遅い初朝寒日

ノダっち

24年11月7日(木) 17:12

遅れてきた秋の深まりが
けさは、しっかり感じられたでしょう。
 
立冬らしい朝の寒さとも言えそうです。
 
けさの各地の初朝寒日は、
宮崎は去年より16日遅く、
最近30年の平均より9日遅くなったほか、
都城は去年より17日遅く、
最近30年の平均より11日遅く、
延岡も、去年より17日遅く、
最近30年の平均より13日遅く
なっています。
 
日向など昨夜のうちに
初朝寒日になった所もありました。
 
なお、過去の
宮崎の遅い初朝寒日は、
2000年に11月18日、
2008年に11月12日というのがあって、
今年は、それ以来の遅さでしょう。
 
けさの最低気温は、
平年並みか平年より少し低めだったのですが、
いつもの年だと、もう少し早めに
これくらいの寒さになっていて、
遅れてきた秋の深まりを表す数字です。
 
日中は、沿岸部を中心に
雲がかかった所があるものの、
広く晴れていて、
過ごしやすい陽気になっています。
 
 
このままあすの午前にかけても
広く晴れる見込みで、
寒気は弱まってきていますが、
今夜も放射冷却がそこそこあって
同じくらいの
朝の寒さになる所が多いでしょう。
 
あす日中は、
高気圧の張り出しが少し弱まってきて、
高気圧から遠い南部を中心に
きょうよりも雲が増えてきそうです。
 
南部平野部では
にわか雨の可能性もあります。
 
洗濯物は、空を見ながらの対応が
おススメです。
 
北部や山沿いは
大きな崩れは無くて、
晴れ間も午後にかけても
時おり覗くでしょう。
 
 
あさって土曜日から日曜日は、
ハッキリと前線の影響が出そうな
予想ではなくなってきました。
 
ただ、雲は広がりやすくて、
にわか雨の可能性はあります。
 
お出かけには、雨具を
準備しておいた方が良いでしょう。
 
 
雲が増えてきますので、
朝にかけての放射冷却が弱まって
朝の寒さも弱まってきます。
 
週明けに晴れてくると
再び日中の気温も上がって
夏日になる所も出てきそうです。
 
 
なお、
きょう発表された1か月予報では
この先も平均気温が平年より高い予想です。
 
資料を見ると、
今月下旬以降の気温の予想は
かなりばらつきが大きくなっています。
 
平均すると高めになる予想で、
また秋の深まりが遅れそうですが、
変動が大きくなる可能性もありますので
体調管理のためにも
今後も予想気温にご注目ください。
 
一方、16日からの一週間は、
湿った空気の影響を受けやすく
平年より晴れる日が少ない予想で、
10月からの流れが
まだ変わりきっていないようです。
241107_1
初朝寒日の
最近10年の平均、
最近30年の平均、
去年、今年の比較一覧です。

なお、宮崎空港は
2003年以降で、
高鍋は、移転以前の
データも含んでいます。
241107_2
一か月予報資料

投稿月