今週は大雨災害に警戒

ノダっち

19年7月1日(月) 18:00

金曜日の予想よりも
少し早めに
前線が南下してきたようです。

土曜日は、予想通り、
前線が九州北部付近から
九州の北の時間が多く、
前線の南に入った県内は
晴れ間が合ったり、
急にザっと雨が降ったりと、
変わりやすい天気でした。
前線の南側にある時の
典型的な
天気だったといえるでしょう。

家族みんなで楽しみにしていた
結婚式にも出席させていただき、
梅雨前線の心配をしながらも
幸せな時間を過ごした野田家です。

ただ、日曜日は
九州の中部、南部付近に
活発な雨雲がかかりやすくなりました。

梅雨前線は、九州北部から
中部付近に延びることが増え、
九州の北までは
北上しにくくなったようです。

これにより、朝から
発達した雨雲が熊本付近にかかり、
県内も、山沿いを中心に
発達した雨雲が流れ込んで、
雨量が増えてきました。

そんな雨を気にしながら、
PTAのミニバレー大会に出たのですが、
いやぁ、体育館は蒸し暑かったです。
窓が開けてある分、
バドミントン経験者としては、
あれよりはましだなぁ、
と思ったものの、
こまめな水分補給は
欠かせませんでした。

夜遅くには、
土壌雨量指数が上がってきて
日付が変わると、
閾値を超えると予想されたようで
山沿いで大雨警報も出てきています。

気象台が警報を出すくらいに
予想された通り、
日付が変わると
雨雲が組織化してしまいました。


鹿児島県側で、
いわゆる線状降水帯状に組織化し、
県内に霧島連山声で流れ込み、
えびの高原では、66ミリの
非常に激しい雨を実測しています。

そのまま、朝にかけて
この降水帯が東に移動しながら
大雨を降らせて
一気に危険度が上がりました。

28日(金)からの
降り始めからの総雨量は、
きょう午後4時現在で、
えびの高原が
865ミリに達しています。

えびの高原は、
もともとズバ抜けて雨の多い地点で、
7月の平年雨量は
798ミリもあるのですが、
4日弱の間に
すでに、これを超えてきました。

宮崎市の7月の降水量平年値は
309.4ミリで、
県南部の所々では、
この数字を超えてきています。

つまり、すでに所々で
地盤が緩んできている状況です。

また、地面に
たっぷりと水がしみ込んでいますので、
河川も増水しやすくなっています。

きょうの昼ごろからは、
朝までに比べて
少し雨雲が弱まったものの、
所々に発達したものがあり、
こういったものが、
いつ組織化してもおかしくありません。

あすにかけても、
所々に発達した雨雲が出来る
予想をしている資料があります。

あすも、各種大雨災害に警戒し、
落雷や突風の発生にもご注意ください。

自治体から
避難に関する情報が発表されましたら、
速やかに安全な場所に退避が必要です。
避難所に行くよりも、
今いる場所が絶対的に安全であれば、
その場にとどまるのも避難になります。
ただし、正常性バイアス
(自分は大丈夫だという思い込み)を
取り除いての判断が必要です。
どうかわからない場合は、
避難行動をとりましょう。

また、その場にとどまるにしても、
十分な避難物資を
確保しておくことが必要です。

それら、避難を判断する材料として、
ハザードマップの確認は
一つの大きな材料になります。
事前に確認しておきましょう。

金曜日も載せましたが、
確認しやすいのは、
国交省のわがまちハザードマップ
便利です。

すでに地盤が緩んでいますので、
今後の、雨の降り方によって
すぐに危険度が上がりやすいでしょう。
とくに、すでに雨量が多い南部です。

北部も、今後の雨の降り方次第で
危険度が上がりますので、
きょうの所は
まだ強い雨がなかった所も
今後、まだまだ警戒が必要になります。


というのも、
あさって以降も、梅雨前線が
九州付近に予想されているのです。

ほとんど
九州内で南北動をするくらいで
離れていかず、
前線自体が解消しそうにありません。

しかも、前線に向かって
次々と暖かく湿った空気が供給され、
発達した雨雲が
出来やすくなりそうです。

気象台は、きょう7月1日17時時点で、
県内の警報級の可能性について、
4日(木)までが「高」
5日から6日(土)までが「中」
と発表しています。

地面からの雨が抜けないまま、
次々と雨雲がかかりそうですので、
かなり心配しています。

降り始めからの総雨量が
かなり多くなる恐れもあります。

河川も増水しやすくなりそうです。

今週、防災の意識を十分に高めて
雨に関する情報を
しっかりとご確認ください。

190701
きょう未明から
朝にかけても
雨雲の様子

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