傾向として参考に・・・

ノダっち

19年6月19日(水) 17:10

新潟県から山形県で
震度6の地震がありました。
M6.7となっています。

日向灘を震源とする地震でも
このくらいものは
いつ起きてもおかしくない、
とされています。

こういう機会で、
改めて、
身の回りの備えを見直しましょう。


天気は、南部を中心に
梅雨空となった県内です。

南海上の梅雨前線が北上して
近づいてきたため
南部を中心に雨雲がかかっています。

一方、前線から遠い北部は
午前から
大分県に近い地域を中心に
雲が薄くなって晴れ間が出ました。

午後には、
順調に前線が南下したようで、
南部でも晴れ間が出てきています。

またコンピューターの予想が
ずれました・・・・

が、これほど大きく南下するのは、
上空の偏西風が
日本上空で大きく蛇行していることを
意味しているといえるでしょう。

なかなかこの蛇行が収まりません。

この影響で、
前線も安定しないのでしょう。

梅雨入りが遅れている福岡では
田植えが出来ない地域も
あるようです。


あすも、前線は南下したままで、
晴れ間が広がるでしょう。

その分、内陸を中心に
きょうより暑さが強まりそうです。

急な暑さの強まりになりますので、
熱中症にならないように
お気を付けください。

ただ、安定した晴れ間ではなく
薄雲が多めのところがあったり、
昼の気温が上がる内陸では
午後に、夕立的な
にわか雨の可能性もあります。

あさっては、再び前線が
九州南岸に近づきそうです。
この影響で雲が多く、
雨雲がかかる可能性も高めの
資料になっています。

ただ、土曜日には
再び前線が南下しそうです。
週末も晴れそうですが、
夕立的なにわか雨は
起きやすい可能性があります。

その後、来週の中ごろになって
前線が北上傾向になりそうです。
この時の前線のふるまいは
また注視していきたいと思います。


さて、気象庁さんが、
きょうから2週間気温予報
というのをはじめられました。

こちら から確認できます。

ただし、イマイチです。
一般の方にとっては
使い勝手が良くないと思います。

2週間気温予報は、
週間予報の先の
8日目から12日目について、
前後5日間の予想の平均気温が
表示されるものです。

つまり、きょうの気象庁画面を
サンプルとして載せておきますが、
27日の欄に記載されている数字は、
25日から29日の平均気温になります。
それで、傾向をとらえてほしい、
という仕様です。

平均になるので、予想が
かなり均されたものになってしまいます。

その日に、急に暑くなるのか、
寒くなるのかとか、
そういったものは分かりにくいでしょう。

気象台からも、
報道機関で伝える場合には
27日「ごろ」の最高気温は
○○度「くらい」になる予想、
と伝えてほしいと要請されています。

う~~~~~ん・・・・

でしょ!?

例えば猛暑日が続いていて、
8日目以降も続くかどうかも、
その前2日に
引っ張られている可能性もあり、
ハッキリわからない予想なのです。
(その後ろも続いていれば、
 なんとなく続きそうだなぁ、
 という傾向を把握することはできます)

なかなかに放送向きではないため
今まで触れていませんでしたが、
農業などで、長期の気温の傾向として
利用するにあたっては、
有効な面もあるかもしれません。
(ただ、今までの一ヶ月予報での
 2週目の気温の予想との違いが
 あまり感じられないかもですが・・・)

ただ、利用する際には、
その日に急に寒くなって
霜が降りたりという可能性があっても
反映されていないなど
急な天候の変化は反映されにくい点、
その日を対象にした予報ではない
という点に留意して
あくまでも傾向として
お使いになってください。

なお、毎日14時半に更新されます。
11時に週間予報が更新されるものの、
8日目以降の気温は、
14時半まで
前日に発表されたデータですので、
ご覧になる際はご注意ください。
190619_1
きょう初発表の
2週間気温予報
(気象庁HPより)

2週目の数字は
すべて平年並み・・・
まるで平年値を
並べたようです^o^;
190619_2
午後5時ごろの
MRTから北西の空

チラッと青空も
見えていました。

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