ノダっち

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珍しくヒョウやアラレも

ノダっち

20年1月30日(木) 18:00

天気の話なノダ

やはり不安定になっています。

宮崎市内は、
朝から青空が気持ちよく広がり、
晴れている時間も多いですが、
昼前からは、県内の所々に
雨雲が流れ込んできました。

弱い雨雲が中心でしたが、
やや発達した雨雲も含まれています。
ヒョウなどの氷の粒が降ったり、
雷を伴った所もありました。

なお、空から降ってくる氷の粒で、
5ミリ以上が雹(ひょう)
5ミリ未満が霰(あられ)です。

雲の氷点下の領域で出来た氷の粒子が
上昇下降を繰り返す間に
だんだんとぶつかって成長して、
溶け切らないまま
地上に落ちてくるもので、
それだけ、雲が発達したことを
示す現象と言えるでしょう。

宮崎地方気象台では、
5ミリ未満で氷あられの
観測だったということですが、
宮崎市内での、
霰や雹の観測記録は
だいぶ遡らないと残っておらず、
珍しい観測になったとのことです。

気象台では、
先日のMRTニュースNextで
黄砂の目視観測を修了するという
ニュースをお伝えしましたが、
目視観測から
自動観測に移行するに伴って
今回観測された、
氷あられの観測も終わってしまいます。

おそらくきょうの氷あられの観測が、
宮崎地台として、
最後の氷あられの観測となるでしょう。
これまでの目視観測をねぎらう
空からの最後の置き土産のようですね。

また、
気象庁の推定気象分布によると、
一部で雪になっていると
推定されます。

上空の寒気の状況からすると、
たしかにそうでしょう。

五ヶ瀬ハイランドスキー場は
昨夜から雪になって
今朝の段階で真っ白になったようです。
けさの積雪がまだ10センチでしたので、
さらなる雪を期待しましょう。

一方、平野部も、
風が昨日よりも冷たく感じます。

今夜はじめまでは
強い寒気を伴った気圧の谷により
大気の不安定な状態が続きますので、
はじめは、局地的な強い雨や
落雷、突風、ヒョウなどにご注意ください。

なお、ヒョウは、
雪と違って氷の粒ですので、
当たると痛いです。
雹が降ってきたら、
なるべく屋内に退避しましょう。
また、大きなものになると
ビニールハウスに穴をあけたり、
農作物に被害をもたらすこともあり、
注意が必要です。

ただ、夜遅く以降は、
上空の強い寒気や気圧の谷が抜けて、
だんだんと大気の状態が
安定してくるでしょう。

あすは、朝から広く晴れそうです。

ただ、下層の寒気は、
あすの午前くらいがピークの予想ですので、
山沿いには、あすも、
熊本県に近い地域を中心に
寒気による雲が
かかりやすい所もあるでしょう。
熊本県境付近では、
にわか雪の可能性もあります。

下層の寒気も入りますので、
朝の寒さも、この時期らしいくらいに
戻る所が多いでしょう。

ただ、山沿いで雲が残る所は
平年より高い所もありそうです。

昼間も空気は冷たいですが、
日差しのぬくもりも感じられるでしょう。

ホークスのパレードも
問題なさそうですが、
暖かくしてお出かけください。


プロ野球キャンプインの
2月1日も、2日も、
青空の下で練習を
シッカリしてもらえるでしょう。

ただ、やはり空気は冷たいです。

日なたでは、
日差しの暖かさもありますが、
日かげや朝晩は寒いですので、
入り待ち出待ち予定の方を中心に
しっかりとした防寒が必要でしょう。


来週の月曜日は、
寒気が強まりそうな資料と、
やや不安定な資料とありますので、
来週に関しては、
あすまた新しい見解でお伝えします。

寒気はこうして入ってきますが、
宮崎市は、引き続き、
冬日の予想が出ていません。

今月最終日のあすも
正の気温の予想ですので、
このまま1月も
冬日なしで終わりそうです。

そんな今月は、
平均気温が観測史上最高となる地点が
県内で複数ありそう
昨日までの平均気温になっています。

宮崎(気象台)も、昨日の時点で
これまでの観測史上最高を
約1.6度ほど上回っていて、
あすから大幅に平年を下回るほどの
気温の予想もありませんので、
記録更新となるでしょう。

