ノダっち
“記録的”大雨
19年7月4日(木) 17:44
天気の話なノダ
とても悲しい結果も
報道されています。
とても残念です・・・・
とくに、鹿児島県内での
雨の降り方はひどかったですが、
宮崎県内も、たっぷり降りました。
宮崎県内での
記録的な雨をまとめておきます。
まず、今回の雨で
観測史上1位となったのは、
油津で、
きょう午前3時30分までの72時間雨量が
544.0ミリに達しました。
1976年以降40年余りでの最大値ですので、
なかなかな記録です。
また、7月として1位の記録は、
24時間雨量が
宮崎で273ミリ(1976年以降)、
宮崎空港で251.5ミリ(2003年以降)、
日降水量は、
都城で372.0ミリ(1942年以降)
となりました。
1日で350ミリを超えるのは
なかなか危険な数字です。
また、48時間雨量が
油津で398.0ミリ(1976年以降)、
串間で380.5ミリ(1976年以降)、
また、72時間雨量は
都城で637.0ミリ(1976年以降)、
深瀬で622.5ミリ(1977年以降)、
そのほか、油津、宮崎、串間なども
記録を更新しています。
なお、大丈夫だとは思いますが、
こんなに降ったのに、
自分の所は大丈夫だったので、
宮崎は雨に強いなぁという、
油断にはつなげないでくださいね。
念のためのお願いです。
たまたま、人がいる所で
土砂が崩れずに
済んだだけかもしれません。
そんなギリギリの雨でした。
実際に、あちこちで
崖崩れも起きています。
しかし、1000ミリを超えて
総雨量の代表として出てくる
えびの高原は、
記録更新はしていないようです。
(2位以下はあるかもしれませんが、
すぐに調べられませんので、
とりあえず、1位にはなっていません)
年間降水量が4000ミリを超え、
全国屈指の多雨地点ですので、
ちょっと他の地点とは
同じ捉え方は
出来ない地点だったりします。
ノダが宮崎に来たこの17年間でも、
総雨量が1000ミリを超えた記憶は
過去にもありました。
特にひどかったのは、
2005年の台風14号だったでしょう。
この時は
72時間で1000ミリを超えましたので
やはりあの台風の災害は
またけた違いだったと思います。
今回、あれに近づくのではないか、
と危惧していた時間もあったのですが、
結果的には、早めに
発達した雨雲が抜けてくれたため
そこまではならずに済みました。
梅雨前線が予想されたよりも
南寄りで、
さらに早く南下したのです。
これは、
前線南側の太平洋高気圧が
あまり強くなかったことと、
一方で、前線北側の高気圧が
強まったことも
影響したかもしれません。
太平洋高気圧が弱いのは、
この夏の特徴的なものですが、
おかげで、この大雨が
さらにひどくならずに済みました。
きょうの朝には
雨雲がしっかり抜けて、
日中は雲が多いものの、
晴れ間も出ています。
蒸し暑くなりました。
ただ、地面の雨は
抜けきっていません。
注意報が解除された後も、
崖の近くでは
念のため気を付けておきましょう。
また、増水している川辺には
不用意に近づかないでくださいね。
あすも、梅雨前線は
九州のすぐ南に予想されます。
活動があまり強くなさそうで
日中はくもりベースの予報です。
ただ、少し強まったタイミングや
少しでも北上傾向になると
雨雲がかかる可能性もあり、
夕方以降のその傾向が見えています。
微妙です。
晴れ間があっても、
洗濯物は空模様を見ながら
対応した方が良いでしょう。
土曜日も同じです。
今週末からは
高校野球の県大会が開幕ですが、
きょうの資料ですと、
開幕できそうな
気配になっているものの、
今後の資料の傾向も
もう少し見極める必要があります。
来週の後半には
ふたたび梅雨前線が北上してきて、
雨が降りやすくなりそうです。
このタイミングについても
まだ変わってくるでしょう。
また、来週後半の雨も、
通常よりは
土壌雨量が高い状態から
スタートする可能性もあります。
また、来週お伝えする情報も
ご確認ください。
この先、梅雨が明けるまでは、
防災意識を
高めておく必要があります。
なお、きょう発表された
一か月予報によりますと、
期間後半の20日以降に
梅雨明けの気配が見えてきました。
前半の2週間は、
平年より曇りや雨の日が多い予想で、
平年の梅雨明け14日ごろも
梅雨の中の可能性が
高くなっています。
大雨災害に厳重警戒!!
