台風10号の影響に警戒!

ノダっち

19年8月14日(水) 17:21

台風10号が徐々に北上しています。

午後になって、
台風の暴風域外側の
発達した雨雲
県内の所々にかかり始めました。

台風の「超大型」という冠は
きょう午前3時に
「大型」に変わったのですが、
これは、南にやたら広かった
強風域が縮小されたためです。
午前6時からは、
全域600キロとイビツさが
解消されています。

ただ、雲の分布を見ると、
目の周辺の分厚い雲も、
やはり南側に多く分布していて、
北側は少なめです。

暴風域の半径も、
きのうの300キロから、
きょう正午で、
南東260キロ、北西200キロと、
台風の宮崎側の暴風域が
昨日の3分の2になりましたので、
その分、予想よりも
暴風域に入るのは遅れてきました。

北側に雲が少ないことが
このことを示しているのでしょう。

北側で少ないと言いつつも、
少なめながらも、
熱帯由来の空気を連れて
北上してきていますので、
雨雲が沸いては
県内に流れ込んできています。

引き続き、きょうも目が大きく
気象庁が予想していたような
再発達には至らなかったようです。

一方、予想される進路は、
九州の東を北上する可能性が
高くなっています。

目を取り巻く壁のような
太い雲の帯が
県内にかかりやすいルートです。

四国や九州北部に
大量の雨を降らせてから
県内に入ってくる時間になると、
発達した雨雲が
減る可能性があるものの、
弱まらなければ
可なり雨量が増えやすくなります。

油断せずに、大雨災害に
警戒しておきましょう。

とくに今夜からあす朝にかけて、
レーダー画像での赤いエリアが
連続的にかかってきたときには
急激に危険度が上がります。

台風の動きが遅いため、
そのような事態が心配です。

最新のレーダーの状況を
随時ご確認ください。

昨夜も実施しましたが、
今夜ももちろん、
MRTテレビでは
本放送終了後にも
レーダー画像や台風進路図などを
連続放送する予定です。

また、MRTのホームページ
すでに防災モードになっていて、
こちらでも、避難に関するものなど
各種情報をご確認いただけます。

また、L字放送にて、
各種情報も随時更新しますし、
ラジオでも、終夜にわたって
随時情報をお伝えする予定です。

ぜひとも、最新の情報を
ご確認ください。

北から入る雲が
どのくらい弱まらないままま
入ってくるかで雨量が変わりますが、
多い所では、宮崎市の
1っヶ月分以上の雨になり、
場合により、1.5倍に相当する
24時間400ミリ(15日18時まで)
という予想も
気象台から発表されています。
(14日17時現在)

そうなりますと、
かなり危険な状況になる所が
出てくるでしょう。

土砂災害に厳重に警戒し、
河川のはんらん
(特に中小河川の急な増水)や
浸水、暴風、高波に要警戒です。

また、発達した雨雲の下では
竜巻などの激しい突風の発生に
ご注意ください。

また、沿岸部の低地では
あす15日早朝の満潮時間帯を中心に
高潮による浸水にも注意が必要です。

こちらなどで
危険度分布を確認し、
危険度が上がってきたときには
身の回りの状況に応じて、
身の安全を確保しましょう。


雨のピークは、
最接近のちょっと後までで、
北に離れていくと
平野部からだんだんと雨が
弱まっていきそうです。

西風になってくると、
過去の傾向では、
平野部から晴れ間が出てきます。
さて、今回はどうでしょう。

ただ、大型ですので、
晴れ間が出てきた後でも
強い風が残ります。

午後になって
晴れ間が見えても、
強い風や高い波には
油断しないでください。


あさってには、天気が回復して、
広く晴れるでしょう。

海にも行きたくなる暑さですが、
ウネリは残りそうです。
波の状況そ慎重に見極めてください。

土曜日も広く晴れる見込みです。

いよいよまつり宮崎の週末になります。

台風後に急ピッチでの
まつり準備が行われるでしょう。

土曜日は、暑さが強まりそうですので、
熱中症予防を心がけて
お楽しみください。

ノダもどこかにいます^o^
見かけた際は、
お気軽にお声かけください。

日曜日も晴れ間がありそうですが、
湿った空気が
流れ込みやすい予想もあり、
その場合は、
やや不安定になる可能性もあります。

台風が過ぎた後の、
高気圧の状態について、
資料による見解が分かれているため
少し様子見です。

190814_1
午後5時の衛星画像
(気象庁HPより)
190814_2
午後の宮崎市の空

台風時らしく
低い雲の動きが
早かったです。

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