そのほか延岡や高鍋、小林も
過去の記録を下回る可能性があり、
他にも、微妙な所もあります。

なお、気象の統計上の冬に当たる
12月~2月の3か月の平均気温も、
12月からきのうまで
ほぼ2か月分の平均気温で
観測史上最高の暖冬だった昨シーズンを
宮崎、都城、延岡を上回っていて、
油津も、過去最高だった97-98年の冬を
上回っています。

2月は、基本的に
1月よりも気温が上がりますので、
今年は、去年よりも
高くなる可能性も十分にあります。

たまに1月よりも
2月の方が下がることもあるのですが、
きょう発表された2月1日からの
1ヶ月予報によると、
平均気温が平年より高い予想ですので、
記録更新の可能性の方が高いと考えて
問題ないでしょう。

記録的な暖冬となりそうです。

なお、先週の3ヶ月予報などでも
推測しましたが、
平年よりも晴れる日も少ない
予想になっている点も
キャンプシーズンに向けても
心配な点です。

200130_1
山沿いを中心に
所々に雨雲が入り始めた
昼ごろの宮崎市の空

このあと、次第に
空が暗くなってきました。
200130_2
大気の状態が
不安定になった
けさの上空の寒気と
雲の様子を
記録として残しておきます。

スキー場に恵みの雪を!

ノダっち

20年1月29日(水) 17:57

天気の話なノダ

五ヶ瀬ハイランドスキー場では
おととい(月曜)は強い風によって
クローズとなったのですが、
さらに、雨によって
雪がだいぶ解けてしまったようで、
きのうも、ゲレンデ不良で
クローズとなっています。
さらに、きょうも、
ゲレンデ状況が
回復しない見込みとなり、
きのうの段階で、
30日(木)までのクローズが
発表されていました。

この時期の、この状況は、
かなりの痛手でしょう( T o T )

ただ、きょうから
寒気が流れ込んできていて、
少し雪も降ったようで、
樹氷も付いたようです。

今夜以降は、
天然の降雪が少し見込まれ、
さらに気温も下がりますので、
人工雪を降らせることも出来るでしょう。

週末にかけても寒気が続きますので、
なんとかゲレンデ状況が
回復することを
期待したいと思います。


昨夜は、散歩に出ると
キレイな星空が広がっていたので、
いった家に帰った後で、
再びカメラを担いで散歩に出ました。

宮崎市内から、
再びのベテルギウスを見ましたが、
先週よりも、ほんの少し
明るさが戻ったような気がしたものの、
写真に撮って
他の星(ベラトリックスや三ツ星)と
比べてみて、それほどでもないかも、
という微妙な感じです。

いずれにしても、まだ
以前の明るさはありません。

ということは、
減光のペースは鈍っていて、
底を打った可能性もありますね。

みなさんの見た感じはいかがでしょう?

また、しばらくして
見てみたいと思います。


けさは、宮崎市内も
少し雲が増えた時間があったものの、
キレイな青空も広がりました。

ただ、上空には、
強い寒気を伴った寒冷渦が南下中です。

午後になると、
山沿いを中心に雲が増えてきていて、
宮崎市内も、
日差しが弱まりがちになってきています。

午後4時現在、雨雲は
県内にはまだかかってきていません。


上空の強い寒気を伴った気圧の谷は、
あすの夕方ごろにかけて
九州上空を通過した後、
あすの夜には東に抜ける見込みです。

この気圧の谷の影響は、
直下になる前の、近づく段階で
影響を受けやすくなるため、
今夜からあす日中、
とくに午前にかけて
不安定になりやすいでしょう。

山沿いを中心に
所々でにわか雨がありそうです。

急な強い雨や
落雷、突風の発生、
それにヒョウによる被害に
ご注意ください。

上空1500m付近の寒気は、
今夜に0度線が山沿いにかかってきて、
明日朝には、
県内上空全体が0度以下になり、
あすの日中には、
北部山沿いからー2度以下になりそうです。

