大雨シーズン突入

ノダっち

18年6月20日(水) 17:05

本気の梅雨前線が
大雨を降らせています。

今夜から
いったん小康状態になる所もありますが、
あす以降も南部を中心に
積算雨量が増える可能性があり、
引き続き、最新情報を確認するよう
心がけておいてください。


昨夜にかけて
九州北部付近まで北上した梅雨前線が
きょうは次第に南下してきました。

前線が南下してくるときは
怖い降り方をすることが多いです。

とくに、朝にかかった雨雲は
なかなかに強烈でした。

県の雨量計では
えびの市で時間60ミリを超える
非常に激しい雨も観測しています。

この雨で、急速に河川が増水したり
土砂災害の危険度が
上がった所もありました。

また、落雷も発生しています。

この朝の強烈な
雨雲の帯が南下して抜けた後、
再び昼ごろから
もう一本強い雨雲の帯が
かかってきました。

こちらが
前線本体に近い所のものでしょう。

午前の雨雲ほどの
強さはないものの、
午後もそれなりに発達した
雨雲の帯になっていて、
午後の雨雲でも、
えびの高原で60ミリを超える
非常に激しい雨を観測しています。

きょう午後4時までの総雨量は、
えびの高原で469ミリ

そのほか山沿いの所々で
200ミリを超えています。

土砂災害も
一部で発生しているようです。

地盤が緩みやすくなってきました。


あすは、梅雨前線が
種子島や串間付近に停滞する予想で、
活動がやや強まる
タイミングがありそうです。

北部を中心に
雨の止み間がしっかりあって
少し日が差すかもしれませんが、
前線の活動が強まったタイミングでは
再び県内の広い範囲に雨雲がかかり、
雨が強まる所もあるでしょう。

すでに地盤が緩んできていますので、
今後、雨があまり強まらなくても
土砂災害の危険度が
上がりやすくなりそうです。

ここ近年、
ちょくちょく書いていますが、
あまり雨量が多くなくても
小規模な土砂崩れが
起こっているケースがあります。

付近の崖の様子には、
くれぐれもご注意ください。


なお、気象庁HPにて
きょうから、15時間先までの
雨の予想が見られるようになりました。

気象庁HP:今後の雨(降水短時間予報)
http://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/

実況は、レーダーやアメダスなどの
雨量情報の分布を示したもので、
30分先から6時間先までの予測を含め
10分ごとに更新されます。
また7時間先から15時間先までの予測は
1時間ごとの情報更新です。

今後の雨の降り方などを
参考にするツールが
増えたことになりますが、
先の予測になるほど、
ブレる可能性が
高くなっていきます。
(先の情報ほど予測精度が下がります)

随時、最新の情報を
確認するようにしましょう。


あさってには
再び前線が活動を強めながら
北上傾向になりそうです。

総雨量がさらに増えてくるでしょう。

あさって以降については
また、明日以降の新しい見解で
詳細をご確認ください。


さて、きのうの日記は、
「世界を驚かせる結果を」
と書いて締めたのですが、
やってくれましたね!!

試合早々に
チャンスをものにし、
しかも、数的有利が作れたのが
かなり大きかったのですが、
W杯であんなに
ボールを支配している日本代表を
見たことはありません。

次戦のセネガルも
グループ最上位の
ポーランドを破って
勢いに乗っていて、
簡単ではないですが、
日本も勢いを付けましたので、
グループリーグ突破に向けて、
また応援しましょう!!
180620
MRT視聴者投稿より

宮崎市の
加納バイパスを
走行中の
ドライブレコーダーで
とらえられた
落雷の様子です。

貴重な画像を
ありがとうございます。

みなさま、
今後も、
撮影された
映像・画像など
MRTのニュース等などに
ご提供いただける場合は
https://hexa.mrt.jp/upload/
からご協力を
お願いいたします。

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