19年7月3日(水) 17:02
雨が降っています。
ゆっくり日記を
まとめている時間がありませんので、
きょうは簡単に書かせてください。
梅雨前線は、どうやら
きのうお伝えした熱低の空気を
取り込んだように見えます。
すでに、発達した雨雲が
日中から県内にかかっていて、
昼前後には、
線状降水帯のようなものも
鹿児島県側から流れ込みました。
この時間は、急速に
危険度が上がっています。
さらに、熱低由来の空気で
東シナ海でも発達した雲が出来ていて、
こちらが流れ込んできたときが
さらに心配です。
どこに流れ込むのか、九州内で
多少の予測のブレがありますが、
県内の南北の差はあれ、
影響がある予想になっています。
南部山沿いを中心に
危険度が高い状態ですが、
十分に発達した雨雲の帯は
あまり弱まらずに
平野部まで入ってくることがありますし、
上流で降った雨と
下流で降った雨が合わさって
河川が増水しやすい状態も
心配です。
すでに1ヶ月分以上の雨が
南部を中心に地面の中にあると推定され、
さらに、そこに24時間で
ひと月分の雨が降ると予想されています。
すでに、あちらこちらで
土砂災害が起きている所に、
追い打ちとなる大雨です。
梅雨前線の動き次第で
特に危険なエリアが変わってきますが、
少なくともあす朝まで
大きく離れるほどは動きそうにない
予想となっていますので、
県内のどこかで
非常に危険な雨の降り方になる恐れがあり、
十分に防災意識を高めて
最新の状況を随時ご確認ください。
とくに、
山の斜面や川の近くの方は、
なるべく明るいうちに、
周囲の冠水が起きないうちに、
早め早めにより安全が確保できるように
行動を心がけましょう!
午後4時から特別番組もOAしましたし、
今夜も、随時、最新情報を
お伝えしていくことになると思います。
MRTのテレビ・ラジオで
避難情報を随時お伝えしていますので、
ぜひご確認ください。
また、MRTのホームページでも
現在、防災モードで
自治体からの避難情報や交通情報が
随時更新されています。
ページ上部の「最新の情報に更新」ボタンを
随時押して、ご活用ください。
以下、気象庁HP関連のリンク集です。
・最新の雨雲分布
・土砂災害警戒メッシュ情報
・河川洪水警戒メッシ
・宮崎地方気象台発表の気象情報
・宮崎県内の注警報一覧
(各市町村のリンクをクリックし
各市町村ごとの詳細情報をご確認ください。)
早めに身を守る行動を
19年7月2日(火) 17:16
天気の話なノダ
追っ払いたい・・・
消えてほしい・・・
と、願いつつ、
資料を見ると、
どうもその気配が
まだしばらくありません。
要警戒です!