このため、標高が高い所は、
雪が降る可能性もあります。

県境付近の峠道を通る予定の方などは、
念のための
すべり止めをご準備ください。


下層の寒気としては、
あさっての午前くらいが
底になりそうですが、
上空の谷が抜けて、
地上の風が北西から吹くため、
雲の発生は抑えられ
広く晴れやすい予想です。

大根干し日和の風となるでしょう。

土曜日の朝にかけては
風が弱い所ほど
放射冷却で冷えた空気がたまって
冬らしい寒さになりそうです。

朝の冷え込みが弱い日が続きましたので、
金曜日以降の朝の寒さで
体調を崩さないように
お気を付けください。

いずれにしても、
ホークスのパレードも、
各球団のお正月(キャンプイン)も、
青空で迎えられる可能性が
高くなっています。


来週の天気の流れや
後半にかけての寒気の予想は、
まだ変化が大きいですので、
様子を見ましょう。

200129_4
きょうの
五ヶ瀬ハイランドスキー場

ゲレンデの雪は
溶けてしまって
地面がむき出しに
なってしまっていますが、
寒気よって
霧氷がついています。
少し雪も降ったようです。

これからの
雪に期待します!
(取材に行った
外山記者より)
200129_1
きょう昼前の青空
200129_2
きょう未明に撮影した
オリオン座と
冬の大三角

ベテルギウスと
他の星との明るさの比較を
こちらの日記の写真と 比べてみてください。
200129_3
きょうの
モーニングてらす!では
エクササイズスタジオBolaの
元J1リーガー新田先生に
サッカーエクササイズを
教えていただきました!

すごく楽しく、
すぐに汗もかけて、
すごくいい運動に
なりました。

これからの寒い日でも
おススメです!

下は、奇跡の写真(笑)

1月なのにキロクアメ

ノダっち

20年1月28日(火) 18:11

天気の話なノダ

やはり危険な
閉塞点付近です。

きのうは、日記を送った後、
動きによっては危険になるな
と見ていたあの雨雲が
いったん宮崎から
離れそうな動きをした後で、
再び宮崎から大分よりに動いて、
北浦付近から大分県の佐伯付近に
17時台から19時ごろにかけて
季節外れの
非常に発達した雨雲が
かかり続ける結果をもたらしました。

なんと、延岡市北浦町の古江では、
午後7時1分までの1時間に91.5ミリという
猛烈な雨を観測しています。
また、県の雨量計では、
北浦の観測点で時間100ミリを超えた
タイミングもありました。

この雨で、気象台からは
午後7時36分に、
記録的短時間大雨情報が
発表されています。
ただ、このタイミングでは、
もう県内から雨雲が
抜けつつありました。

どうやら、
閉塞前線に相当する部分
(きのう載せた15時の天気図の
 北に分離した低気圧と
 閉塞点に出来た低気圧を結ぶ線)
の北側にたっぷりと雨雲があり、
その南側には、ほとんど
雨雲がなかったように見えています。

おそらく
閉塞前線によって出来た
雨雲だったのでしょう。

なお、古江の時間91.5ミリは、
当然1月の観測史上最大で、
1年を通しても
観測史上2番目の記録でした。

また、県内で観測された
1月の観測史上1位の記録も
更新しています。

これまでは宮崎(気象台)での
1980年1月28日の53.5ミリでしたので、
これまた大幅な更新です。

なお、この雨雲がさらに
タップリとかかってしまったのが
県境から少し北に行った
大分県内の佐伯で、
佐伯のアメダスでは、
1時間に117.5ミリという
とんでもない実測雨量が出てしまいました。

これは、佐伯での
通年でも観測史上1位の記録で、
全国での1月に観測された雨量の
観測史上最大にもなっています。

この雨で、佐伯では
大きな被害も出ているようです。

1月なのに・・・

さすがに、この雨の降り方は、
1月としてはとても異常だと思います。

春の嵐、としても
ココまでの雨量は
なかなか出ないでしょう。
梅雨か台風かという降り方です・・・

もしかしたら、今後、温暖化が進むと、
こういう冬も常態化して、
1月の大雨が珍しくない、
なんてことにもなるのかもしれません・・・

ただ、今週は、
この季節外れの状態から
徐々に季節並みに戻るでしょう。


きょうは、予想通りに
平野部を中心に
キレイな青空が広がりました。

ただ、H2Aの打ち上げは
打ち上げ設備のトラブルにより
延期となっています。

また、打ち上げ日が再設定されたら
お知らせしましょう。

朝の冷え込みは強くなく、
昼間の日差しもたっぷりで
所々で3月後半並みの最高気温になるなど
日差しの暖かさが感じられるものの、
日かげで風が吹いてくると
寒さも感じます。

