宮崎市はまだ猛暑日なし

ノダっち

18年7月24日(火) 16:51

宮崎市内も、あと一歩で
猛暑日というところまで
上がったのですが、
結果的に、宮崎市内は
この夏まだ、
猛暑日になっていません。

なお、きのう、
中体連のテニスの試合で
熱中症が多数出たと
ニュースもありましたが、
今年の宮崎は、
きのうも書いたように、
例年に比べて
特に暑くなっているデータは
ないのです。

例えば、7月11日以降の
5日ごとの平均気温と
最高気温の平均値は、
去年に比べても
低めになっています。

ただ、それでも、やはり
日差しは強いですので、
宮崎の夏の晴れた日は、
通常レベルで、
熱中症に注意が必要な暑さです。

毎日、呼びかけています通り、
とくに、直射日光の下や
風が弱い環境は
対策を十分に心がけましょう。

こまめな水分補給を心がけるとか
炎天下では時々、
涼しい場所に移動して
体温を下げるなどの対策は
必要になります。

どうしても、
応援に熱中しすぎてしまうと
そういった対策も
忘れがちかもしれないのは、
すごくよくわかりますが、
雨が降っているタイミング以外、
忘れないように気を付けてください。
周囲の体が弱い方などへ
声かけなどもしていくことも
大切になるでしょう。


きょうは、地上高気圧の中心が
南海上にできたため、
時計回りに吹く高気圧の風で
西風が吹きました。

卓越した西風によって
いつもよりも海風に変わるのが遅れ
平野部でも
海風に変わるタイミングまで
気温が上がったのです。

しかも、この西風もあって、
今朝にかけての宮崎市などの
平野部の最低気温は
今年一番の高さでした。

スタート位置も
高い状態だったのです。

それでも、宮崎市は
34.8度で止まりましたが、
今年一番の暑さになっています。

一方、西都では
一気に35度を突き抜けて
今年初めて体温並みになりました。

静かにしていた西米良でも
体温並みになったほか、
神門が西都と並んで
36.4度まで上がっています。

山沿いは、昨日に比べて
夕立雲の立ち上がりも遅く、
気温が上がったのでしょう。
平野部で高くなった空気が
流れ込んだことも
気温が高めた要因と思われます。

それでも、気温が上がって
県境付近から
所々で夕立雲が出来てきました。

午後3時現在は、
まだ小規模なものが点々と
出来てきた段階ですが、
気温が上がったため、
大規模になるかもしれないと、
注意してみています。


あすも、
高気圧に覆われて晴れやすく
気温が上がりそうです。

それとともに、
山沿いを中心に
夕立の可能性があります。

熱中症に注意するとともに、
夕立による局地的な激しい雷雨にも
ご注意ください。

あさっても、同じく、
晴れて夕立の可能性ありです。


金曜日以降は、
上空には寒気を伴った低気圧
(いわゆる寒冷渦)が
本州の東から
本州付近に進んでくる予想で、
本州付近で
高気圧が弱まる予想になっています。

これによって
不安定になりやすくなりそうです。

今週末も
宮崎市内でお祭りもありますし、
レジャーを計画されている方も
いらっしゃるでしょう。

新しい予報の確認とともに
急にわいてくるカミナリ雲に
気を付けてお楽しみください。

ゴロゴロ、と聞こえたら
早めの避難が必要です。

また、南の海でできる
雲の行方と
それに伴う
ウネリの情報にも
気を付けておきましょう。

昨夜出来た11号は
直接の影響はないでしょうが、
あす朝にかけて
フィリピンの東で出来そうな
新たな台風には
とくに注目しています。

180724_1
昼前の
MRTから
西の空
180724_2
午後3時の
衛星可視画像

九州付近では
発達した
積乱雲も
見えています

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