ノダっち

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久しぶりに走った3.11

ノダっち

18年3月12日(月) 17:35

天気の話なノダ

よく晴れた週末でしたね。

新燃岳の噴煙も、
宮崎市からもよく見えたと思います。

ただ、徐々に
収まりつつあるようにも感じました。

GPSのデータは
速報値で誤差が含まれていそうですが、
山体の収縮を示しています。
ある程度の地下のマグマは
地上に抜けて出たようです。

地震計の振幅も、
爆発的な噴火が起きた時に
大きくなるほかは、
徐々に低調傾向になっています。

ただ、
まだ地下のものが抜けきったかどうかは
ハッキリわかりません。

また、今後、再び
山体が膨張するようになった時は
さらにドキドキ感が
高まることになりますし、
火口に出てきた溶岩が
十分に冷えるまでは、
溶岩内のガスが抜ける時に
爆発的な噴火も繰り返すのでしょう。

爆発的な噴火の時には、
火口内で冷えて出来たものと思われる
大きな噴石も、飛ばしています。
空振による
窓ガラスの破損も注意が必要でしょう。

まだまだ気が抜けません。


週末、宮崎市内は
穏やかに晴れていましたので、
家の片づけなど頑張りました。

また、
困難な中で頑張っている友人にも会って
刺激ももらい、
ちょうど7年目の3.11ということで
考えることもいろいろあり、
野田は、約ひと月半ぶりに、
ランニングを再開です。

寒さを理由に走りに出かけるのに
億劫になっていた心を切り替える
良いタイミングでした。

昨夕の河川敷は
とても走るのは良い気候で、
いま、自分が生かされている意味を
ゆっくり考えながら
ゆっくり走って
心地よい疲れが残っています。


きょうも晴れていますが、
週末よりも薄雲が増えました。

薄雲で
ハロ(日暈)が出ていましたが、
まだ下り坂のサインではありません。

春や秋の高気圧は背が低いため、
高気圧の上を進んでくる
雲がかかることはよくあることですね。

過ごしやすい陽気になっています。


あすからあさってにかけても
時おり薄い雲がかかるくらいで
おおむね晴れるでしょう。

日中は、4月くらいの
暖かさになる所も多い予想です。

昼間は、薄着で
過ごせるくらいの所もあるでしょう。


週後半は、雲が増えて、
金曜日は雨が降りやすくなりそうです。

土日もぐずつきそうですが、
雨がどのくらいふるのか、
ホントに降るのか、
も含めて、
今後の新しい予報での
ご確認をお願いします。

180312_1
お昼過ぎに
宮崎上空で見えた
ハロ(日暈)
180312_2
きのうの夕方の
大淀川と夕陽

綺麗な空の下、
ランニングも
気持ちよかったです
180312_3
きょう昼過ぎの
新燃岳の噴火
(気象庁HPより)

