冷たさも含んだ強風

ノダっち

24年5月16日(木) 17:20

やはり、風が強まりましたね。
 
最大瞬間風速は、
小林市で24.1m、
宮崎空港で23.1m、
えびの市加久藤で22.7mと、
ちょっとした台風並み
強い風を観測しています。
 
上空の寒冷渦の影響で
日本海で、
地上の低気圧も発達していて、
衛星画像でも
台風のような渦も映っていて、
低気圧としての発達具合も
台風から変わった温低クラスに
日本海西部でなっていたので
ちょっとした台風並みに
風が吹いても
不思議ではない状況でした。
 
ただ、この低気圧は
寒気も伴っているため、
暑さを控えめにしてくれています。
 
この風で寒気が弱ければ
この時期だと、平野部で
真夏日になってもおかしくないくらいに
良く晴れた一日でした。
 
 
午後は、だんだんと
低気圧が東に離れていて、
風が弱まってきています。
 
あすは、しっかり高気圧に覆われて
引き続く良く晴れそうです。
薄い雲がかかるくらいと思われます。
 
日中は海風が吹きそうですので、
沿岸はそこそこの風がありますが、
今日ほどの風の強まりは無いでしょう。
 
日中に海風になるため、
最高気温は、山沿いほど高くなって、
汗ばむ暑さになりそうです。
 
そのまま、あさっても引き続き晴れます。
 
暖かい空気も入ってきて、
遅れ気味になっている
今年県内初の真夏日が
あすか、あさってで出るかどうか
注目です。
 
 
日曜日の雨の予想は、
相変わらず資料に幅があります。
 
日本の資料が独特なのは変わりませんが、
きのうまでの欧米モデルの予想の傾向に
日本モデルが変わって、
一方で、アメリカモデルの傾向が
きのうまでの日本モデルのように
変化しました。
(欧州モデルの午後の予想は
 この日記を書く間には
 確認出来そうにないです)
 
ただ、上空の寒冷渦の傾向は
バラつきが小さくなってきているので
あすの予想をまた確認しましょう。
 
来週の予報も、
この寒冷渦が抜けた後の動向で
変ってくるので、
まだ変わると思っておいてください。
 
 
一方、
きょうの気象庁の一か月予報を見ると、
25日からの1週間も
数日の周期変化ながらも
平年より曇りや雨の日が多い予想で、
1日からの2週間は、
平年並みに曇りや雨の日が多い予想で
発表されてきました。
 
ということは、
気象庁的には、
梅雨入りのタイミングについて
平年(5月30日)よりも
しっかり遅れるような傾向は
予想していないように感じます。
 
ただ、きのうの
WNI予想も一理ある感じですし、
上空の気温の予想も、
3週目以降は、これまでに比べて
ハッキリとした高温傾向でもなくて
バラつきも見られますので、
梅雨入りのタイミングが
まだハッキリとは見えません。
 
タイミングを逸したかのような
沖縄や奄美の梅雨入りの動向とともに、
来週以降の
週間予報から2週間予報の傾向などもみつつ、
随時、注目してお伝えしますので
またOAなどでもご確認下さい。
240516_1
午後3時前の
宮崎市の青空

朝ほどではないですが、
風がやや強めで
枝がしっかり揺れていました。

白い月も写っています、
分かりますか?
240516_2
上空1500m付近の気温の
これまでの傾向と
今後の予想の図

投稿月