あすから警戒レベル追記へ

ノダっち

19年5月28日(火) 18:07

昨日予想されたほど
発達した雨雲がかからず、
過ぎて行ってくれました。

暖かく湿った空気が
流れ込んできていたのですが、
流れ込みが
あまり強くなかったのでしょう。

昼頃からは
順調に雨雲が抜けて、
午後は青空も見えてきています。

日差しが持ったところほど、
午後になって気温も上がりやすくなり、
蒸し暑さも感じられたでしょう。


あすは、前線が南下し、
しっかりと高気圧に
覆われてきそうです。

前線に近い南部ほど
はじめ雲が残りそうですが、
薄い雲が中心でしょう。

北部から
次第にスッキリと晴れてきそうです。

内陸ほど気温が上がりやすくなり、
再び真夏日の所もある予想ですので、
熱中症予防を心がけましょう。


あさっても晴れた後、
金曜日から雲が多くなりそうです。

週末については、
まだはっきりしません。

資料によってばらけています。

日曜日以降は、
前線が南下傾向な資料が増えて、
雨雲がかからない側が
優勢になりつつあるものの、
もう少し様子を見ましょう。

いずれにせよ、
来月になると、
梅雨前線の間接的な影響も
たびたび出てきそうです。

この先の晴れ間は
有効に使っていきましょう。

また、梅雨になってくると
防災の意識も
一層高める必要もあります。


その中で、今シーズンから
気にしていただきたいのが、
警戒レベルという話です。

すでにMRTニュースNextでも
お伝えしましたが、
避難に対する、
警戒レベルという考え方が
この大雨シーズンから
導入されることになっています。

先行して、あすからは、
気象庁(気象台)から発表される
土砂災害警戒情報や
指定河川洪水情報に
「レベル〇」相当という情報も
付加されて
発表されるようになるようです。

(土砂災害警戒情報はレベル4)

ただ、
気象庁から発表される
土砂災害警戒情報は
市町村単位で発表されるのに対し、
避難情報はさらに細かい
地区単位などで
自治体から発表されます。

ココに混乱が発生しないか、
心配です。

また、気象庁の警報よりも
レベルの高い避難情報が
発表されることも考えられます。

気象庁のホームページの対応も
まだ終わっていません。

十分な浸透の時間が
作られていないまま、
また、準備も整っていないまま。
始まってしまったことにも
不安を覚えています。

空振りばかりで
情報の信ぴょう性が
落ちてもいけないでしょうし、
ギリギリに逃げてと言って
それが手遅れになってもいけません。

そのバランスはとても大事でしょう。

出される情報は、
どれだけ頑張っても、
手遅れになることや
空振りになることも予想されますので、
減災の基本は、とにかく
「危なくなる前に逃げる」
ということなります。

ですから、
自分がどういう場所にいるのか、
ということを
しっかりと知っておくことは
大切です。

ただ、その判断は
やはり難しいものでしょう。

また、その時に
必ず家にいるとも限りません。

出された情報は、
正しく、正確に伝えることが
放送局としての使命です。

ただ、そこにわかりやすく、
ということも考えた時に、
それをどう伝えればよいのか、
まだまだ考えがまとまりません。

実は、この週末に、
九州各局のアナウンサーや
気象予報士が福岡に集まって、
これらの情報に対して
どのように伝えていこうか、
という勉強会が開かれますので、
ノダも参加してくる予定です。

しっかりと勉強して、
皆様の命を守る行動に伝わる情報を
より分かりやすく正確に
お伝えできればと思います。

190528
午後の
宮崎市内の青空

 

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