夏には至っていません

ノダっち

18年6月21日(木) 17:23

夏至です。

残念ながら、
夏至感はあまり感じられない
梅雨空でスタートしましたが、
午後は、北部から
少し日差しが戻ってきましたので、
少し夏至の太陽が
感じられたでしょうか。

日没が最も遅くなるのは、
10日後、
今月末から来月初めです。

一方、日の出は、
今月上旬~中旬が最も早く、
もうこれから
徐々に徐々に遅くなります。

太陽からのエネルギーが
北半球に最も多く降り注ぐ時期で、
少し遅れて大気が温められ、
暑さのピークは7月~8月、
平均すると7月下旬です。

このタイムラグが
なんとも面白いですよね。

ただ、先日も書いたように
フィリピンの東の海水温が
平年よりも
高くなくなってきているようで、
きょうの一ヶ月予報の資料を見ると
来月中旬になっても
太平洋高気圧の強まりが
あまり見えません。

7月に入って、はじめに
少し太平洋高気圧が強まって
夏空になりそうな
資料にもなっているのですが、
それがどうも続きそうではないのです。

きょう発表された一ヶ月予報によると、
2周目以降は、
平年より晴れる日が多い
予想になっていますので、
気象庁は、
高気圧が張り出してきやすい、
と判断されたということでしょう。

まぁ、夏は暑いものなのですが・・・

さて、どのくらいの
暑い夏になるでしょうか・・・^o^;

晴れる日が多くても、
にわか雨(夕立)も起きやすいような
不安定な日も多いような気がします。


きょうは、梅雨前線が
再び種子屋久付近まで南下しました。

前線の北側の
春の空気の中ですので、
暑さも弱かったでしょう。

夏に至ると各夏至ですが、
まだまだ空気は春です。

午前を中心に雨雲がかかったものの、
午後は、前線の活動も弱まって
雨雲が南下しています。

とはいえ、すぐ南にありますので、
南の地域ほど雲が厚めです。

あすも、午前中までは
北部を中心に晴れ間があるものの、
午後にかけて、
前線がやや活発になるでしょう。
夜からあさってにかけては、
ジワッと北上してきます。

午後には南部を中心に
再び雨雲がかかってきそうです。

午後、とくに夜にかけては、
傘を持ってお出かけください。
日南や串間付近は、
朝から雨雲がかかる可能性もあります。

しかも、土曜日を中心に
再び雨が強まる可能性があります。

地面の中の雨が抜けきらないまま
次々と雨が降ってきそうですので、
南部を中心に土砂災害の危険度が
上がりやすいでしょう。

また、河川も
増水しやすい状況が続きそうです。

こちらをいつもご覧いただいている方は
大丈夫だと思いますが、
念のため、繰り返しておきます。

防災の意識を高めて
最新の情報をご確認ください。

180621
午後3時ごろの
宮崎市から
南東の空

大淀川は
まだ増水中です。

きのう、河川敷まで
浸水があったようで
大きな流木が
河川敷に
打ちあがっていました。

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