熱低?前線??

ノダっち

19年8月19日(月) 17:38

みなさま、まつり宮崎の2日間を
楽しまれましたでしょうか?

ノダも、土曜日は、
ボランティアとして
お手伝いしていました。

気づいて、
声をかけてくださった皆様、
ありがとうございます♪

疲れましたが、
天気も良くて充実していました♪

昨日は、午後の夕立を
心配していたのですが、
レーダー上では、終了時間にかけて
それほどまとまった雨雲がかからず、
ホッとしています。

ノダは、朝に
10キロランをしましたが、
かなりの汗をかきました♪

午後からは、高校野球を見ながら
だら~っと過ごして、
台風以降のたまった心身の疲れが
ようやく
リセット出来た感じがしています。


そんな、休日明けですが、
オモシロい天気図に出会いました。

今朝発表されていた
今夜9時の予想天気図に
九州南岸での
熱低発生が予想されていたのです。

熱帯低気圧は、そもそも
熱帯地域で出来る低気圧ということで
熱帯低気圧なわけですから、
本来は、九州の近くで
出来るべきものではありません。

ただ、近年は、夏の時期に、たまに
九州の近くでもできています。

(昔にさかのぼって調べていませんが)
気候変動という点で
気になる現象です。

※温帯低気圧は、前線上などで
 暖かい空気と冷たい空気が
 (あるいは質の違う空気が)
 ぶつかり合う時に出来て
 その温度差が大きい時ほど
 発達するもので、
 熱帯低気圧は、暖かい空気だけが
 エネルギーとなって
 発生、発達します。

で、そもそも、
ホントに熱低が出来るのか?
と思っていたら、
あす朝の天気図が発表された
新しい資料からは姿を消しました。

変わって、秋雨前線らしい
停滞前線が今朝9時の実況天気図から
姿を現しています。

こっちのほうがしっくりきますが、
上に書いたように、
熱低と前線では全く別物です。

むしろ、
熱低が出来るはずだったところに
前線があるというのは、
すごい矛盾をはらんでいる様に感じます。

気象庁の中で、
いったいどういう解析になったのか
大変興味深いです^o^;

頑張れ気象庁です^o^;


いずれにしても、
九州南部付近は、
太平洋高気圧の弱い部分になっていて、
大陸の高気圧との間でも
気圧の谷となり、
湿った空気が流れ込んでいます。

その影響で雲が出来やすくて、
発達した雨雲も所々に発生中です。

きょうも、ザッと雨が
強まった所もあります。

雲が多くなった影響で、
きょうは昼の気温が上がりにくく、
県内各地とも真夏日を脱出しました。

そういった意味でも、
秋雨前線の北側になったのではないかな、
と納得がいきます。


今夜からあす日中にかけて、
特に朝くらいまでは、
雨雲がかかりやすい予想です。

あすの日中以降は、
次第に雨雲が減ってくるでしょう。

ただ、
雨雲が減ってきた後で
日中にかけても、局地的に
雨雲が発達する恐れがあります。

あすにかけても、急な激しい雨や
落雷、突風にご注意ください。

午後にかけて、
だんだんと高気圧が強まって
湿った空気の流れ込みエリアが
北上しそうな予想になっています。

夕方以降を中心に、午後は
南部平野部から
晴れ間が出てきそうです。

きょうよりも雨が少なく、
気温もきょうより上がる見込みで、
暑さが戻ってくるでしょう。
とくに、日が差した場合には
蒸し暑さが強まりそうです。

ふたたび、
熱中症にならないようにご注意ください。

ただ、北部は
大分県に近い地域を中心に
夕方以降にも
雨雲がかかる可能性があります。


いったん、あさってには
太平洋高気圧の県内に戻りそうです。

各地で夏本番の暑さになって
暑さが厳しくなる所もあるでしょう。
熱中症にご注意ください。

木曜日まで晴れたあと、
金曜日以降は、
秋雨前線の動き次第です。

週末からは
ぐずつきやすくなる可能性があるものの、
少し様子を見ます。


なお、南海上の雲は、
まだまとまりきっていないものの、
きょう午後の資料では、
フィリピンの東で
あさっての熱低の予想が出てきました。

この動きは、
週末の雨の予想にも
影響を与えそうです。

週末の雨も、
熱低によるものと見ていますが、
動き次第では
違ったことになるかもしれません。

注目して様子を見ていきましょう。
190819_1
土曜日も
まつり宮崎、
野田の持ち場からの
夕陽。
190819_2
きのう午前に
走りに出た時の
ボンヤリした空
190819_3
左から
今朝発表されていた
今夜の予想天気図
(TDが
熱低のマークです)

真ん中が
きょう午前9時の
実況天気図

右が
午後に発表された
あす朝の予想天気図
190819_4
きょう午後3時の天気図

その後、午後3時に
沖縄付近で
熱低が解析されました。

もともと、
低圧部として
解析されていた部分です。

宮崎が秋雨前線の北側
という状況も含めて
これには、あまり
違和感がありません。

 

投稿月