ピタッと止まった台風

ノダっち

18年10月17日(水) 17:13

朝、窓の外に
青空が見えなくて・・・

ん?

って思ったんですが、
上空の雲がしつこかったですね。

朝に上空の気圧の谷の雲が
さっと通過しました。
昼ごろにはこの雲が抜けて
各地で青空が広がってきています。

強い日差しで
日向は25度まで上がって
夏日になりました。

県内での夏日は
一週間ぶりです。

これから週末にかけては
おおむね晴れます。

あすの日中は空気も乾きますので、
お布団干しにも良さそうです。
また、
押し入れやクローゼットの換気、
衣替えを進めるにも良いでしょうね。

あすの夜以降は、
やや寒気が南下してきます。
寒気が南下するときに
雲が増える所もありますが、
大きな崩れはないでしょう。

寒気は、
来月並みのレベルになりそうです。

きょうの予報だと
土曜日の朝が
先週の土曜日と同じくらい
冷えそうな予想になっています。

放射冷却の効き具合で
もう少し冷えるかどうかでしょう。

宮崎市の初朝寒日があるかに
注目していきます。

体調管理にお気を付けください。

一方で、日中は
過ごしやすい陽気が続きそうです。

朝と昼で、
上着を脱ぎ着して
調節しやすい服装で
出かけておくのがおススメになります。


きょうのNextで
解説させてもらったのですが、
この先もう、
台風の影響を受ける可能性は
どうやら
低くなってきたように見えます。

もちろんゼロではありません。

ただ、25号を最後に
台風ができにくい状況になっていて、
この先もすぐにできる状況は
資料で予想がないのです。

また、過去50年で
九州に上陸した最後の台風が
1998年のきょうだったことから
上陸するような事態になる可能性は
これからかなり低い時期になる
ということを統計が示しています。

一方、300キロ以内に
接近した最も遅い台風は
1990年11月29~30日にあるのですが、
11月の接近の記録は
これと1952年の2回だけです。
(1990年の台風28号は
 最も遅く本州に上陸した台風)

かすめるような接近の可能性も
低い時期に入っていくと
考えてよいでしょう。

そもそも、急に台風が
出来なくなったのは、
MJO(マッデン・ジュリアン振動)と
呼ばれる
赤道上空での
発達した積乱雲が出来やすい領域が
西太平洋赤道域から
移動したことが
原因の一つと考えられます。

マッデン・ジュリアン振動は
赤道上空での
30~60日で地球を一周すると
されていますが、
どうもそれも
一定の移動ではないようです。

台風25号は、今月初めに
県内に影響があったものの、
発生したのは9月でした。
ということで、今月は
まだ一つも台風が出来ていません。

6月から9月にかけては、
ハイペースで
台風が量産されていたものの、
今月の急激なペースダウンで
一気に平年並みくらいの
年間発生数に落ち着く可能性が
出てきました。

統計史上、
10月の台風発生の最も少ない記録
2011年、1976年、1956年の1個です。

この記録に並ぶ可能性は高い状況で、
もしかしたら少ない記録を
更新することもあるかも?
と注目しています。
181017_1
けさの衛星画像

日本の南海上の雲は
引き続き
まとまりがありません
181017_2
きょうの新燃岳
(気象庁HPより)

噴気に
勢いはないですが、
やや多めでしょうか。
火口内の
あちこちから
出ています。

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