週末も雨の降り方に警戒

ノダっち

18年7月6日(金) 17:51

九州北部から中四国、
近畿、東海北陸にかけて
広く大雨になっています。

福岡県、佐賀県、長崎県には
大雨の特別警報
発表されました。

この週末、
各地にお出かけ予定の方も、
現地の防災状況に留意し、
危険な場所には近づかないように
無理のない
行動を心がけてください。

日曜日には、東から
だいぶ前線活動が
落ち着いてきそうですが、
少なくとも
あすまではまだ活発な雨雲が
かかる所もあるでしょう。


梅雨前線が九州北部付近に停滞し、
県内まで南下してきていないため
きょうも、前線南側の
暖かく湿った空気により
所々に発達した雨雲が出来ました。

まとまった
雨雲になっていないものの、
今夜からあす午前にかけて
活発な雨雲のかかる可能性がある
資料になっています。

組織化した帯状の雨雲、
いわゆる線状降水帯が
熊本県内でまとまってきた場合など、
県内でも山沿いを中心に
警戒が必要になるでしょう。

これまでの雨によって
すでに地盤が緩んだ状態は
変わりません。

このあと発達した雨雲がかかると
急激に危険度が上がります。

山沿いを中心に
大粒の雨で
景色がかすむように降る恐れがあり、
そのような
土砂降りになってきた際には、
最新の注意報・警報の
発表状況なども確認が必要です。

とくに、数10分にわたって
連続して雷が聞こえてきたり、
大粒の雨で景色がかすむ雨が
続いた場合などには
早めの避難場所への移動や、
危険が迫っていたら、
垂直避難も検討して下さい。

垂直避難は、
なるべく高い場所へ、
です。
また、家の中でも
崖から離れた場所へ、
というのもあると思います。

週末も、
最新の大雨の情報に
ご注意ください。

日曜日には、
だんだんと弱まりそうですが、
新しい予報もご確認ください。


月曜日には、
太平洋高気圧が強まって
張り出してきそうです。

高気圧の周辺部で、
湿った空気の影響が続き、
不安定な天気の可能性があるものの、
夏空が見えてくる可能性もあります。

台風8号は、
南の海上で発達してきていて、
きょうは、もう
非常に強い勢力です。

さらに最強カテゴリの
「猛烈」になる予想で、
この台風の発達が
太平洋高気圧も強めるでしょう。

高気圧が
強まってくる予想になったため、
台風8号は
九州に近づきにくい予想に
なってきています。

ただ、来週は
うねりが入る可能性があり、
来週中ごろは、
台風の東を北上する
熱帯由来の湿った空気が流れ込んで
大気の状態が不安定になりそうです。

その後は、
太平洋高気圧が強まって
九州南部も覆ってきそうな
資料になってきました。

ということは・・・

梅雨の出口が見えてきた気もします。

タイミングは、
また来週になってみていきましょう。
180706_1
きょうの
アイビースタジアム

午後は、
グランドも
乾いていたようです。

あすの
開会式の準備も
進められています。

このまま
出来ると良いのですが・・・
180706_2
きょうの
モーニングてらす!で
飾られる予定だった
笹飾りです。

あすは七夕。

一年に一度の逢瀬は
雲うえで
そっとしておいて
あげましょう。

大雨の災害が
これ以上
大きくならないように
祈りたいものです。

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