上空には一時的に冬の空気

ノダっち

18年3月22日(木) 17:32

菜種梅雨の前線が解消して
雨雲が取れた新燃岳は、
西側の斜面から
たくさんの噴気が出る様子が
確認できました。

もともと噴気が出ていた場所ですが、
勢いよく見えるのが気になります。

硫黄山も、噴気が多いようです。

昨日までの雨がしみ込んだことが
影響しているのか、
気温の低さなども
影響しているのか、、、

このような状況は
この冬から今月にかけても
あったわけですので、
気象面以外の影響もありそうです。

一方で、韓国岳は白くなっています。

きのうから今朝にかけてかかった雲が
気温が低かったため、
樹氷を作ったのでしょう。
標高が高い所は
雪になっていたのかもしれません。

それだけ、一時的に
上空は冬の空気が入っていることを
示しています。


地上も風が強めで
冷たさも感じられたでしょう。

日差しの暖かさは
さすがの立春すぎなのですが、
花冷えを感じる空気の冷たさです。

山沿い、
とくに熊本県に近い地域の最高気温は、
10度前後しか無かった所が多く、
鞍岡は5.4度までしか上がっていません。
鞍岡のほか、高千穂や神門、
西米良、加久藤、小林も
真冬並みの
空気の冷たさになっています。

山沿いにかかっていた
寒気による雲も今夜には取れてきて、
あすにかけては
広く晴れそうです。

朝にかけては、
地上の熱が
上空に逃げていきやすくなり、
内陸を中心に冷えてくるでしょう。

体調管理にお気を付けください。

日中は、風も収まって
この時期らしい
ポカポカ陽気になります。

桜もますます開いてきそうです。

朝と昼の寒暖差が大きいでしょう。
上手く服装調節が必要になりますね。


土曜日から日曜日も
高気圧に覆われて
お花見日和になるでしょう。

よく晴れそうです。

日中はぽかぽかですが、
朝晩は寒くなります。

きのうのOAでも言いましたが、
夜桜を楽しまれる予定の方は、
冬用の防寒をご準備ください。

あす現在の桜の咲き具合は、
またあす夕方のOAで
お伝えできるように準備します。

月曜日から火曜日の曇りマークは、
もう少し様子を見ましょう。
本格的に崩す要素は
あまりないのですが、
雨が降る可能性もある資料もあるため
ちょっと判断がつきづらいです。

新しい予報でご確認ください。

180322_1
硫黄山と
少し樹氷が付いている
韓国岳
(気象庁HPより)
180322_2
マイサクラは
注目していた
ツボミも開いて、
2分咲くらいです。

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