2割ほど小さくなります

ノダっち

19年6月12日(水) 17:17

台風の予報円について、
気象庁から発表がありましたので、
本日は
そのお知らせから書いておきます。

気象庁が発表している台風予報は
中心が進むと予想される範囲が
円で表示されているのは、
ご存知の通りでしょう。

その予報円が
だんだんと広がっていくのは、
時間が先になるに従って
予報の確実性が下がるためです。

これは、気象予測に
カオスが存在するためで、
週間予報で先の予報が
あたりにくくなるのと同じで
いかんともしがたいものになります。

予報円が大きくなるのが
台風の範囲が広がるからと、
誤解をもって
理解されている方もいらっしゃる
ちょっとわかりにくいものでもありますが、
その仕組みを理解すれば
幅をもって考えるという意味で
利用しやすい予報形態です。

さて、その予報円は、
その中に台風が入る確率が
70%に入るように
書かれているのですが、
その円の大きさが
次の台風から
およそ2割ほど小さくなる
と、きょう発表されました。

予報手法が改善されたためです。

同時に、予報手法の改善により、
どこに動くかわからない台風は、
今よりも予報円が
大きくなる可能性もあるとも
発表されています。

つまり、今まで以上に
予報円の大きさは、
予報の確実性を
表すことになるでしょう。

2割の大きさの違いが
実際に感じられるかどうかは、
出てみないとわからないなぁ
とも思ってますが、
次の台風が出来たときには
予報円の大きさにも
注目してみましょう。

なお、今年は、1月と2月に
一つずつの台風が出来た後、
3月から台風が出来ていなくて、
今のところ、
すぐに今年の台風3号が
出来そうな気配はありません。


きょうも、五月晴れの県内でした。

夕立的なレーダーの反応も
ごくごく一部にとどまっています。

強い日差しが照り付けて
えびの市加久藤では
真夏日になりました。

やや乾いた空気も入って
カラッとした暑さだったでしょう。


あすは、きょうよりも
薄雲が増えそうですが、
引き続き大きな崩れは無さそうです。

夕立的なにわか雨の可能性も
低めになっています。

しっかりと洗濯もできるでしょう。

一方、あさっては
雨が降り出す予想になりました。

本格的な雨になりそうです。

警報レベルの予報は出ていないですが、
やや雨脚が強まるでしょう。

また、朝からの降り出しになって
前線の北側で雨が降るため、
昼の気温が上がりにくくなりそうです。

半袖だと、昼間でもヒンヤリと
感じられる所もあるでしょう。

土曜日まで雨が残りますが、
次第に止んでくる流れで、
日曜日は晴れる可能性が高くなりました。

土曜日の回復具合は、
前線の動き次第です。
190612
2割ほど小さくなる
予報円のサンプル
(気象庁発表資料より)

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