連休中も台風10号の最新予報の確認を

ノダっち

19年8月9日(金) 17:47

不安定ですねぇ。

この不安定な天気は、
取り立てて台風の影響とは
なかなか言いにくいとは
思っています。

湿った空気が
流れ込みやすくなっているのは、
太平洋高気圧が
北に偏って
張り出しているためでしょう。

宮崎県は、
太平洋高気圧の南側になるのは
ここのところ、夏に
しばしばみられる傾向です。

気候変動という面で
気になっています。

この高気圧が、もっと南の方で
しっかり張り出していれば
この時期に台風が宮崎に近づくかも、
なんてことを
気にしなくてよいのですが、
(高気圧が弱まると
 大回りをして西から近づくケースは
 想定しないといけないものの、
 8号のように
 少なくとも東から近づくなんてことは
 起きにくくなります)
台風がその南にあって
高気圧が北の方で弱まらなければ
西に動いてくるということが
起きてしまうのです。

10号も、太平洋高気圧の南を
北西に動いてきそうな
予想になってきました。


週末から連休にかけて、
海以外に台風の影響はない見込みです。

基本的には、高気圧の弱い部分で
湿った空気が東から流れ込みやすく、
雲が多くて、雨の降る所もあるでしょう。

連休中のレジャーやお出かけは、
念のための雨具を準備しておくか
雨宿りが出来る
時間的な余裕をご準備ください。

蒸し暑さも続きますので、
雲が多くても、
熱中症予防は必要です。

また、海のレジャーは
慎重に検討してください。
各海水浴場の指示に従いましょう。

少なくとも外洋に面した沿岸は
高波が押し寄せますので、
波打ち際に近づくには、
かなり慎重な判断が必要です。


連休明けからの天気は
台風10号の進路が影響してきます。

きょう発表されている
台風10号の予報円で、
中心線よりも
東寄りになれば
影響が限定的ですが、
西寄りになると、
直接的な影響も懸念する必要が
出てくるでしょう。

きのうも書きましたように、
西寄りになる可能性は
十分にある状況で、
昨日から今日にかけては
西寄りになる傾向が出ています。

あす以降、この傾向がどうなるか
また注目してご確認ください。

西寄りで接近する場合、
暴風域に入るかどうかの見極めが
重要になります。
暴風域に入る場合には、
早めの対策も必要になるでしょう。

なお、ノダは、来週、
お休みをいただく予定ですが、
暴風域に入るような事態になるようですと、
休みは返上する予定です。

大きな影響がありませんように( 人 )

なお、休み中も、必要に応じて
SNSを通じた情報は発信します。

Twitterの
MRTの公式アカウント
Nextのアカウントでも
必要に応じてリツイート
していただいていますので、
適時ご確認ください。
190809_1
昨日の夕焼け

濃い色がついていました。
水蒸気が
多くなっているためでしょう。
190809_2
きょう午後3時の
衛星画像
(気象庁HPより)

右下の10号の渦巻きは
中心に雲の隙間が
出来ているのが
気になる点です。

あまり強まらなければ
本州付近の高気圧を
強めないため、
早めに北に向きを変える
可能性もあります。

本州上空の高気圧の強さが
10号の進路の
カギを握っています。

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