開花進行じわじわの宮崎市街地

ノダっち

19年4月3日(水) 17:20

きのうより
少し雲が増えた空でした。

朝は、青空に
一本の飛行機雲が
東西を貫いていて、
上空に湿りがあることを
感じさせられた空です。

一方で、きょうも
気象台の標本木は
満開の発表がありませんでした。

きょうで開花から12日が経過、
あすで13日目です。

3月末から寒気が入って、
今は花冷えになっているのですが、
3月下旬の気温は
平年より高かったですし、
下旬の後半の5日の平均気温も
平年より高めでしたので、
この花冷えだけが
満開になるのを遅くしているとは
やはり考えにくいです。

※宮崎の3月下旬の平均気温は
 2019年が14.4度、平年が13.1度、
 半旬ごとの平均気温は
 2019年が13.4と15.3、
 平年が12.8と13.4でした。

そして何より、
宮崎市街地よりも
気温が低い郊外や
山沿いでもう満開ですから、
ココの所の花冷えは
満開に向かう気温に
大きく影響しなかったでしょう。

ということで、
きのうも書きましたように、
この冬の記録的な
暖冬の影響を疑っているのです。


昼にかけて
薄雲が増えてきましたが、
日差しも時々出ています。

寒気もまだ抜けきっていなくて
日差しが弱まったこともあり、
日中も、風が冷たく感じました。

平年より低めの気温で
経過した所が多くなっています。

宮崎は、
海からの風が入ったこともあり、
15度に届かず、
2月下旬並みでした。


あすに日付が変わると、
雲も少なくなる予想です。

朝からスッキリと晴れるでしょう。

ということで、
あすも空気が乾燥します。
火の取り扱いは引き続き要注意です。

朝にかけては放射冷却が効きやすく、
けさと同じくらいまで下がるでしょう。

農作物の霜害にも注意が必要です。

一方、日中は寒気が抜けます。
南からの風が予想されていて、
平年並みの陽気になってくるでしょう。

内陸を中心に
朝と昼の寒暖差が20度くらいに
開く所もあって、
寒暖差が大きくなりそうです。

上着を脱ぎ着して
調節しやすい服装でのお出かけが
おススメになります。


あす夕方以降は薄雲が増えてきて、
金曜日の午前中は、
九州の南の離れた所を
低気圧が通過しそうです。

今のところ、県南岸を
雨雲がかすめるかどうか、
という予想で微妙になっています。
南部では、午前中に
雨の可能性を
少し考慮しておきましょう。

金曜日の午後には再び晴れてきて、
土曜日はスッキリと晴れます。

そして、怪しいと書いた日曜日は
実は日本の資料だけ、
きょうの午前に出た資料まで
九州での雨をがっつり予想していて、
海外系の資料に対して少数派でした。

気象庁の週間予報でも、
日曜日はこの日本の資料を割り引いて
考えられた予報になっていたのですが、
午後に出てきた日本の資料も
海外系に近づきつつあります。

あすの新しい見解も
ご確認ください。

しっかりと晴れれば、
薄着で過ごせる陽気で、
お花見もラストチャンスでしょう。

開花進行が遅れている宮崎市街地周辺は
十分に楽しめると思われます。

月曜日まで晴れたあと、
火曜日から水曜日は、
冷たい雨が降りそうです。
だいぶ桜が散っていくでしょう。

190403
けさの
長~い飛行機雲と
市街地の公園の桜

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