週末は大雨に警戒

ノダっち

19年5月17日(金) 17:47

梅雨前線の北なんですが、
梅雨前線の南にいるみたいな天気です。

宮崎に来て17回目の5月ですが、
梅雨前線の北側で、
このパターンの大雨に警戒するのは
初めてだと思います。

なんだか、いつもと違う
大気の流れになっている雰囲気です。

夏にかけて、何が起きるのか・・・

気がかりな梅雨入り前になっています。


きょうも
宮崎市内は晴れ間が広がりました。

ただ、たまに
サッと雨が降っています。

また、沿岸から少し内陸に入ると
雨雲がかかりやすくなった所もあり、
やはり不安定です。

梅雨前線の南側にはいると、
こういうパターンがよくあります。

前線の北側だと、
東風が流れ込んできても、
どんより曇るパターンだったり、
海から低い雲が入ってくるので
沿岸部でも
シトシト雨が降ったりしやすいのが
よくあるパターンです。

県内は晴れ間があるものの、
東風によって
雲も出来やすくなっていて、
時おり日差しが弱まっているのに対して、
山を越えると雲が消えやすくなって
東シナ海側や九州北部は
気温も上がっています。

とはいえ、前線の南にいるときほど
気温は上がっていません。

たしかに、
前線は九州よりも南にありそうです。


あすも、
東からの湿った空気の流れ込みで
県内は雨雲がかかりやすくなるでしょう。

とくに、雨雲が多くかかりやすいのは、
沿岸線から
少し内陸に入った地域と思われます。

沿岸部では止み間もあるかもしれません。
ただ、
上空に気圧の谷も進んできますし、
前線自体も、
きょうより近づく予想ですので、
前線による雲もかかってきて、
今日ほどの晴れ間がなさそうです。

湿った空気の流れ込みも強まるため、
局地的に
雨雲が発達する恐れもあります。
とくに、上にも書いたように
きょう雨が降りやすかったエリアが
中心となるでしょう。

大粒の雨で
景色がかすむ様に降ってきたときには、
急な道路の冠水、
落雷・突風の発生などにご注意ください。

朝にかけては
ややムシムシ感じるくらいに
なるかもしれませんが、
前線の北側ですので、
雨雲がかかりやすくなったところは
昼の気温が上がりにくくなりそうです。

日曜日は、上空の気圧の谷が抜け、
あすよりも
雨雲がやや減るかもしれません。

ただ、東風の流れ込みが続きますので、
局地的な雨雲の発達には、
引き続き要注目でしょう。

月曜日にかけて、続きそうです。

とどめとなる前線の通過は、
きのうの予想より早めで、
火曜日の日中には抜けていき、
回復してくる予想になってきました。

前線が通過しきるまでは、
沿岸よりも少し内陸に入った地域ほど
総雨量が
多くなりやすいかもしれません。

総雨量が多くなった地域では
地盤の緩みなど心配になります。

気象台からも、
土砂災害に警戒を呼び掛ける
情報が発表されています。

週末の間も、
気象台が発表する情報など
雨に関する
最新の情報の確認もお願いします。

宮崎地方気象台発表の気象情報
宮崎県内の注意報警報一覧
土砂警戒災害メッシュ情報
浸水害の危険度分布


火曜日に天気が回復した後は
今度はしばらく
優勢な高気圧に覆われそうです。

ただ、1週間続くかどうかは
なかなか怪しい季節になります。

来週月曜日からお伝えする天気予報も
ぜひともご確認ください。
190517
昼前の
MRTからの西の空

不安定感満載です

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