出口はうっすら・・・

ノダっち

19年7月11日(木) 17:50

はやぶさ2が
小惑星リュウグウに
2回目のタッチダウンを
成功させたようです。

素晴らしい日本の技術力ですし、
太陽系が始まった初期の状態を
保存した岩石を
採取できた可能性もあり、
地球の成り立ちなどを
知っていく上でも
興味深い成果が期待できます。

子供たちにも
ぜひ今回のはやぶさが成し遂げたことに
興味を持って欲しいです。

そういう自然科学への興味が
防災への第一歩だったりもします。

ぜひ、ここを読んでくださった方、
お子さんがいらっしゃれば
はやぶさが成し遂げようとしている
凄いことを話してあげてください。

これで、はやぶさ2の
現地での大きなミッションは
終わったはずです。

無事に帰ってきてくれるのを
また楽しみに待ちましょう!


さて、きょうの県内は、
朝まで所々に雨雲が残ったものの、
日中は各地で日差しが出ています。

西風が吹いて
山越えの気流で気温が上がる
フェーン現象も加わり、
平野部で気温が上がりました。

平野部で30度を超えて
真夏日になったところが多く、
日向では33度近くまで
上がっています。

高鍋と延岡市古江で
今年初の真夏日になって、
ようやく県内全地点で
今年の最高が30度以上になりました。

また、宮崎市は、12日ぶり、
延岡は14日ぶりの真夏日で、
なんと
日南市油津はおよそ一ヶ月半ぶりの
真夏日になっています。

油津は、5月下旬に真夏日になった後、
6月は
一度も真夏日にならなかったのです。

今年の太平洋高気圧の弱さを
象徴している現象でしょう。


あすも、九州付近では
前線が弱まった状態で、
晴れ間がありそうです。

引き続き気温が上がります。

熱中症に注意です。

また、
あすも洗濯チャンスでしょう。

あすにかけての日差しを
有効にお使いください。


あさっては、午後にかけて
前線が伸びてくるため
次第に雨が降り出しそうです。

降り出しのタイミングは、
あすの予報でお伝えしますので、
ご確認ください。

いずれにせよ、
前線の状態によっては、
日曜日にかけて
大雨となる恐れがあります。

引き続き、土壌雨量は高めです。
雨がまとまってくると、
危険度がすぐに上がるでしょう。

最新の情報をご確認ください。

宮崎地方気象台は、
13日(土)、14日(日)ともに、
警報級の可能性を「中」と
発表しています。


さらに来週も
雨の日が続きそうですが、
来週後半には、
太平洋高気圧が強まりそうな
資料になってきました。

梅雨の出口がその先にあるのを
少し感じられる資料になっています。

きのうまでは
かなりかすみが濃かったですが、
うっすら、うっすらと、
見えるようになってきました。

きょう発表された一ヶ月予報では、
20日以降は、
平年並みに晴れる予想です。

つまり、このあたりか、
今月下旬の中に
梅雨の出口が予想できます。

20日から一週間の平均気温は
平年並みの予想で、
27日からの2週間は、
低:並み:高=3:3:4で
やや高温よりの
ほぼ平年並み予想です。

夏空になってくるでしょう。

(ただし、
 フィリピンの東では
 たくさんの雲ができ始めています。
 この動きがどうなるかも、
 カギを握りそうです。
 この雲が、太平洋高気圧を
 強める効果も
 持っているかもしれない一方、
 進路も気になります。)

一方、一ヶ月の降水量は、
平年並みか平年より多い予想です。

再来週以降が
平年並みに晴れるとすると、
来週にかけての
雨の多さを示唆しているでしょう。

この先、
梅雨明けが発表されるまで、
ひとまず来週にかけて
防災意識を高めておく必要があります。
190711_1
昼前の
MRTから西の空

青空ちらり
190711_2
きょうのサンマリン
(山下Dより)

きょうは
西からの風が
強かったようです。

この風により、
平野部で気温が
上がりやすくなり、
晴れ間もでました。
190711_3
きょう
午後4時までの
最高気温

投稿月