気温上昇が
予想ほどないかもしれません。

また、降り出してから
気温が下がる可能性もあります。

北部山沿いは、気温が下がると
雪になる所もでてくるでしょう。

明後日の午前にかけては
南部ほど雨の時間が多く、
北部ほど
時間が短く量も少ない予想です。

ただ、明日の夜に
シッカリとかかった場合には、
峠道の通行などに
気を付ける必要も出るでしょう。

念のため、北部や熊本県境の峠道を
通行する予定の方は、
チェーンなどすべり止めを
ご準備ください。


明後日の午後には、
次第に天気が回復に向かって、
土日は晴れそうです。

ただ、日曜日は
やや不安定な気配もあります。

もう少し様子を見ましょう。

いずれにしても、日曜日の朝は
山沿いを中心に冷えそうです。
受験生は、
携帯カイロの準備をお早めに。

200115
宮崎中学校近くの
後田川緑道公園沿いに
植えられている紅梅です。

2~3分咲きと
いったところでしょう。

去年が11日で
1分咲き未満と
書いていますので、
同じくらいかと思います。

画像右上は、
隣に植えてある
白梅のツボミです。

こちらは
まだ咲いていませんが、
だいぶほころびかけて
いました。

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