県内初真夏日2018

ノダっち

18年4月20日(金) 17:11

硫黄山は、
噴気を出し続けています。

朝6時半に噴火が停止したと
発表があったものの、
日中も噴気はしっかり出ていて、
ライブカメラで見ていると、
熱水とともに
土砂を噴き出しているようです。

勢いよく
土砂を含んだお湯が
沸いているような
イメージでしょうか。

別府の坊主地獄を
激しくしたような印象です。

この程度で収まるかどうか、
引き続き、推移を見守りましょう。

一方、新燃岳は、
今週も金曜日の午後3時現在、
噴火がありませんでした。

硫黄山の噴火で
硫黄山に注目が集まりますが、
新燃岳は、ただいまのこの時間に
静かにしているだけでしょうから、
まだまだ注目が必要です。

日々お伝えしている
風向きの変化とともに
風下側を中心に活動に注意しましょう。


そんな山のふもとの
えびの市を中心に
きょうは気温が上がりました。

最高気温は、
えびの市加久藤で
30度ちょうどまで上がって
今年の県内初真夏日になっています。

加久藤の4月の真夏日は、
観測史上初です。

県内の初真夏日は、
去年(5/11)より3週間早く、
去年までの30年間の平均(5/8)より
19日早くなっています。

また、県内で
4月に観測されたのは、3年ぶりです。

その他の内陸の各地も
29度前後まで上がっています。

一方で、朝は
内陸で冷え込みましたので、
内陸部では、朝と昼の寒暖差が
大きくなりました。

加久藤では、
最低と最高の気温差が
24.7度も開いています。
体調を崩さないように
お気を付けください。


あすも、よく晴れます。

朝の冷え込みも少し弱まりそうです。

一方で、一部の資料に
朝は霧が出そうなものがあります。
平野部に霧がかかるかもしれません。

日中は、きょうよりも
暖気が弱まるため、
きょうほどの暑さは無さそうです。
それでも、半袖でも
いいくらいの陽気の所もあるでしょう。

夕方以降は、薄い雲が
やや増えてきそうです。

日曜日も、
薄雲がかかりやすいものの、
しっかりと日差しがあって、
薄着でレジャーが楽しめる陽気でしょう。

薄雲がかかる分、
紫外線は少しだけ弱まりますが、
日焼けが気になる方は、
土日ともにしっかりと対策を
おススメします。


月曜日は
次第に天気が下り坂に向かって
火曜日にかけて雨が降り出すでしょう。

雨が降り出すタイミング、
止むタイミングについて、
資料によって意見が分かれています。

東に抜けていく高気圧が
どのくらい勢力を残すのか、
資料によって差が出ているのです。

早ければ、月曜日に降り出しますが、
遅いと火曜日からの降り出しで、
その場合は、水曜日、木曜日と
不安定な天気が残る可能性もあります。

新しい予報でご確認ください。

180420_1
きょう午前の
硫黄山
(気象庁HPより)
180420_2
午後の新燃岳
(気象庁HPより)

表面上は
静かに見えますが・・・
180420_3
午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)

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