梅雨はあまり進んでいないかな

ノダっち

18年6月5日(火) 17:34

しっかり梅雨空が戻りましたね。

その勢いで
きょうは中国地方でも
梅雨入りが発表されています。

梅雨前線が北上してきて、
しかも日中に前線の強い部分が
通過して活発な雨雲がかかりました。

1時間に10ミリを超える
やや強い雨も観測しています。

前線の北側での雨で
気温が上がりにくくなっているものの、
さすがに6月になって、
宮崎市内では半袖でも
大丈夫なくらいでした。

北部の山沿いなど
20度前後程度で経過したところは
長袖が良いくらいだったでしょう。

前線の活発な部分は、
今夜遅くにかけて東海上に抜け、
次第に東へ離れていきます。


あすは、午前中にかけて
一旦前線の活動が弱まる見込みで、
雨が止む所も多くなりそうです。

ただ、午後は、
北部や山沿いを中心に
次第に雨が降り出すでしょう。

梅雨前線自体は、
午前も午後も
あまり変わらないのですが、
空の高い所の前線によって
空の高い所の分厚い雲がかかって
雨雲になってきそうです。

南部は、昼間に
少し洗濯物を
外に干せる所もありそうですが、
夜にかけては
傘を持ってのお出かけを
おススメします。

昼間の雨が少ないため、
きょうよりも気温がやや上がり、
少しムシムシ感が強くなるでしょう。

う~ん、この状況、、、

先週の予想では、
梅雨のステージが進むかな、
とも予想したのですが、
実際のきょうの天気の状況や
あすの予想などを見ると、
まだ梅雨のステージが進んだとも
なかなか言いにくいくらいです。


明後日に関しては、
梅雨前線北側の雨雲が
しつこく残りそうな予想と、
ほとんどなさそうな予想と
資料によって分かれています。

どちらかというと
止みがちな資料のほうが優勢です。

一方、南の雲は
まだまとまりきっていません。

フィリピン東の雲は
熱低が二つ解析されていて、
どちらがメインとなって発達するか、
様子見です。

中国大陸の南の熱低は
きのうから
台風になる予想が出ているものの、
きょう午後3時現在、
まだ熱低のままになっています。

ちょっとこちらも
まだわかりません。

週後半は、
この熱低の動きと
熱低がもたらす
暖かく湿った空気による前線の
活発化、どこで活発化するか、
が注目点なのですが、
南の雲がまとまりきらないため
予想もイマイチ不安定です。

今のところ、直接の影響は
小さそうな資料が優勢ですが、
台風にまとまっていない段階の
予想ですので、
まだまだ変わる可能性があるでしょう。

新しい見解の確認はお願いします。

180605
15時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

日本付近には
梅雨前線の雲の帯が
あります。

南海上の
雲の塊は
まだまとまり
きっていません

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