「熱」かなぁ

ノダっち

23年12月12日(火) 16:45

恒例の今年の漢字は
「税」とのことでしたが・・・
 
宮崎の天気的にはどうでしょう。
 
 
ですかね?
 
亜熱帯です。
 
少しだけ
暑いの意味も
かけてみます。
 
夏の県内の暑さは
全国的なニュースになったものに比べると
たいしたことは無かったのですが、
県内は、
亜熱帯高気圧(太平洋高気圧)の
南側に入って、
晴れているけど、
所々でにわか雨があるような
不安定な天気の日が多くて、
天気が亜熱帯化していたのが
一番の印象で、
このまま温暖化が進んだ場合の
天気を体感したような気がしました。
 
また、亜熱帯低気圧的な
低気圧の影響も印象にあります。
 
一方、熱帯低気圧
8月にポコポコと熱低が出来て、
台風も次々できたと思ったら
秋が深まるとともに
台風の発生が急に少なくなり、
日本への接近もなくなりました。
 
こういうパターンも珍しいと思います。
 
太平洋高気圧の強まり具合や
その時の台風を発生させるための
渦の場などの関係が
様々に絡み合ったものと思われますが、
専門機関での詳しい分析の結果を
待ちたいところです。
 
今日現在で今年の発生数は16個で、
このままいくと、
今年の発生数は
今年の発達した熱低(台風)の
発生数は
2010年の14個以来の
13年ぶりの少なさになるでしょう。
 ※2010年は、
  夏からラニーニャでしたので
  現在、エルニーニョ中の今年とは
  太平洋の状況が一致しません。
 
 
なお、エルニーニョは
来春まで続く可能性が高くなっていて、
統計的に暖冬傾向が出るのですが、
また今週末から寒気が南下しそうです。

今月に、北の寒気が吐き出されつくして、
年明けから暖かい日が多くなるのかどうか・・・
 
今週や来週の1カ月予報や
来週火曜日に出る
3か月予報にも注目してみましょう。


さて、きょうは
きのう雨を降らせた前線が離れて
いったん広く晴れた後も、
気圧の谷が残った影響で
昼間に雲が広がりやすくなって
所々でにわか雨も起きています。
 
朝が10月並みの気温になった所が多く、
昼も、暖かさを感じました。
 
ただ、上空は弱いながらも
寒気が少し南下していて、
今夜は、今朝よりも気温が低くなってきて、
あすは、
きょうよりも気温が下がりそうです。
 
とくに、朝の気温は
けさより大幅に低くなりますので、
体調管理にお気を付けください。
 
昼の気温もきょうより低く、
20度に届かない見込みですが、
日差しはしっかりとあるので、
寒さはそれほど強く感じないでしょう。
 
 
あすの昼間は
スッキリと晴れそうですが、
夜以降は薄雲が出てきそうです。
 
木曜日は、
午前中に晴れる所もありますが、
午後ほど湿った空気が東から入って
雲のが分厚くなってきて、
平野部を中心に雨雲もかかりそうな
予想です。
 
木曜日は、
ふたご座流星群のピークの夜ですが、
県内は厳しいでしょう。
 
あすの夜は、雲の間から、
少し見えるチャンスもありそうです。
ただし、木曜日の半分以下で
街明りが少ない所でも、
多くて10個前後ではないかと思われます。
 
 
金曜日は、また
太平洋高気圧のような位置から
県内に高気圧が張り出して、
暖かい空気が流れ込むでしょう。
 
雲も多い予想ですが、
気温の予想から判断すると
晴れ間もあるのではないかと思います。
 
南西から暖かい風が吹き込んで
平野部で気温が上がりやすいパターンで
夏日になりそうな予想もありますので、
要注目です。
 
南西風の時は
曇り予想でも
晴れ間が出ることもよくあるので
そうなると、その可能性もある、
そんな温かい空気が流入してきます。
(10月中旬並みくらい)
 
なお、さすがに宮崎県内でも、
12月に夏日が出たのは
1890年12月3日の一回だけです。
 
この130年前の記録が
この温暖化の中で破られなかったのも
実は不思議ではあるので、
近々破られてもおかしくないのですが、
果たしてどうなるか、
明日以降の予報にも注目していきましょう。
 
 
一方、土曜日に前線が通過した後は、
一気に真冬の空気が入ってきそうです。
 
日曜日の朝にかけて
今季一番の強い寒気が入るでしょう。
 
とにかく、上に書いた金曜日から
日曜日にかけての落差が大きくなります。
 
十分に体調管理に気を付けましょう。
 
さらに、来週は寒気が抜けきらず、
火曜日に南岸低気圧が通って、
その後、再び来週後半に
寒気が強まりそうな資料も優勢です。
 
まだ先の予想ですので
変わるかもしれませんが、
例年、
クリスマス寒波もある時期ですので、
来週の寒気の動向にも注目しましょう。
231212_1
雲が多かった
昼前の空
231212_2
青空が広がった
16時前の空

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