震度5弱

ノダっち

19年5月10日(金) 17:18

宮崎県内で
震度5弱以上を観測したのは
3年前の熊本地震の時に県北部で
5弱や5強を観測して以来です。

また、
日向灘を震源とする震央とする地震で
県内で5弱以上を観測したのは、
1996年12月3日以来となっています。
宮崎市での震度5弱以上も
この時以来のようです。

今回の地震が、
その規模がM6.3と推定されていますが、
日向灘を震央とする地震で
M6以上が発生したのは、
2004年のM6.0以来のことに
なっています。
この時の最大深度は4でした。

また、その前は、
県内で震度5を観測した
1996年の12月3日で、
M6.7という記録ですので、
1996年の物は、規模にすると
今回よりも
4倍ほど大きかったことになります。

また、気象庁によりますと
今回とほぼ同じ震央付近では
1931年にM7.1の地震が
起きた記録があるとのことです。

なお、発生から5分後には
若干の海面変動があるかもしれないが、
津波による被害の心配はない、
との情報が気象庁から
発表されています。

油津の潮位計は
若干の海面変動のようなものが
表示されていたものの、
気象台によると
地震によるノイズで
海面変動は
観測されていないとのことです。

5弱になった地震の1時間ほど前に
最大震度3の前震がありましたが、
その後、最大震度3の余震が発生し、
午後2時前にも最大震度1の地震が
発生しました。

3月も、今回とは少し離れた
日向灘で
M5台の地震が相次いでいて
日向灘はの地震は
活動期になっているようです。

気象庁も、
今後の余震に注意するよう
呼び掛けています。

日ごろから備えておきましょう。

地震には、とにかく
日ごろからの備えが大切です。

なお、過去の
日向灘を震央とする
規模の大きな地震については
政府の地震調査研究推進本部で
こちら
にまとめられていますので、
この機会に、ご一読ください。


さて、地震さえなければ、
朝からなんとも気持ちよい
5月らしい青空が広がったのですが、
昼ごろからは
また雲が増えてきました。

ただ、こちらは
大きく天気を崩す雲ではありません。

雲が広がる前には
羊雲も出たようで、
それで不安に思った方も
いらっしゃったようですが・・・

普通にある
キレイな雲ですからね^o^;

昼間もこの時期らしい
過ごしやすい陽気が
戻ってきています。


さて、週末は、
このまま晴れそうです。

土日ともに、
招待高校野球日和でしょう。

昼間は半袖で過ごせるくらいの
陽気になりそうです。
日焼けにはお気を付けください。

山沿いを中心に
夕立的なにわか雨の可能性もあり、
アウトドアで楽しむ予定の方は
念のため、午後の雲行きに
気を付けておきましょう。

しばらくの雨宿りで
しのげる程度と思われます。


来週は、週間予報的に見ると
梅雨の走りの雰囲気も見える
マークの並び方ですね。

このあたりで、
沖縄や奄美が梅雨入りでしょうか。

ただ、県内の来週のくもりや雨は
梅雨前線による
直接の影響でもなさそうなので、
梅雨の走りとしてよいかどうかは
意見が分かれるところかと思います。
(梅雨前線による崩れでなくても、
 梅雨の雨とされることもあるので、
 その点と同じでどう解釈するかです)

いずれにせよ、
来週の平日は
天気が安定しそうにありません。

月曜日も晴れ間がありそうですが、
土日よりは
日差しが弱まる可能性があります。

週末に、日差しを
有効に使っておくのが良さそうです。


なお、きょうは気象庁から
毎月恒例の
エルニーニョ監視速報が出る日で、
夏にかけて、
エルニーニョが続く可能性が高い、
と引き続き発表されています。

エルニーニョの夏となりそうです。

なるべく
不順でないことを祈ります・・・・

190510_1
今回の地震の
震度分布と震源
(気象庁発表資料より)
190510_2
昼ごろの
MRTから南西の空

朝は良く晴れていましたが、
上空の気圧の谷の影響で
雲が広がりました。

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