きょうは、
きのうの未明から朝のような
破壊力のある雨雲が
広域にかかることはなかったものの、
やはり、雨雲はかかりやすく、
所々に活発な雨雲もかかりました。
梅雨前線は、引き続き、
九州南岸に停滞しています。
とくにきょうは、
午前中に、前線に近い
南岸の日南串間付近を中心に
活発な雨雲が次々とかかりました。
午後は、
前線がやや北上傾向に
なったのをうかがわせる
雨雲の分布になっています。
あす日中からは次第に西から
暖かく湿った空気が進んできて、
さらに上空に冷たい空気も入り、
前線活動がかなり強まるでしょう。
午後を中心に
発達した雨雲がかかってきて、
ふたたび広範囲で
危険度が上がる恐れがあります。
この湿った空気は、
きょう台湾付近にあった
熱帯低気圧の崩れた空気が
前線に取り込まれたものも
含まれてくるかもしれません。
これが含まれていると、
熱帯由来の、雨雲の素を
たくさん持った空気がやってくるため
かなり組織化した
危険な雨雲を作る恐れもあります。
あす昼ごろからの
雨の降り方には要警戒です。
しかも、もう、すでに
地盤が緩んでいて、
河川も増水した中で、
危険な雨雲が襲来する恐れがあり、
災害の危険度が上がりやすくなります。
そういう意味で、
いつもの大雨とは
状況が違うのです。
すぐに、さらに上の危険度に
上がりやすくなっています。
その中でも、とくに、県内では
すでにかなりの大雨になっている、
南部山沿いほど
危険度が上がりやすい状況です。
これから降る雨も、
山沿いほど強まりやすく、
平野部には、だんだん弱まって
入ってきやすくなります。
それでも、河川の下流では、
雨がそれほど多くなくても、
きのうのように
上流でたっぷり降った大雨により、
増水する可能性も忘れてはいけません。
土砂災害の発生、
河川はんらんの活性に警戒し、
雨の降り方によっては
道路冠水にも
警戒が必要になるでしょう。
この危険な雨雲が過ぎた後、
また少し弱まるタイミングも
ありそうな資料になっているものの、
前線がそのまま解消しない見込みで、
週末にかけても、
ふたたび強まる恐れもあります。
今後、さらに
十分に防災の意識を高めて、
自治体からの
避難に関する情報に注意するとともに、
正常性バイアスをなるべく捨てて、
周囲でいつもと違う様子や
少しでも危険な様子が見られたら、
早めに、ためらわずに
身を守る行動に移しましょう。
その際は、ぜひ、周りの方とも
声を掛け合ってください。
しつこいですが、
そのためにも、あらかじめ、
今のうちに、ハザードマップで
危険個所を確認するとともに
安全な場所への避難経路などを
家族や周囲の方と
確認しあっておきましょう!
わがまちハザードマップ
とくに、
崖や川の近くにお住まいだったり、
職場がある方は、
早めの行動を心がけてください。
最後に・・・
わたくし、いつも
あまりこんなにしつこく
危険をあおるようなことは
書いていないつもりです・・・
今回は、これまでの状況と
今後の一連の雨も含めて
ほんとに怖いと感じています。
ヤバいと思っています。
どうか、みなさま、ご安全に!!
九州では、主に
鹿児島県や熊本県の方が
危険度が高そうなので、
気象庁の会見も、
そこを主に意識した
内容に聞こえましたが、
「自分の命、大切な人の命を守るために、
早め早めの避難、安全確保を」
という呼びかけもしていました。
この心配が、どうか
杞憂に終わりますように・・・( 人 )
今週は大雨災害に警戒
19年7月1日(月) 18:00
天気の話なノダ
金曜日の予想よりも
少し早めに
前線が南下してきたようです。
土曜日は、予想通り、
前線が九州北部付近から
九州の北の時間が多く、
前線の南に入った県内は
晴れ間が合ったり、
急にザっと雨が降ったりと、
変わりやすい天気でした。
前線の南側にある時の
典型的な
天気だったといえるでしょう。
家族みんなで楽しみにしていた
結婚式にも出席させていただき、
梅雨前線の心配をしながらも
幸せな時間を過ごした野田家です。
ただ、日曜日は
九州の中部、南部付近に
活発な雨雲がかかりやすくなりました。
梅雨前線は、九州北部から
中部付近に延びることが増え、
九州の北までは
北上しにくくなったようです。
これにより、朝から
発達した雨雲が熊本付近にかかり、
県内も、山沿いを中心に
発達した雨雲が流れ込んで、
雨量が増えてきました。
