雨上がりの濃霧

ノダっち

23年12月6日(水) 17:30

やはり霧が出ていました。
 
朝にかけてと思いましたが、
宮崎市内は、
けさよりも昨夜の方が
濃く霧が出ていたところが
多かったようです。
 
雨上がりで
湿度が高かったため、
少し気温が下がると
飽和しやすい状態でした。
 
いつもの景色を
いつも違う
幻想的な風景に見せてくれる霧ですが、
見通しの悪化は
事故を誘発しやすくなりますので
車などの慎重な運転が必要になります。
 
一方、平野部には
夜から朝にかけて
弱いながらも
山を越えた風が吹いてきたので
だんだんと乾いた空気も
流れ込んできたようで、
霧が解消したようです。
 
朝は、盆地部で
湿った空気がたまっていたところほど
霧が濃かったと思われます。
 
 
いずれにしても、
この霧は、日差しが出て
気温が上がって湿度が下がると
解消するタイプのものでしたが、
暖かい川に冷たい空気の流れ込みで
発生した霧もあったと思われ
都城付近では、衛星画像で
昼前まで残った霧らしきものも
写っていました。
 
一方、日中は薄い雲がかかったくらいで
たっぷりと日差しも降り注いで
気温が上がっています。
 
薄手の上着を羽織って
ちょうど良いくらいの
過ごしやすさを感じました。
 
 
ただ、今夜は
再び前線が通過しそうです。
 
前線の活動は強くない見込みで、
山沿いを中心に
所々でのにわか雨程度になりそうですが、
山沿いは急な強雨や雷にご注意ください。
 
この前線が通過した後は
足早に天気が回復して、
あすは朝から晴れてきますが、
前線が北から
弱い寒気黄砂を連れてきそうです。
 
寒気は弱くて、
1500m上空の
0度線も入ってこない見込みですので、
それほど強い寒さにはなりませんが、
あす日中は、
きょうと同じくらいまで気温が上がっても、
風には冷たさが含まれるでしょう。
 
また、夜は、
朝よりも寒くなってきますので、
お帰りが遅くなる方は
忘れずに暖かい上着をご準備ください。
 
一方、黄砂は微妙です。
 
気象庁は、
あす、黄砂が飛来する可能性があって、
九州南部でも
10キロ未満に霞む可能性もある、
という情報を発表しています。
 
情報通りに10キロ未満になると、
目だった汚れが付く可能性もあるため、
念のため、洗濯物を干す前に
見通しを確認するなど
お気を付けください。

宮崎市の場合は、
20キロ先の
鰐塚山が見えれいれば
まず大きな影響はありません。
 
ココの所、
気象庁の予想が過剰であることが多く、
県内では、九州山地の影響もあって
あまり影響が見られていませんが、
花粉症に似た
アレルギーが出やすくなったり、
呼吸器疾患のある方への影響も
心配されますので
念のため、お気を付けください。
 
気象庁の予報では、
黄砂は朝から昼前がメインで、
あすの午後には抜けていきそうです。
 
あすの午後は、雲も少なくなるので
スッキリとした青空になるでしょう。
 
 
あさってはよく晴れて、
朝にかけては放射冷却で冷える一方、
日中は過ごしやすい陽気になります。
 
きょうよりも
暖かくなってくる所もあるでしょう。
 
内陸を中心に
朝と昼の寒暖差が大きくなりそうです。
 
土曜日もおおむね晴れますが、
日曜日は、やはり雲が多くなるでしょう。
 
大きな崩れが無い予想が優勢ですが、
一部に、午後に雨雲がかかりそうな
予想もあるのもあまり変わっていません。
 
優勢な予想側で経過することが多いですが、
一部の変わらない予想があるときは、
安定した天気ではなくて
にわか雨程度の可能性はある、
と思っておいた方が良いケースも
経験上多いです。
 
また、明日以降も、
最新の見解をお伝えします。
 
 
月曜日は、
低気圧のコース次第では
本格的な雨になるか、
あるいは冷たい雨になるか、
現状ではどちらもあり得そうなので
こちらも、今後の予想に要注目です。
 
またあすお伝えします。
231206_1
昨夜遅くの
宮崎市の霧
231206_2
きょう昼過ぎに
少し自転車で出かけてみると
まだ宮崎市の公園は
秋の景色でした
(栄町児童公園)
231206_3
きょう午前の
えびの高原の硫黄山
(気象庁HPより)

警戒レベルが1に
引き下げられましたが、
噴気活動は活発で
今後の最新情報も確認し、
危険区域に近づかないように
しておきましょう。

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