秋雨前線ふたたび

ノダっち

19年10月17日(木) 17:50

朝から、
何をいまさら・・・・
というニュースに接して
あきれてしまいまいた。

東京オリンピックの
マラソンや競歩の開催地を
札幌にしよう、
というニュースです。

決まった時から、
この日記に書きましたが、
こんな時期にやったら
暑いのは分かっていたし、
ハードなスポーツへのリスクは
分かっていたことでしょう。

もちろん、気温的には、
選手のためには
東京よりは札幌の方が
マシだと思います。

ただ、8月上旬は、
梅雨前線が不明瞭になりながら
北上しているため、
雨のリスクが上がるのではないか、
と思って調べてみました。

2010年から今年まで
10年間の半旬ごとの日数は
以下の通りです。

1ミリ以上の日数は、
7月21日~25日=札幌11、東京17、
7月26日~31日=札幌 21、東京18、
8月01日~05日=札幌 07、東京08、
8月06日~10日=札幌 18、東京14、

10ミリ以上の日数は、
7月21日~25日=札幌03、東京02、
7月26日~31日=札幌 10、東京07、
8月01日~05日=札幌 03、東京03、
8月06日~10日=札幌 12、東京06、

でした。

男子マラソンが行われる時期は、
札幌で、10ミリ以上の
本格的な雨の確率が
東京の2倍になっています。

ただ、この10年間が
たまたまかもしれないと思って
過去のデータにさかのぼってみると、
この8月6日~10日の期間は、
10ミリ以上の雨の日数に
増加傾向がみられました。

ハッキリ検証はしていませんが、
状況的には温暖化の影響などが
あるかもしれません。

それでも、
しっかりとした雨になる確率は
5日間のうちで1日くらい
というの確率ですので、
暑さによる危険度よりは
マシでしょうか。

なお、
このマラソンや競歩の
開催場所を見直す
きっかけになったとされる
暑かった今年の世界陸上ですが、
同じカタールで、
2022年に
サッカーのワールドカップが
予定されています。

これも、決まった時から
暑さが懸念されていました。
が、FIFAは、当初予定されたいた
夏の開催から、
11月下旬からの開催に
変更したようです。

そもそもですが、
東京オリンピックも、
こういう英断が欲しかったでしょう。
これも、
いまさら言ったところで・・・
ですが。。。m( _ _ )m


さて、きょうの県内は、
九州の南に秋雨前線が伸びてきて
雲が広がりやすくなりました。

もやもやした気持ち
そのものの空です^o^;

午前中は晴れ間があったものの、
所々に雨雲もかかってきています。

ただ、昨日予想したよりは
雨雲が北に偏っていて、
きょう日中のところ
県内の雨は少なめです。

しかし、やはり
気温の上がり方は、
昨日までよりも鈍い所が多く、
本日、ついにノダも
昼間も長袖で過ごしています。


あすは、前線上に
低気圧が出来て、
九州南岸に近づきそうです。

このため、きょうよりも
本格的に雨が降りやすいでしょう。
急な強い雨や落雷、
突風の発生にご注意ください。

ただ、雨の分布については
資料によって差があります。

本格的に降って、
雨が強まる恐れを示すものある一方、
雨が少なめで経過しそうなものもあり、
明日朝お伝えする降り方を
また参考にしてください。

あすも、昼の気温が
きょう現在の予報ほど
上がらない可能性もあります。

沿岸は、
強い風や高い波にもご注意ください。


あさっては
午後になると止んできそうですが、
このタイミングも
資料によってマチマチです。
前線の位置によっても
変わってくるでしょう。

日曜日に関しても同じで、
やや怪しい雰囲気も出てきました。

念のため、日月も
新しい予報でご確認ください。

火曜日には
もう天気が下り坂に向かいそうです。
大陸からの移動性高気圧が
もう少し南を通るようになると
安定するのでしょうが、
やや北に偏っているように見えます。

来週後半の雨も、
強まりそうな気配もあり、
その後、冬型になるかもしれません。

来週にかけての天気経過は
台風19号被災地への影響は
気がかりです。

191017
午後5時の
衛星画像
(気象庁HPより)

フィリピンの東の雲は
熱低の雲で、
気象庁は
24時間以内に
台風になる見込み、
と発表しています。

ただし、各資料に
九州への大きな影響は
相変わらず
見られません。

右下にも
気になる雲もあります。

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