そんな雨を気にしながら、
PTAのミニバレー大会に出たのですが、
いやぁ、体育館は蒸し暑かったです。
窓が開けてある分、
バドミントン経験者としては、
あれよりはましだなぁ、
と思ったものの、
こまめな水分補給は
欠かせませんでした。
夜遅くには、
土壌雨量指数が上がってきて
日付が変わると、
閾値を超えると予想されたようで
山沿いで大雨警報も出てきています。
気象台が警報を出すくらいに
予想された通り、
日付が変わると
雨雲が組織化してしまいました。
鹿児島県側で、
いわゆる線状降水帯状に組織化し、
県内に霧島連山声で流れ込み、
えびの高原では、66ミリの
非常に激しい雨を実測しています。
そのまま、朝にかけて
この降水帯が東に移動しながら
大雨を降らせて
一気に危険度が上がりました。
28日(金)からの
降り始めからの総雨量は、
きょう午後4時現在で、
えびの高原が
865ミリに達しています。
えびの高原は、
もともとズバ抜けて雨の多い地点で、
7月の平年雨量は
798ミリもあるのですが、
4日弱の間に
すでに、これを超えてきました。
宮崎市の7月の降水量平年値は
309.4ミリで、
県南部の所々では、
この数字を超えてきています。
つまり、すでに所々で
地盤が緩んできている状況です。
また、地面に
たっぷりと水がしみ込んでいますので、
河川も増水しやすくなっています。
きょうの昼ごろからは、
朝までに比べて
少し雨雲が弱まったものの、
所々に発達したものがあり、
こういったものが、
いつ組織化してもおかしくありません。
あすにかけても、
所々に発達した雨雲が出来る
予想をしている資料があります。
あすも、各種大雨災害に警戒し、
落雷や突風の発生にもご注意ください。
自治体から
避難に関する情報が発表されましたら、
速やかに安全な場所に退避が必要です。
避難所に行くよりも、
今いる場所が絶対的に安全であれば、
その場にとどまるのも避難になります。
ただし、正常性バイアス
(自分は大丈夫だという思い込み)を
取り除いての判断が必要です。
どうかわからない場合は、
避難行動をとりましょう。
また、その場にとどまるにしても、
十分な避難物資を
確保しておくことが必要です。
それら、避難を判断する材料として、
ハザードマップの確認は
一つの大きな材料になります。
事前に確認しておきましょう。
金曜日も載せましたが、
確認しやすいのは、
国交省のわがまちハザードマップが
便利です。
すでに地盤が緩んでいますので、
今後の、雨の降り方によって
すぐに危険度が上がりやすいでしょう。
とくに、すでに雨量が多い南部です。
北部も、今後の雨の降り方次第で
危険度が上がりますので、
きょうの所は
まだ強い雨がなかった所も
今後、まだまだ警戒が必要になります。
というのも、
あさって以降も、梅雨前線が
九州付近に予想されているのです。
ほとんど
九州内で南北動をするくらいで
離れていかず、
前線自体が解消しそうにありません。
しかも、前線に向かって
次々と暖かく湿った空気が供給され、
発達した雨雲が
出来やすくなりそうです。
気象台は、きょう7月1日17時時点で、
県内の警報級の可能性について、
4日(木)までが「高」
5日から6日(土)までが「中」
と発表しています。
地面からの雨が抜けないまま、
次々と雨雲がかかりそうですので、
かなり心配しています。
降り始めからの総雨量が
かなり多くなる恐れもあります。
河川も増水しやすくなりそうです。
今週、防災の意識を十分に高めて
雨に関する情報を
しっかりとご確認ください。
メッシュ情報を活用しよう
19年6月28日(金) 17:53
天気の話なノダ
それにしても、
ちょうど子供たちが出かける頃から
雨が強まってしまった
けさの宮崎市内でした。
きょうの方を
休みにしてほしかったと思った
子供たち、親御さんも
いらっしゃったかもしれませんね。
南から北上する暖かく湿った空気と
上空の気圧の谷により、
東シナ海で雨雲がわき、
鹿児島県内に流れ込んで
山によって上昇気流が強化され
鹿児島県内でさらに雨雲が発達し、
霧島山を越えて
県内に流れ込みました。
霧島連山によって
県内に入った雨雲は
鹿児島側よりも弱まったものの、
鹿児島県に近いエリアほど
発達した雨雲がかかって
早めに危険度も上昇しています。
そんな危険度を把握するには、
気象庁が公開している
メッシュ情報は
