来週から本格化か!?

ノダっち

19年6月20日(木) 17:42

ふたたび
スッキリと梅雨の晴れ間が
広がりました。

土曜日に迎える
夏至間近の日差しは
さすがに強いですね。

昼の影の短さを感じやすい
きょうの晴れ間だったでしょう。

強い日差しで
気温が上がっています。

沿岸は、海風が吹いたため
内陸を中心に
所々で真夏日になりました。

海からの風が吹いたため
湿った空気も入っていて、
沿岸部でもムシムシした暑さです。

気温上昇で大気の状態が不安定になり、
夕方になると、北部山沿いの一部に
夕立雲も出来ました。


あすは、午後にかけて
南海上の梅雨前線が北上して
九州南部に近づくため、
前線が近づく午後に
南部を中心に雨雲がかかりそうです。

ただ、そのくらい近づくのか、
雨雲がかかるのか、
きょうになっても
資料に乱れがあります・・・

朝に晴れ間が見えても、
念のため、午後にかけては
傘を準備してお出かけください。

とくに、南部ほど
夜にかけては
持っておくと安心でしょう。

きょう午前の資料よりも、
午後の資料のほうが
前線の北上が弱まっていて、
前線本体の雨雲は
ほとんどかからない予想に
変わってきました。

それによって、
晴れ間も出そうな資料です。

ただ、その場合でも、
上空に気圧の谷が進んでくるため、
午後になって、山沿いを中心に
湧いてくる雨雲があるでしょう。

すごく微妙な明日の天気見解です。

転ばぬ先の杖ならぬ
降らぬ先の傘ってことで・・・
傘のご準備を。

朝にお伝えする情報も
ぜひご確認ください。

土曜日の予報も
やはり怪しいです。
こちらも、また
新しい見解をご確認ください。

日曜日は、
雨マークがつきましたが、
こちらも、
上空の気圧の谷によって
午後になって湧いてくる雨ではないかと
予想しているのですが、
明日以降の前線の位置によっては
前線のほうかもしれません。

土日ともに、出かけるときには
雨が降り出していなくても
傘を準備しておいた方が良い、
ということは確かです。

月曜日から火曜日に
晴れやすくなりそうな予想は
変化なしです。

水曜日になると、
梅雨前線が北上してきて、
本格的に雨雲がかかってきます。

南の太平洋高気圧が
ようやく強まって
前線を押し上げそうです。

南から暖かく湿った空気が入り
雨雲が
発達しやすくなるかもしれません。

また、南の海には
気になる渦巻も出来ています。

少し前から
熱低と解析されていた雲が
フィリピンの東にあるのですが、
北上を予想する資料が出てきました。

まだ熱低として発達していませんし、
ハッキリとはわかりません。

梅雨前線に
湿った空気をもたらすだけの
存在かもしれませんが、
そうだとしても、
前線の活動がどうなるか気になります。

来週後半の雨の降り方は、
注意しなければいけないかもしれないと、
気に留めておいてください。

また、きょう発表された
一ヶ月予報によりますと、
この先一ヶ月の降水量は
平年並みか平年より多い予想です。

これから7月は、
ただでさえ大雨の危険性が
上がってくる時期なのに、
平年より多くなる可能性が
平年並みと同程度というのは、
すごく気がかりな予報になっています。

また、平年の梅雨明け14日ごろよりも
梅雨明けが遅れる可能性も
示唆したものともとらえられるでしょう。

梅雨入りが発表されてから
きのうまで20日間の雨の量は、
平年より
少なめになっている所が多い県内ですが、
ぜひとも油断せずに、
来週は防災意識を高める必要が
あるかもしれないと
心に留めておいてください。
190620_1
5月31日から
6月19日までの
降水量の平年比
(気象庁HPより)

県内は
一部で平年並みですが、
平年良し少ない所が多く
南部山沿いで
半分を下回っています。

九州は、とくに
東シナ海側で
少雨傾向が顕著です。
190620_2
きょう午前9時の
衛星画像

九州の南に
梅雨前線の雲の帯があり
その南は
太平洋高気圧の
晴れの区域で
さらにその南に
熱帯低気圧の雲があります。

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