単発な
噴火ですが、
一度に出る噴煙は
多めで、
高度も
高くなっています。

きょうは
風が弱いことも
噴煙を
高くしている
要因かもしれません。

溶岩流出

ノダっち

18年3月9日(金) 17:23

天気の話なノダ

雲隠れしている間に、
火口内にどんどん溶岩を
貯めていたようです。

見えてきた火口からは、
すでに少しの溶岩が
はみ出していました。

新たな溶岩ドームが確認されて以降、
恐れていたことです。

気象庁からも、
溶岩流が火口の北西側から
流出した模様と発表されました。

このタイプの発表文を見たのは
初めてです。

ライブカメラを注視していますが、
流出した溶岩の動きは
きわめてゆっくりに見えます。

火口からあふれていますが、
すぐに人がいる地域が
危険になるような状況ではなさそうです。

ただし、火口から外に出た部分が
ちぎれて火砕流になることが
次の心配ごとになってくるでしょう。

また、連続噴火が
きょうの未明に止まったと、
気象庁から発表されているものの、
ごく小さな噴火は、山頂が
見えてきた後も確認されています。

今後、再び
大きく噴煙を上げる噴火が心配です。
その振動で、はみ出した溶岩が
どのように挙動するでしょうか・・・。

また、2011年の時は、
火口にたまった溶岩が
冷えるときに、
爆発的噴火が何度も起きて、
その時には大きな空振を伴っていたとも
記憶しています。

大きな空振で
窓ガラスが割れるなどの
被害もありました。

とくに新燃岳周辺の方は、
こういった現象にもお気を付けください。

なお、この週末は、
新燃岳山頂付近の風が
都城から日南、串間方向に
吹きやすい予想となっています。


新燃岳付近には
昼頃まで寒気による低い雲が
かかりやすかったのですが、
平野部は、朝から
各地で青空が広がっていました。

きのうよりも風が冷たいものの、
日差しの暖かさは
しっかりと感じられます。

今夜からあすにかけても晴れますので、
朝にかけては、
放射冷却が強まりそうです。

弱いながら寒気もあるため
あす朝は冷え込みが強まるでしょう。

あす朝は、冬を感じるくらいの
寒さの所も多くなりそうです。
体調を崩さないように
お気を付けください。

明日の日中も、穏やかに晴れて
ポカポカ陽気になりますが、
あさっての朝は、また
再び冷え込みが強まりそうです。

日曜日も、引き続き晴れるでしょう。
日中は、あすよりも
暖かくなりそうです。

週末は、お出かけ日和が続きます。


月曜日以降、高気圧中心よりも
後ろ側になってくるため、
薄雲が出やすくなりますが、
木曜日までは晴れ間もあって
大きな崩れは無いでしょう。

今回の高気圧は、
東西にしっかりとした幅がある
高気圧なので
晴れ間が続くことになりそうです。

新燃岳の様子も、
来週中ごろまでよく見えそうですので、
監視カメラの映像など確認して
最新の情報とともに
注意していきましょう。
180309_1
見えてきた
新燃岳の火口
(気象庁HPより)

新燃岳火口の
北西側にある
韓国岳に
設置されたカメラの
画像です。

溶岩は、この
韓国岳側の
火口壁から
あふれだしています。

黄色丸を
つけた部分のあたりです。
180309_2
午後4時前に噴火が
起きて、
噴煙が3200mまで
上がりました。
(気象庁HPより)

ただし、
単発です。

2011年の時も
空振も伴う
このタイプの
単発噴火が
溶岩がたまった後、
増えたと
記憶しています。
180309_3
マイ桜のつぼみは
緑の部分が
出てきていました。

どんどん
成長しています。

昨日もお伝えしたように
再来週まで
暖かい日が多そうです。

再来週には、
各地で桜が
咲き始めるでしょう。
180309_4
昼前の
MRTから南西の空

雲の感じが
冬っぽい
空でした。

春本番の雨

ノダっち

18年3月8日(木) 17:21

天気の話なノダ

今回の噴火が始まって
一週間がたちました。

新燃岳は、きょう午後3時現在、
きのうから引き続き
雲隠れしていますが、
地震計の振幅は
きのうよりも小さめです。

それでも、微動は続いていて、
通常より大きな振幅ですので、
噴火は続いているのでしょう。

昨夕は、
火口内の溶岩に由来すると思われる
火山ガスが多量に観測されました。

火口内の溶岩は、きのうでも、
すでに新たに出てきたドームが
東側の火口壁に接するなど
火口内で広がってきているようだ、と
宇宙からのレーダー観測で
分かってきているようですが、
きょう現在の状態が気になります。

まだ溶岩が出てくるのか、
どこまで広がっているのか・・・

火口から溢れる前には
止まって欲しいものです。

引き続き、注視しましょう。

あすの日中には、
山の下層雲も少なくなって
火口の様子が
しっかりと見えてきそうです。

新燃岳上空の風の予想は、
こちらで最新のものをご確認ください。

今の所、今夜からあすにかけては
都城や日南方向が
風下になりやすい予想です。


宮崎市内は、雨上がりとともに
午後2時ごろから晴れてきましたが、
西からの湿った空気が
吹き付けてきている山には
低い雲がかかりやすくなっていて、
引き続き、新燃岳は見えていません。

