4月が続いているような5月のスタート

ノダっち

24年5月1日(水) 16:47

結局、宮崎の4月の日照時間は
きのうお伝えした通りで
観測史上5番目の少なさで、
最近50年では最少、
そして6月の平年値よりも少なくなっています。
 
その他、延岡が
1962年からの統計で過去2番目の少なさで、
都城が、1943年からの統計で
3番目の少なさ、
油津が1949年からの統計で
6番目の少なさでした。
 
南部よりも
北部の方が少なめになっています。
 
（アメダスの多くは、
日照計が廃止されて、
気象衛星からの推定値での統計に
切り替わっているため、
統計が途切れて、比較対象がありません）
 
記録的な4月の日照の少なさでした。
 
 
5月の始まりも、
4月の流れのままのような
スタートになっています。
 
朝にかけては、
九州南岸の前線上の低気圧が近づいて
やや活発な雨雲もかかりました。
 
1時間に10ミリ以上の
やや強い雨を
都農や小林、えびの高原で
観測しています。
 
前線の北側で雨が降ったため、
やはり
昼にかけての気温の上がり方は鈍く、
きのうの昼に比べると
大きく気温が低くなったところが
多くなりました。
 
午後は、前線が
だんだんと離れているため
まとまった雨雲がぬけたものの、
北東からの風が吹き付けていて、
湿った風が流れ込んで
雨雲を作っています。
 
北東からの風は
海から入ってきて湿っていて、
しかも冷たいので
飽和水蒸気量が小さいので、
雲を作りやすい風で、
しかも低い雲が分厚く出来て、
弱い雨雲が出来やすくなりますし、
レーダーに写らないような
低い雨雲になるので厄介です。
 
 
あすになると、
前線がさらに南に離れて
北からの高気圧に覆われてくる予想で、
北の高気圧に近い北部を中心に
晴れ間が広がります。
 
南の地域ほど日差しが弱めですが、
洗濯物はまずまず乾かせるでしょう。
 
ただ、北東風の吹付が続くのは
やや気がかりです。。。
 
前線の北側になりますので、
この時期にしては
暑さもそれほど強くない見込みで
この時期らしいくらいになります。
 
 
あさっては
引き続き悩ましいです。
 
東からの風の吹き付けで
雨雲がかかる予想がある一方、
いつもこの予想を過剰気味にする
日本の資料が
あまり強く予想していません。
 
あすの新しい予報もご確認ください。
 
東から入ってきそうな雲があるかどうか、
あす確認してみましょう。
 
おそらく、資料の傾向からウすると
にわか雨は考えておいたほうが良いのかな、
と思っています。
 
 
4日から5日にかけては
晴れ間が広がる可能性が
高くなってきました。
 
一方、連休最終日の6日の雨も、
引き続き確度が高いです。
雨の降り方にも注意しましょう。
 
この雨が連休明けにかけても
残るかどうかも注目点で、
またあすも、詳しくお伝えします。
240501
昼過ぎに雨が弱まった時間に
昼食に出たついでで
マイサクラを見てみると、
まだ花がありました。

5月1日です。

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