低気圧が発達しながら接近中

ノダっち

19年6月14日(金) 17:30

昨夜、ツイッターでも
呟いたのですが、
きのうから県内の
南部平野部と北部平野部に対して、
警報級の可能性が「中」
発表されていましたので、
これが警戒レベル1という状況でした。

きょう午後3時現在、
まだ大雨注意報は出ていませんので、
警戒レベル「2」に上がっていません。

気象庁HPによると、

「1」は、
災害への心構えを高める
必要があることを示す警戒レベルで、
最新の防災気象情報等に留意するなど、
災害への心構えを高めてください、

で、

「2」になると
避難行動の確認が
必要とされる警戒レベルで、
ハザードマップ等により、
災害が想定されている区域や避難先、
避難経路を確認してください。

となっています。

こちらにまとまっていますので、
一度目を通してみられては
いかがでしょうか。

参考となる情報を得つつ、
自ら主体として
行動が求められています。


早朝に
県南部から雨雲がかかってきて、
徐々に雨の範囲が
北に広がりました。

この雨雲の北端には
発達した雨雲の帯があり、
この雨雲の帯が通過した時間帯、
宮崎市では、
1分間で1ミリの雨を観測しています。
つまり、そのまま1時間降り続ければ
60ミリの非常に激しい雨となる、
降雨強度を持った雨雲でした。

梅雨前線の北側で、
前線本体から離れた所に
このような
雨雲の帯が出来ていたことが
興味深かったけさの雨雲です。

コンピューターの予測でも
きのうから表現されていたもので、
北東からの風と
南東からの風がぶつかって、
発達していたものと思われます。
局地的な前線があったようです。

日中は、梅雨前線の北側らしい
雨の降り方になっています。

やはり、気温も上がっていません。

雨の降り出しが早かった南部は
夜から明け方が横ばいで、
降り出しとともに気温が下がり、
そのまま昼間も横ばいです。

少し雨の降り出しが
遅かった延岡付近は、
朝に少し気温が上がったものの、
雨が降り出すと、
再び夜と同じくらいまで下がって、
そのまま横ばいになっています。

日中の雨は、1~2ミリ前後の所が多く、
強まった所で5ミリ前後を観測して、
徐々に総雨量を増やしている状況です。

今夜からあす明け方にかけては、
低気圧が九州南部付近を
通過する予想になったため、
雨や風が強まりやすいでしょう。

温帯低気圧としては、
珍しいコースで
低気圧が通過していきそうなのですが、
台風では、
見ることがあるコースでしょう・・・

低気圧としても
発達しながら通りますので、
強い風にも注意が必要になります。

横殴りで
濡れやすい雨になりそうです。

道路の冠水や
落雷、突風の発生にもご注意ください。

土砂災害に関する
注意報の発表状況も
確認しておきましょう。

あす朝以降は、
低気圧が離れていき、
南部から次第に雨が止みそうです。

雨が止むとともに
晴れ間が出る可能性もあります。
ただ、昼ごろまでは
いったん晴れたあとで
山沿いを中心に
所々に雨雲もかかるでしょう。

北部山沿いは、
夜まで不安定になりそうです。

また、天気が回復しても、
平野部を中心に
強い風が残るでしょう。

洗濯物などは
飛ばされないようにご注意ください。

海も高い波が残りますので、
海のレジャーも
慎重な判断をお願いします。


あさって日曜日には、
晴れやすくなるでしょう。

風もおさまってきそうです。

たっぷりの日差しで
この時期らしい暑さも
戻るでしょう。

火曜日まで晴れたあと、
水曜日頃に雨が降りそうですが、
きょうの資料だと
その後に再び前線が南に離れそうな
気配になってきています。

当初は
そのまま九州付近に伸びやすくなると
予想が出ていたのですが、、、
南下した場合には、
九州北部の梅雨入りは
さらに遅れそうです。
(防災的な観点からいうと、
 タイミングを逃したような
 感じがします)

南下しない資料もありますので、
水曜日の雨の後の天気については
もう少し様子を見ましょう。
190614
昼ごろの宮崎市
橘通り

雨が
風にあおられて
いました。

投稿月