週末も21号の動向確認を!

ノダっち

18年8月31日(金) 17:25

台風21号は、
さっさと猛烈な勢力まで
発達してきました。

きょう午前9時に、
中心気圧が915hPa、
最大風速55mと、
最強カテゴリになっています。

あすにかけて905hPaとなる予想で、
あすにかけてが
発達のピークと予想されています。

ただ、日曜日も
猛烈な勢力で
月曜日には日本の南で
非常に強いに
ワンランク下げる予想で
発表されてきていますが、
それでも、最大風速は50mの予想です。

進路の予想は、
中心線の傾向はきのうまでと変わらず、
四国の南から本州に向かっています。

中心線付近を進めば、
影響は限定的でしょう。

ただ、
台風がかなり発達していますし、
中心線より西にずれると
影響が大きくなる
可能性もありますので、
週末も、
最新の予想進路や情報を確認し、
九州に近づく可能性が高まったら
早めに対策をはじめましょう。

きょうも、県内は
太平洋高気圧が
東へ後退していることを示すように
昼ごろから
所々に雨雲が流れ込みました。

高気圧が後退しているということは、
九州に近づく前に
北東に向きを変えそうですが、
台風が強まったため
太平洋高気圧を強める効果が
働かないかという点を
懸念しています。

とくに、分かれ目は
日曜日の位置になるでしょうか。
日曜日の午後から
月曜午前くらいにかけて
北緯25度を超えて北上しているか、
それとも、西寄りに進んで
沖縄に向かって近づいているかに
注目すると良さそうです。

このあたりくると、
予報の傾向も
絞られてくるのではないかと
思います。


さて、
不安定になった県内ですが、
きょうも南西からの風が吹き、
日差しが遮られるほどの
雲がかかりにくかった
宮崎市付近で気温が上がりました。

8月の終わりに
宮崎空港で
この夏初の猛暑日になったものの、
宮崎(気象台)は34.9度と、
ギリギリで踏みとどまっています^o^;

なお、やはり、
今年の宮崎は、
全国で言われたほどの
猛暑の夏ではありませんでした。

とくに、宮崎市(気象台)での
7月と8月の2か月の気温は、
昨日までで27.8度と、
平年に比べると0.5度ほど
確かに少し高いのですが、
去年の7月と8月の平均気温は、
28.8度ありましたので、
去年より1度ほど低くなっています。

去年より低い傾向は、
都城、延岡、油津も同様です。

また、去年の宮崎(気象台)は
猛暑日が14日あったものが
今年はきょうまで0日となっています。

やはり、今年の宮崎の夏は、
去年に比べて
あまり暑くなかったといえるでしょう。


あすからあさっては、
秋雨前線が九州北岸まで南下するため
雲が多く
不安定な空模様になりそうです。

にわか雨の可能性があるものの、
晴れ間もあるでしょう。

晴れ間が多くなると、
蒸し暑さも強まります。

熱中症にならないように
十分にご注意ください。

また、晴れ間が見えていても、
傘を持って出かけるのがおススメの
週末です。

洗濯物を干したままのお出かけは
しにくいでしょう。

前線に伴う活発な雨雲が
九州北部に発生して、
それが南下してきた場合には
県内でも雨が強まったり
局地的に雨量が増える可能性も
捨てきれません。

また、月曜日以降の天気は、
台風の動き次第です。

近づけば、
雨雲がかかる可能性がありますが、
東を離れて通れば
晴れる可能性もあります。

週末も、最新の台風情報を確認しつつ、
念のため、
最新の雨の情報にご注意ください。

180831
午後3時10分の
台風21号の
衛星可視画像

中心の
引き締まった眼が
くっきりです。

この引き締まった眼こそ
非常に発達した
台風であることを
示しています。

少し俯瞰した
画像を作ってみました。

影もあり、
アイウォールと呼ばれる
目の壁も感じも
見て取れるかと思います。

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