山沿いでは、
西風によって流れ込んだ
低い雲がかかりやすくなって、
五ヶ瀬町鞍岡は最高気温が10度に届かず、
高千穂も10度を少し超えたくらいでした。

ただ、平野部には
雨雲が流れ込んできていなくて、
宮崎の連続雨アリは、
6日で途切れています。
また、宮崎の気象台では、
1週間ぶりに
5時間以上の日照を観測しました。


あすは、次第に
上空にある寒気を伴った低気圧、
いわゆる寒冷渦が南下してきます。

あすの九州付近は、
寒冷渦の南東側になるため、
大気の状態が不安定になるでしょう。

主に雨雲が出来るのは、
九州北部や東シナ海側で
県内には、その雲が
九州山地を越えて
流れ込んでくることになりそうです。

きょうよりは雲が出やすく、
山沿いを中心に所々で
にわか雨の可能性があります。

平野部も含めて、
急な雨にお気を付けください。

南部平野部ほど
晴れる時間は多いと予想しています。

あすも、寒気が南下するときに、
平野部を中心に風が強まるでしょう。

洗濯物は、
空模様を見ながらの対応が必要で、
強い風に飛ばされないように
対策が必要になります。

あすはまだ
下層の寒気があまり強くないものの、
きょうよりは、一段階、
風が冷たいでしょう。


あさっても、
上空の気圧の谷や寒気によって
山沿いを中心に雲がかかり、
所によって
にわか雨の可能性があります。

また、下層の寒気も強まってきて、
次第に冬らしい寒さになるでしょう。

金曜日には、
上空の気圧の谷が抜けるため
山沿いへの雲の流れ込みも
減ってくる見込みで、
広く晴れそうです。

その分、朝晩は
この時期らしい寒さに
なりやすいでしょう。

朝晩の弱い寒さが続いたあとで、
冬らしい寒さに戻りますので、
体調管理にご注意下さい。

来週は、火曜日ごろに
また南岸低気圧が予想されます。
そのあとに、寒気が南下しそうですが、
その寒気がすごく強まる予想も
一部に出てきました。
まだ強い寒気の予想は少数派ですが、
来週後半の予想にも、
今後、注目していきましょう。

200128_1
昼過ぎの宮崎の青空

朝から澄んだ青空でした。
200128_2
きのうの
キロクアメをもたらした
雨雲
(気象庁HPより)
200128_3
キロクアメのころの
天気図
(気象庁HPより)

九州付近の
切り離された低気圧と
九州の南東の新たな低気圧は
互いに反時計回りの
風を吹かせますので、
二つの低気圧の間では、
風がぶつかり合うことになり、
それによって
雨雲が発達しやすい
環境が出来たのではないか
と推定しています。

季節外れの菜種梅雨の最後は春の嵐

ノダっち

20年1月27日(月) 18:20

天気の話なノダ

季節外れの菜種梅雨の締めくくりは、
季節外れの春の嵐になっています。

先週金曜日の予想よりも早く、
このぐずついた天気は、
あすには回復する予想になりました。


週末は、予想通りに
ぐずついた天気だったでしょう。

土曜日は、午前から
主に東風の影響による
弱い雨雲がかかって、
午後ほど本格的な雨雲が増えました。

日曜日の天気図的にも、
気象庁が金曜日に発表していたものと違い、
やはり、このお天気日記に書いた通りに
九州の南にも前線が伸びたため、
前線北側の湿った空気によって
低い雨雲がかかって
宮崎市内は雨が止み切らずに、
弱い雨も降りやすかったです。

