虹色の下り坂のサイン

ノダっち

19年4月16日(火) 17:33

お昼前に、
薄雲が増えてきたので
屋上に上がってみると、
太陽の周りに
薄っすらとハロ(日暈)
出ていました。

いつもの下り坂のサインです。

そして
さらに下の方に目をやると
水平の虹色の光
鮮やかに出ていました。

こちらは環水平アークです。

ハロも、
環水平アークも、
空の高い所にある
氷の粒で構成された薄雲の中を
太陽の光がとおるときに
屈折・分光して
虹色に見えてくるものになります。

だんだんとこの雲が分厚くなることで、
天気がはっきりと
下り坂に向かうことが
感じられてきます。

ハロは、
太陽と観測者、ハロがなす角が
22度の所にできて、
こちらにもよく載せますように
比較的、ありふれた現象でしょう。

環水平アークは
太陽と観測者がなす角が
46度のころに
水平に現れます。

環水平アークは
太陽の高さが68度くらいの時に
もっとも濃く見える
ともいわれているそうです。

調べてみると、太陽は
ちょうどそのくらいの
高さでした。

こちらも、年に何度か
県内の各所から
見えたという報告があったり、
ノダもうっすらと認めることが
年に1度くらいありますが、
今日ほどくっきり見えたのは
久しぶりです。

この日記をさかのぼると、
5年前のGW中に
ハッキリ見えた記述がありました。

太陽の高さが
ある程度高くならないと見えないため、
冬には見ることが出来ないですし、
昼前後にしか見えない現象になります。

ハロよりは、
珍しい現象になりますし、
ココまできれいなものが見えると、
さすがに、ラッキー♪
思ったノダでした^o^

ラッキーなんて思いましたが、
天気は下り坂です^o^;


午後は、雲が徐々に厚みを増し、
昼頃には
環水平アークも
分かりづらくなってきました。

そして、午後3時ごろには
しっかりと曇り空になっています。

今夜は、遅い時間を中心に
弱い雨雲が
所々にかかってきそうです。

あすは、日中に
九州の南を低気圧が通過して、
低気圧に近い南部を中心に
雨が降るでしょう。

南部ほど雨の時間が長く、
北に行くほど
雨の時間が短くなりそうです。

朝は各地とも傘が必要ですが、
お帰りの時間帯は
傘の置忘れにお気を付けください。

九州の南を通る低気圧、
いわゆる南岸低気圧での雨ですので、
雨の間は
ほとんど気温が上がらないでしょう。

朝にかけては
気温降下が小さくなるため
朝の寒さが弱まる一方、
昼の気温上昇は鈍くなりそうです。

風が吹くと、
冷たく感じられるでしょう。


あさってには、
天気が回復してきそうです。

日中の気温も
上がってくるでしょう。

さらに金曜日は、
25度前後まで上がる予想です。

週間予報の資料など見ますと、
土曜日がやや下がるものの、
来週にかけて
気温が高めの日が多く
経過しそうになってきました。

土日は
やや怪しい雰囲気の資料もありますが、
どうも週明けに雨がずれそうな
雰囲気も強めです。

もう少し様子を見ましょう。
190416_1
環水平アーク

正午前の南の空です。
190416_2
こちらは、
上の写真の
少し前に撮った
ハロ

アークとは
セットで
出ていることが多いです。
190416_3
青空に
だんだんと
薄い雲が出てきた
午前9時過ぎの空

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