また、九州付近を通過した
低気圧に向かって、南から
暖かく湿った空気が流れ込み、
県内も発達した雨雲がかかりました。

とくに、南風の吹きつけにより、
大分県に近いエリアが
雨量が多くなっています。

延岡では、24時間で
100ミリを超える大雨になりました。

延岡や北方、諸塚は
3月としての最大の24時間雨量を
記録しています。

24時間雨量が100ミリを超えたのも
今年初めてです。

いよいよ春本番の雨ということでしょう。

この南風によって
朝から気温が高めでしたが、
今夜には風が冷たくなってきそうです。


今夜以降、
上空に寒冷渦が入ってきますが、
足早に通り過ぎて、
影響も小さい予想になっています。

ただ、あす午前を中心に
熊本県に近いエリアで雲が多く、
はじめにわか雨もありそうです。

一方で、平野部を中心に
広い範囲で影響がほぼなく、
朝から広い範囲で晴れるでしょう。

風は冷たいですが、
日中は、日差しの暖かさも
感じられそうです。

強い北よりの風にはご注意下さい。

また、花粉は
かなり多くなる可能性もあります。


あさってから来週のはじめまで
よく晴れるでしょう。

火曜日は
雲が多くなってくる予想ですが、
水曜日までは
高気圧の影響が大きそうに見えますので、
大きな崩れはなく、
晴れ側になる可能性もあります。

あすに入る寒気の影響もあって
土曜日、日曜日は
放射冷却が強まった所ほど
朝の冷え込みが強まりそうです。

日中は、穏やかな
この時期らしい陽気でしょう。

来週の中ごろには
だいぶ暖かくなりそうです。


きょう発表された一ヶ月予報によると、
再来週にかけては
気温が高い日が多くなりそうです。

ということで、サクラのつぼみも
これから
どんどん生長することでしょう。
180308_1
昨夕の新燃岳
(気象庁HPより)

上空の雲にも
火映が見えていました。

火口内には
たっぷりと
熱いものが
ありそうと
推定できる画像です。
180308_2
午後2時過ぎの
晴れてきた
宮崎市内。

雲隠れ

ノダっち

18年3月7日(水) 17:13

天気の話なノダ

きのう、ついに
溶岩が火口内に出てきて、
爆発的噴火を繰り返すようになり、
1日から始まった今回の噴火活動は、
次のステージに入ったと思われます。

夜間には、
噴煙が火口内の溶岩に照らされて
赤く見える火映が見えたほか、
小さな熱せられた噴石が
吹きあがる様子も
監視カメラなどにとらえられました。

けさも、火口上3000mまで上がる
噴火が起きましたが、
日中は雲に隠れて
姿は見えなくなっています。

きょうも東風が吹いていて、
鹿児島県側に噴煙が
流れていると思われますが、
えびの高原の
気象庁のライブカメラにも
汚れがついていましたので、
えびの高原方向にも
やはり流れたようです。

山が雲に隠されて
見えなくなった分、
不気味さを感じます。

見えにくくなった後も、
時おり地震計の振幅が
大きくなっていて
溶岩を噴出させていることでしょう。

あの火口に出てきている溶岩が
今どうなっているのか、
非常に心配です。

火口内に、たくさんの溶岩が
たまってくることがなければ
よいのですが・・・

GPSや傾斜計のデータにも
変化が出てきました。
地下の溶岩の状況にも
変化が出てきているのでしょう。

ひとまず、あすまでは
見えにくい状況が続きます。


きょうは、東風によって
次第に雲が広がってきて、
宮崎市内は
昼頃から弱い雨を感じました。

昼間の気温が
上がりにくくなっていて、
平年を下回った所が多く
広い範囲で
1月から2月並みになっています。

日差しもなく、
雨が降り出したところほど、
より冷たい空気が感じられたでしょう。

先日の初夏の陽気から一転しての
冬の寒さですので、
体調を崩さないように
お気を付けください。


あすには、前線を伴った低気圧が
九州付近を通過しそうです。

このため雨が降りやすく、
低気圧が近づくタイミングを中心に
雨脚が強まる可能性があります。

火山灰がたくさん降ったところや
落ち葉が残っているところなど、
道路の冠水などにご注意ください。

また、落雷や突風の発生にも
注意が必要です。

朝にかけては気温があまり下がらず、
朝の気温は4月から5月並ですが、
日中は、気温が上がりにくく、
逆にひんやり感じる可能性もあります。

あすの夜には、低気圧が、
東へ抜けて行くため
天気が回復に向かいそうです。

等圧線が縦じまで
冬型になります。

平野部から晴れてきますが、
山沿いは、
寒気による雲もかかりやすいでしょう。

また、あさってにかけて
上空の寒冷渦が近づくため
大気の状態が
不安定になる可能性もあります。

あさっては、晴れ間があっても
油断できない空模様かもしれません。

また、あすの前線の接近、
寒冷渦の接近で上空の風向きも
変わりやすくなりそうです。

下層と上層で違う風向きにもなりやすく、
吹きあがった噴煙の流れも、
複雑になるでしょう。

明日以降、県内の広い範囲で
降灰の可能性について
考えておいたほうが
良いかもしれません。


週末には、
移動性の高気圧に
しっかりと覆われてくる予想に
なってきました。

次の晴れは、
3日~4日くらいは続きそうです。
180307_1
昨夕の、
赤い溶岩を
見せていた
新燃岳火口
(気象庁HPより)
180307_2
雲に山頂を隠しつつ、
下層雲を超える
大きな噴煙を
上げていた
けさの新燃岳
(気象庁HPより)
180307_3
新燃岳噴火の取材を
周辺地域で
行っている
都城支社の
松本記者より、
午後4時半ごろに
都城市の吉之元町で
虹が出ました、
と写真が来ました。

