早くもシオカラトンボ

ノダっち

19年4月18日(木) 17:51

えびの高原・硫黄山の
噴火警戒レベルが下がりました。

表面的な活動の状態は
ここ数か月
あまり変わっていないように見えますが、
GPSによる観測では、先月から
山体の膨張を示すデータなども
停滞してきているとのことです。

そのほか、今年に入ってから
噴気域の拡大も認められないことなどから
「えびの高原の硫黄山から
 概ね1kmの範囲に
 大きな噴石が飛散する
 噴火の可能性は低くなった」
(発表文より)
としてレベルが引き下げられています。

ただ、噴気域では
引き続き活発に噴気が出ていて、
今後も、推移は
注意深く見る必要があるでしょう。

最新情報は今後も随時確認しつつ、
GW前のレベル引き下げで
生きた地球を
感じやすくなったかもしれません。


きょうの県内は、
朝からスッキリ晴れていて、
硫黄山の白い噴気も
ライブカメラでよく見えています。
 
朝は、
放射冷却が効いたため
ややヒンヤリと感じられ、
雨上がりで
霧が出た所もあったようです。

典型的な放射霧でしょう。

ただ、けさの気温は、
ほぼ平年並み程度でした。

日中は、
22~24度前後まで上がった所が多く、
都城や宮崎市田野で
夏日になっています。

そんな陽気の中、
気象台からは、早くも
シオカラトンボの初見が
発表されました。

観測場所は
宮崎市の平和台公園です。
去年より1週間、
平年より25日も早い
観測になりました。

1953年の統計開始以来で
最も早かったのが1956年の4月15日で、
今年は、
過去3番目に早い観測になります。


あすも朝夕を中心に
薄い雲が増えるものの、
日中はよく晴れそうです。

引き続き、洗濯物もよく乾くでしょう。

南下する前線の影響も
大きくなさそうです。

日中の強い日差しで、
きょうよりも気温が上がり、
所々で夏日になってくるでしょう。

今のところ、
真夏日ほどは無さそうです。

土曜日は午前を中心に晴れて
午後に雲が増える所があるでしょう。
やや不安定になる雰囲気です。

そして、
また日曜日から下り坂に向かいそうな
資料になってきました。

日曜日の日中までは
大きな崩れがなさそうですが、
月曜日は、
雨の可能性が高くなってきています。

あすの見解もご確認ください。

来週は、前半を中心に
前線が近くをウロウロしそうです。
タケノコ梅雨となるかどうか、
来週にかけての
予報変化に注目しましょう。


きょう発表された一か月予報では、
来週にかけても
気温が高めで経過する予想ですが、
平年より、
曇りや雨の日が多い予想になっています。

27日以降は、
周期的に天気が変わる予想です。

一か月を通した降水量は
ほぼ平年並みで、
やや多雨よりの予想ですが、
一週目が引っ張っているのでしょう。

低気圧の通過前後で
気温変化もありそうですので、
最新の予報の確認が必要です。

GWの詳しい予報は
来週になると見えてきますので、
随時お伝えしていきます。

なお、北日本方面は、
先週もお伝えしたように
GW中に低温傾向
引き続き予想されました。
北日本へお出かけ予定の方は、
暖かい上着をご準備ください。

また、沖縄では
雨が多くなる可能性が高めです。
190418_1
昼過ぎの硫黄山
(気象庁HPより)
190418_2
きょうの
宮崎神宮の
オオシラフジ

見ごろに
なっているようです。

税田記者より
190418_3
一か月予報
のGW中の気温
(気象庁HPより)

投稿月