日向灘上空に火球出現

ノダっち

25年8月20日(水) 18:00

夜中に
夜空がかなり明るくなったようで、
たくさんの方がご覧になっていて、
うらやましく感じているノダです。
 
昨夜、我が家でも
ノダがリビングでウトウトしていると
家族が「空が光った!」と
大騒ぎしだして、目が覚めました。
 
雷雲はもう無いはずだし
予報が外れたのかな?
と思ってレーダーを見たけど、
やはり雨雲の反応はありません。
 
そうなると、可能性は
「火球」が最も高くなります。
 
明るい火球の場合は
SNSがお祭り騒ぎになるので、
「火球」を入れると
やはり各地で火球というつぶやきが
たくさん引っ掛かりました。
 
しかも、
かなりの広範囲での目撃情報があり、
だんだんとライブカメラなどの映像も
投稿されてきて、
観れなかったのを悔やみつつ
眠ったノダです。
 
火球は、
大きな(特に明るい)流星です。
 
宇宙空間に漂うチリが
地球の大気に突入して光るのが流星で
そのチリが大きくなるほど明るい流星、
火球になります。
 
今回は、
燃え尽きずに落下した可能性もある
そんな大きさでした。
 
燃え尽きずに地上で見つかると
隕石になります。
 
ただ、今回は、
火球の軌道計算に詳しい
平塚市の学芸員、
藤井大地さんの軌道計算によると
九州南東の海上の上空で発光したようで、
落ちていたとしても海の上の様です。

(陸地に落ちていたら
 事故が起きたかもしれませんので
 見つからないのは残念ですが、
 事故の可能性の低い海上だったのは
 残念ですが、幸いだったかも)
 
また、その軌道計算によると
木星と火星の間にある
小惑星帯からやってきたようだ、
とのことでした。
 
太陽と地球よりも少し遠いところから
はるばるやってきて、
たまたま昨日の夜、
地球と交差して
九州の南東の空で姿を現したのです。
 
なんともロマンがあります。
 
いずれにしても
ご覧になった方はラッキーでした!
 
 
昨日の夜は、広い範囲で
火球が目撃できるくらいに
晴れていたのですが、
きょうは東シナ海を北上している
熱帯低気圧の東を
熱低とともに北上してきた雲が
南から入ってきて、
早いところで昼前から雨が降り出して、
各地で土砂降りとなりました。
 
雨が降って、
雲も多くなり、
日差しが弱まった分、
きのうに比べて
昼の暑さは少し落ち着いています。
 
ただ、湿度が高いので
熱中症には油断できない蒸し暑さです。
 
 
今夜からあすにかけては
熱帯低気圧が九州の西で
動きが遅くなりそうな予想になりました。
 
熱低の東の湿った空気が
あすも入ってきやすいため
不安定な空になるでしょう。
 
明日も晴れ間があるものの、
晴れても油断できない空です。
 
午後を中心に
急な激しい雨や落雷、突風の発生に
ご注意ください。
 
きょうよりも日差しがある見込みで
きょうよりも蒸し暑さが強まりそうです。
 
十分な熱中症予防も必要になります。
 
 
あさって以降は、
再び高気圧が上空で強まる予想で
熱低もだんだんと不明瞭になると
予想していますが、
湿った空気が残るため
週末にかけても
山沿いを中心に
午後の夕立がありそうです。
 
一方、高気圧の強まりで
週末以降も
厳しい残暑が続くでしょう。
 
暑さの疲れが
体にたまるころにもなっています。
 
体調管理にお気を付けください。
 
ペットや家畜の体調管理も
注意しておきましょう。
250820_1
南から雨雲が迫っていた
昼前の空
250820_2
線路の下の方、
まだ遠くに見えていた
ににょきにょき入道雲と
上空は少し秋の気配の雲も
250820_3
きのうの夕方の空

入道雲が崩れつつあるときの
夕方は太陽の光が
入道雲で影を作るので
様々な表情が見られて面白いです

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