また、前線の活動が強まった夕方以降、
再びしっかりとした雨になってきました。

前線の北で
雨が降ったり止んだりしたため
けさにかけては、
気温変化も小さく経過しています。
4度くらいの
気温差しかありませんでした。


きょうは、前線上の低気圧が
東シナ海を東に進んできて、
発達しながら九州に近づいたため
風が強まっています。

最大瞬間風速は、
五ヶ瀬町鞍岡で24.2mを観測しました。
これは、1月の鞍岡としては、
観測史上最大です。
しかも、1月の
これまでの1位は14.7mでしたので、
大幅に更新しました。
年間を通しても、4番目の強さです。

こんな時期に、こんな突風が
鞍岡で吹くなんて^o^;

ただ、鞍岡の強の最大風速は6.2mでした。

通常、最大風速の1.5倍から2倍の
最大瞬間風速が出るんですが、
約4倍という、これまた特異な事例です。

寒冷前線が温暖前線に追いついて、
閉塞してきていると予想され、
閉塞点が県内付近を
通過する予想になったため、
当初から雨が強まる計算もありました。
(金曜日にもコメントした通りです)

この閉塞点のあたりは、
低気圧から出ている閉塞前線が
温暖前線と寒冷前線に
枝分かれしている部分で、
南からの暖かく湿った空気が
集まってくる場所になるため
雨雲が発達しやすい
危険な場所になります。

そして、やはり、午後は、
北部の平野部を中心に
時おり発達した雨雲が通過しています。

特に午後3時ごろには
延岡の南に、なかなかに季節外れな
強い雨雲の帯がレーダーに映りました。

この雨雲の帯の向きと、
雨雲が進む向きが異なりましたので、
今回は事なきを得ていますが、
同じだったら、大変な雨の降り方を
したかもしれないような雨雲です。

この雨雲にとって、
竜巻注意情報も出ています。

やはり、これは春の雨です・・・

なお、この閉塞点は、やがて
低気圧が出来ることも多い場所です。
(午後3時には、閉塞点に
 低気圧が解析されました。)

南からの暖かい空気も流れ込み、
きょうは、
(金曜日に予想したように横ばいではなく)
夕方にかけて、
ジワジワと気温が上昇しました。


あすは、低気圧が東へ離れて、
弱い冬型の形になってきます。

県内は、平野部を中心に晴れますが、
山沿いは、東シナ海側からの
低い雲が流れ込みやすいでしょう。

冬型の天気分布で、
熊本県に近いエリアを中心に
弱い雨雲がかかる所がありそうです
寒気はまだあまり強くないため
雪にはならないでしょう。

冬型的な風の強さは、
平野部を中心にありそうですので、
洗濯物を干すときには
飛ばされないように
お気を付けください。

また、朝の寒さは
けさとあまり変わらず、
この時期にしては高い朝ですが、
日中は、冷たい風が強めに吹いて、
実際の気温よりも寒く感じるでしょう。
風を防げる上着がおススメです。

夜になると、次第に
朝の最低気温よりも気温が下がって
寒くなってくるでしょう。
お帰りが遅くなるかたは、
しっかりと暖かい上着の方が良いでしょう。

なお、きょうは、
やはりH2Aロケットの打ち上げが
延期されていて、
あすの予定になっています。

あすの打ち上げ予定時刻は、
午前10時34分とのことです。

詳しい飛行予定などは
公開されていませんが、
通常通り、南東方向に
飛んでいくことになるでしょう。

県内は、南から南東の空に
下層から中層の雲が多めに予想されるため、
キレイには見えにくいかもしれませんが、
この雲を抜けて伸びる
ロケット雲が見える可能性は
十分にあります。

お時間があれば、
10時35分ごろから数分間、
南から南東の空に注目してみてください。


一方、関東は、
今夜からあす朝にかけて
内陸を中心に雪が降る予想です。
都心でも、
雪のタイミングもあるでしょう。

あすの日中は、
雨に変わっていきそうですが、
あす朝にかけては、
交通機関の影響もあるかもしれません。

お出かけ予定の方は、
現地に着いた後の交通機関の乱れに
念のためお気を付けください。


上空の寒気の県内への流れ込みは、
あすよりも、
あさってから木曜日の方が
強まってきます。

あさってから木曜日は、
上空の寒気を伴った低気圧、
いわゆる寒冷渦が南下してくる予想で、
寒冷渦の南東側では
大気が不安定になりやすいため、
山沿いを中心に、
所々に雨雲がかかりそうです。
平野部でも、
にわか雨の可能性があります。