なかなか良く出来ていると思います。
上に張ったリンクは、
土砂災害の宮崎県になっていますが、
拡大縮小も自由自在です。
また、ページ上部の
「土砂災害」「浸水害」「洪水」を
切り替えると、
同じ画角内で、メッシュ情報を
切り替えることが出来ます。
さらに、「雨の様子」を押すと
高解像度ナウキャストが
同じ画角で表示されて、便利です。
スマホでは、スマホ専用の
表示方法にもなりますので、
ぜひ、ブックマーク、または
お気に入りに
入れておいてください。
もちろん、こちらも
あくまでも雨の状況や
地形や過去の災害履歴などから
推測したものになりますので、
完璧に状況を
示したものではありません。
赤や黄色の段階でも
災害が発生する可能性もあります。
それでも、紫になるにしたがって
その地域での危険度が
上がって行くことは
把握できるでしょう。
洪水のページでは、
かなり小さい河川も表示されて
危険度表示がされますが、
水位系のない河川では、
実際の水位ではなく、
流域に降った雨の量から
推定されたものですので、
一致しない場合もありますが、
広域で色が変わってくると、
やはり、危険な状況と
思った方が良いものになります。
また、河川は、
水が下流に流れますので、
上流で増水傾向が見られたら、
そのうち下流で増水してくるかも、
という推測もしてみてください。
なお、きょう午後1時から
土砂災害警戒メッシュ情報も、
従来の5キロメッシュから
1キロメッシュになり、
よりきめ細かな予想が
表序されるようになりました。
ハザードマップの確認とともに、
役立てていきましょう。
ハザードマップは、
「わがまちハザードマップ」という
国交省が運営するサイトで
全国でネットに公開されている
様々なハザードマップを確認できます。
宮崎県内も網羅されているようです。
また、国土交通省による、
こちらのページでは、
様々な防災情報を一つの画面で
確認できるようにしてあります。
欲を言えば、
こちらは県単位になってほしいものです。
自治体からの情報の前に、
自分で危険度、
警戒レベル(相当)を知る
手掛かりにもなります。
こちらをご覧の方は、
ネット環境のある方ですので、
ノダがOAで注意を呼び掛けた場合など、
これらの情報も随時活用していただき、
これからの出水期を
無事に乗り切っていきましょう!
午前中に激しい雨を降らせた雨雲は、
午後になると、次第に抜けました。
山沿いでは、湿った空気によって
東シナ海側から流れ込んだ
雨雲が所々にかかっているものの、
宮崎市内など所々で
晴れ間も広がっていて、
蒸し暑さが強まっています。
基本的には、
あすからあさってにかけても、
梅雨前線が九州の北に停滞するため、
県内は、前線の南側で
暖かく湿った空気が流れ込みそうです。
この暖かく湿った空気が
九州山地で雨雲を発達させます。
週末も、山沿いを中心に
雨が降ったり止んだりとなるでしょう。
急激な発達に
気を付けておく必要がありそうです。
最新のレーダーや
注警報の発表を確認しましょう。
雷注意報が出ていたら、
その後の展開に注目です。
ただ、このパターンは、
平野部を中心に雨雲と雨雲の間で
晴れ間が覗くこともあります。
晴れ間が出ていても、
傘を持って出かけておくのが
安心です。
気象台は、30日(日)~2日(火)の
警報級の可能性を「中」と
発表しています。
週明けにかけて
梅雨前線が南下してくるためです。
梅雨前線は
北上するときよりも
南下するときの方が
雨が強まりやすいことが多く、
今回も、暖かく湿った空気が
流れ込んでいる所に
南下してきそうですので、
雨雲が発達しやすいと思われ、
とくに南下時に
前線の動きがゆっくりになるのが
一番怖いパターンになります。
日曜日にも、
雨雲を発達させやすい空気の流れ込み
(強めの下層風と
強い暖かく湿った空気)が
九州の広域で予想されていて、
とくに前線に近い北部ほど
発達しやすい可能性アリです。
前線のふるまい次第
(予想よりも早めに南下するなど)
によっては
県内にも影響が、
ということもありますし、
来週にかけて、
少なくとも前半にかけては
防災意識を高めておきましょう。
なお、来週後半には
太平洋高気圧が
いったん強まりそうな資料も
出てきています。
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