台風12号、回転中

ノダっち

18年7月31日(火) 16:57

台風12号は、
ついに九州の南で
小さく一周しようとしています。

完全に、寒冷渦の渦巻きに
飲み込まれたようです。

もう少し勢力があった内は
寒冷渦の外側の流れに乗って
大きく西に動いてきたのですが、
台風として弱まったことで、
台風から寒冷渦への作用が
小さくなって、
だいぶ渦の中心付近にまで
落ちて行っているのでしょう。

今後は、寒冷渦もろとも、
北を流れている
高気圧南側の東風で
西に流されていきそうです。


県内の雨は、
きのうから降ったり止んだりで、
雨雲と雨雲の隙間で
晴れ間も出ています。

ただ、台風の北上に伴って
活発な雨雲の帯も
南から近づいてきました。


今夜からあす朝にかけて
台風が九州の南岸を通過して、
県内にも近くなりますので、
台風周辺の活発な雨雲が
かかりやすくなる可能性があります。

台風に近い南部を中心に
急激な雨量の増加に注意しましょう。
北部でも、沿岸から
少し内陸に入った地域を中心に
雨が強まりやすくなりそうです。

とくに
地面をたたきつけるように降る雨が
1時間以上続いてきたら
雨の最新の情報を確認したり、
周囲の状況を慎重に確認し、
避難の必要性を
検討・確認してください。


あす日中からは、
台風が徐々に西に離れ始めますが、
台風としては陸地から離れて
次第に再発達の過程に入ってきます。

県内は、雨雲が減ってくるものの、
引き続き、東海上から
断続的に雨雲が入るでしょう。

晴れ間が出ても
油断できない空模様が続きます。

あさってになると、
台風は暴風域をともなうまで
再発達する予想になってきました。

県内からはさらに離れて
天気も回復していくでしょう。
それでも、湿った空気の影響もあり、
まだ不安定な可能性があります。

海はうねりが残りそうですので、
天気が回復してきても
海のレジャーは注意が必要です。


金曜日から日曜日にかけては
再び高気圧に覆われて
晴れやすくなるでしょう。

厳しい暑さも戻ってきそうです。

ただ、夕立の可能性はあります。

屋外でのレジャーなどは、
山沿いを中心に
急な雷雨に気を付けておきましょう。
180731_1
(注)
水たまりのなかの
まぶしい光は、
ノダではありません(笑)

昼に、ご飯に出ると
水たまりに
まぶしい太陽が
映っていました。

なんとも
不安定な空ですね。
180731_2
午後3時の
衛星可視画像

台風の中心は
種子島の
すぐ東にあります。

が、
九州の南に
大きな渦巻きが
あるようにも
見えますね。

この大きな円は
寒冷渦による
渦でしょう。

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