標高が高い所は、
雪になる所もあるでしょう。

今回のこの昇温と雨で、スキー場が
かなりのダメージを受けていますので、
回復する寒気になると良いのですが・・・

最近のぐずついた天気の間は
あまり下がらなかった夜から朝の寒さも
あさって以降、次第に戻ってきます。

体調管理に気を付けておきましょう。

寒冷渦自体は、
木曜日の後半には東に抜けるため
県内への影響は小さくなりそうです。

金曜日も、山沿いで
寒気の影響が残る可能性があるものの、
平野部を中心に広く晴れて、
プロ野球がキャンプインする土曜日は
広く晴れそうです。

全国に宮崎の青空が
アピールできるでしょう。


ということで、
回復が早まりましたので、
「連続降水アリ」の1月記録は
微妙にな予想になってきました。

ただ、あすもあさっても
強い風に乗って
ちぎれた雲が入ってパラッとしたり、
寒冷渦の南東側で雲が沸いたりして、
継続する可能性は無くはないので、
注目しておきます。

200127_1
午後は、南部山沿いで
雲の切れ間が出来て、
日が差しこみ、
東にある雨雲によって
虹が出来たようです。

こちらは、
えびの市で取材中の
田中記者より、
えびの市の白鳥展望所から
午後2時半ごろに
撮影されたもの。

かなりくっきりと
キレイな虹だったようです。
200127_2
土曜日夜からの
実況(速報)天気図の変化
(気象庁HPより)

停滞前線上の低気圧が
東に進むにしたがって、
温暖前線と寒冷前線の
性質を帯びてきて、
閉塞前線が出来る過程が
分かるでしょうか。

そして、午後3時には
閉塞点に低気圧が
解析され、
北の低気圧と別れました。
200127_3
午後3時の雨雲の様子
(気象庁HPより)

延岡の南の雨雲の帯が
帯の向きと
同じ向きに動くと
危険でした。
200127_4
土曜日からの気温変化

土日は
気温変化が小さく、
きょうは、夕方にかけて
ジワジワと上昇しました。

2月も寒気は南下しにくい予想

ノダっち

20年1月24日(金) 17:21

天気の話なノダ

前線の活動が、
きょうは予想されたほど
強くないようで、
雨雲も南部のごく一部にかかった程度で、
北部を中心に少し晴れ間がありました。

この、気まぐれな停滞前線に
翻弄される当たり、
いかにも○○梅雨な雰囲気ですね。

この前線も
なかなかな奴でございます。

宮崎市内は、
ほとんど雨が降りませんでした。
きのう調べた連続雨アリの記録が
もう途切れるかというくらい、
日中にかけては
ほんの一時的な降水に留まっています。

0.5ミリ以上の雨の連続日数は
このままだと途切れるでしょう。

今夜にかけては、
まとまった雨が
かかってこない予想です。

朝の気温はけさも高く、
4月中旬から5月上旬並みでした。

日差しが弱いため、
温かさを
感じにくかったかもしれませんが、
冬の厳しい朝の寒さではなく、
分厚いコートが
いらないくらいだったでしょう。

今朝の最低気温は、普通の冬なら
この時期の最高気温くらいです。

一方、最高気温は
冷たい空気がある前線北側に入り
きのうより日差しが少なくなった分、
きのうよりは低くなりました。
それでも、平年よりは
だいぶ高めの所も多くなっています。


あすになると、
北から徐々に寒気が南下して、
前線を挟んだ
南北の温度差が大きくなり、
前線の活動が強まってきそうです。

また、
東からの湿った空気も流れ込み、
県内は、南部を中心に
雨が降りやすくなるでしょう。

ただ、資料によっては、
まだあすの前線活動が
あまり強くないもののもあり、
このパターンになれば
雨の時間は短い可能性もあります。

ただ、その場合も
雨が降る可能性はありますので、
雨が止んでいても
傘を持ってお出かけください。

また、朝は冷えませんが、
昼にかけての気温上昇は
きょうより鈍くなりそうです。

雨がしっかり降った時ほど
昼にかけての気温上昇が鈍く
ヒンヤリと感じるでしょう。
朝の最低気温が4月並みでも、
最高気温としては
真冬並みとなる可能性があります。