こちらでは、
少し晴れ間も
あったようですね。

啓蟄にモンシロチョウ初見

ノダっち

18年3月6日(火) 17:14

天気の話なノダ

朝は少し雲がありましたが、
日中は、各地とも
スッキリと晴れてきています。

前線の北側に入って、
冷たい風に戻りましたが、
まだけさの気温は平年より高めです。

日中は、たっぷりの日差しで
この時期らしい陽気になっています。

きょうは、二十四節気の一つ啓蟄
冬ごもりしていた虫が
穴から出てくるころといった暦です。

ちょうどきょうは、
気象台から、モンシロチョウを
この春はじめて観たという
発表がありました。

平年より4日遅く、
去年よりは15日遅い、
モンシロチョウの初見です。

今年は、冬の寒さで
やはり少し遅くなりました。
きのうきょうの昼の陽気に
誘われて出てきたのでしょう。


きょう晴れて見えてきた新燃岳は、
噴煙の柱が2本に増えていました。。。

先週からの噴火では
去年の噴火時と同じ
火口内の東側の火孔から
噴煙が出ているのが
確認されていたのですが、
けさ見えてきた新燃岳の火口からは
西側からも噴煙が上がっています。

時おり噴煙の量が増えていたり、
地震計の振幅も大きくなっていて、
かなり活動が高まった状態です。

午前中に
ラジオに電話出演していただいた
高原町の方は、
きょうは音が聞こえるように
なってきたと話されていて、
こちらも気になる情報でしょう。

さらに、午後2時を過ぎて
2011年以来となる
7年ぶりの爆発的噴火も発生しました。

また、空撮映像では
火口内に溶岩が出てきたような
赤い部分も見られてきています。

今回の一連の噴火は、
次のステージに
進んでしまったのかもしれません。

GPSのデータにも
大きな変動が無いため
まだまだ続くと考えて身構えておく
必要がありそうです。

噴煙が高くに上がった場合に
降灰が予想される地域は
気象庁からこちら
http://www.jma.go.jp/jp/ashfall/scheduled_551.html
で発表されています。

今後の最新情報に
くれぐれもご注意下さい。


新燃岳上空の風は、
あすも、主に
鹿児島県側に吹きやすい予想ですが、
えびの高原など
えびの市の一部に流れる可能性もあります。

また、あさっては、
えびの市の方向にも
流れるようになっていきそうです。

あすは、
鹿児島県側に吹くということは、
東から風が吹いてくるということで、
天気が下り坂に向かう風になります。

あすは、
東から湿った空気が流れ込んで、
雲が多くなってきます。
新燃岳も、
再び見えにくくなるでしょう。

南部平野部では、早い所で
昼頃からパラパラ降り出しそうで、
午後は、次第に雨の範囲が広がります。

北部も沿岸ほど早めに降り出してきて、
夕方以降は
内陸でも雨が降り出すでしょう。

特に、夕方以降にかけては
傘を準備してのお出かけが良さそうです。

朝の気温は
今朝より下がって平年並みに戻り、
沿岸で雨の降りだしが
早めのところほど
昼の気温が上がりにくいでしょう。

早めに降り出したところほど、
昼間も寒さを感じることになります。


あさっては、
九州北部付近に低気圧が予想されますので、
南からの暖かい空気が入りそうです。

金曜日は、上空寒冷渦が
近づいてくる影響で
不安定な天気になってくるでしょう。

雨の予想ですが、
晴れ間があったり、
所々で雨が降ったりという、
変わりやすい天気の可能性もあります。

その後は、寒冷渦に伴う寒気が
一時的に寒気が南下し、
冬型の気圧配置になりそうです。

日曜日以降は、優勢な高気圧が
ゆっくりと進んでいく予想で、
ようやく3日くらいの晴れが
続きそうな予報になってきました。
180306_1
綾町で撮影された
菜の花とつくし

啓蟄のきょうの
うららかな天気に
相応しい写真が
視聴者の方から
届きました。
180306_2
宮崎市内から見えた
新燃岳の噴煙
180306_3
朝の新燃岳火口
(気象庁HPより)

噴煙の柱が
2本に増えていました。
180306_4
7年ぶりの
爆発的噴火
直後の新燃岳
(気象庁HPより)

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