一桁に
下がるほどではなさそうですので、
厳しい寒さとまでいかないですが、
きのうからの
暖かさの落差は大きいです。

体調管理にはお気を付けください。


前線の南北の温度差は、
日曜、月曜と、あすより大きくなり
前線活動が一層強まりそうです。

気象庁が発表している
日曜日の朝の予想天気図では、
前線が東シナ海までで切れていますが、
資料を見ると、九州の南で
風のぶつかり合いがあって、
質の違う空気の境もありそうですので、
天気図に書かれない前線があり、
その影響を受けると思われます。

日曜日は、次第に
本格的に雨が降りやすくなるでしょう。

このタイミングも、
資料によって違って
ほぼ一日降りやすいものから、
まだらなものまであります。

止む時間もあるかもしれませんが、
傘が手放せなせず、
昼にかけての気温上昇が
日曜日、月曜日ともに鈍く
雨の降り方によっては
横ばいで経過する可能性もあります。

なお、月曜日は
種子島宇宙センターから
H2Aロケットの打ち上げが
予定されていましたが、
延期の可能性が高い状況でしょう。
今回は、
情報収集衛星光学7号機が搭載予定で
この衛星の場合は、一般的に
華々しく打ち上げ時刻が
発表されません。
また、分かりましたら
お知らせします。


きょうの資料だと、
火曜日になると、
前線が離れはじめそうな
予想になってきました。

ただ、気圧の谷が
水曜日まで残るかどうか、
また月曜日にお伝えする情報で
ご確認ください。

木曜日以降は、
寒気が流入して来て
冬型の気圧配置の予想で
平野部を中心に天気が回復傾向ですが、
山沿いには、
寒気による雲がかかりそうです。

寒気による雲は
木曜日にかけてかかりやすく、
標高が高い所は
雪が降る可能性もあります。

金曜日頃になると、
寒気の雲の流れ込みが
落ち着きそうですが、
このあたりは、
まだ予想にブレが出るでしょう。

一方で、寒気の流入により、
朝晩の、冬らしい寒さも
戻ってきそうです。

来週金曜日には、
キャンプインをするプロ野球各チームが
宮崎入りしますが、
今年も、○○が来ると寒くなる、
を感じることになるでしょう。

キャンプインの2月1日(土)は
この流れだと晴れそうです。

ただ、10日予報の資料を見ると、
この晴れも
長続きしそうにありません。。。


きょう発表された
3か月予報によりますと、
2月も、平均気温が
平年より高い予想です。

ただ、天候は、
きのうの一ヶ月予報同様に
平年並みに
晴れる予想になっています。

もともと、1月よりは
日照が減ってくるので、
今月くらいの感じで
考えておいても良いでしょう。

なるべく晴れてほしい2月ですが・・・

3月から4月にかけては
平均気温が
平年並みか平年より高い予想です。

引き続き、寒気は南下しにくい、
という資料になっています。

200124_1
九州南部の3ヶ月予報
(気象庁HPより)
200124_2
3ヶ月予報資料
(気象庁HPより)

以下、解説資料より
予想のポイントについて
引用

地球温暖化の影響で
全球で大気の温度が高い。

熱帯域の海面水温は、
インド洋と
日付変更線の西側を中心に
平年より高く、
これらの海域では、
積乱雲の発生が多い。

フィリピン付近では、
積乱雲の発生が少ない。

これらの影響で、
上空の偏西風は
インドシナ半島の北で南へ蛇行、
日本付近で北へ蛇行する見込み。

この蛇行により、
日本付近には
南からの暖かい空気が
流れ込みやすく、
北からの寒気の南下は弱い。

また、
アリューシャン低気圧が
あまり発達せずに、
冬型の気圧配置が続きにくい予想。

とのことです。

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