啓蟄にモンシロチョウ初見

ノダっち

18年3月6日(火) 17:14

朝は少し雲がありましたが、
日中は、各地とも
スッキリと晴れてきています。

前線の北側に入って、
冷たい風に戻りましたが、
まだけさの気温は平年より高めです。

日中は、たっぷりの日差しで
この時期らしい陽気になっています。

きょうは、二十四節気の一つ啓蟄
冬ごもりしていた虫が
穴から出てくるころといった暦です。

ちょうどきょうは、
気象台から、モンシロチョウを
この春はじめて観たという
発表がありました。

平年より4日遅く、
去年よりは15日遅い、
モンシロチョウの初見です。

今年は、冬の寒さで
やはり少し遅くなりました。
きのうきょうの昼の陽気に
誘われて出てきたのでしょう。


きょう晴れて見えてきた新燃岳は、
噴煙の柱が2本に増えていました。。。

先週からの噴火では
去年の噴火時と同じ
火口内の東側の火孔から
噴煙が出ているのが
確認されていたのですが、
けさ見えてきた新燃岳の火口からは
西側からも噴煙が上がっています。

時おり噴煙の量が増えていたり、
地震計の振幅も大きくなっていて、
かなり活動が高まった状態です。

午前中に
ラジオに電話出演していただいた
高原町の方は、
きょうは音が聞こえるように
なってきたと話されていて、
こちらも気になる情報でしょう。

さらに、午後2時を過ぎて
2011年以来となる
7年ぶりの爆発的噴火も発生しました。

また、空撮映像では
火口内に溶岩が出てきたような
赤い部分も見られてきています。

今回の一連の噴火は、
次のステージに
進んでしまったのかもしれません。

GPSのデータにも
大きな変動が無いため
まだまだ続くと考えて身構えておく
必要がありそうです。

噴煙が高くに上がった場合に
降灰が予想される地域は
気象庁からこちら
http://www.jma.go.jp/jp/ashfall/scheduled_551.html
で発表されています。

今後の最新情報に
くれぐれもご注意下さい。


新燃岳上空の風は、
あすも、主に
鹿児島県側に吹きやすい予想ですが、
えびの高原など
えびの市の一部に流れる可能性もあります。

また、あさっては、
えびの市の方向にも
流れるようになっていきそうです。

あすは、
鹿児島県側に吹くということは、
東から風が吹いてくるということで、
天気が下り坂に向かう風になります。

あすは、
東から湿った空気が流れ込んで、
雲が多くなってきます。
新燃岳も、
再び見えにくくなるでしょう。

南部平野部では、早い所で
昼頃からパラパラ降り出しそうで、
午後は、次第に雨の範囲が広がります。

北部も沿岸ほど早めに降り出してきて、
夕方以降は
内陸でも雨が降り出すでしょう。

特に、夕方以降にかけては
傘を準備してのお出かけが良さそうです。

朝の気温は
今朝より下がって平年並みに戻り、
沿岸で雨の降りだしが
早めのところほど
昼の気温が上がりにくいでしょう。

早めに降り出したところほど、
昼間も寒さを感じることになります。


あさっては、
九州北部付近に低気圧が予想されますので、
南からの暖かい空気が入りそうです。

金曜日は、上空寒冷渦が
近づいてくる影響で
不安定な天気になってくるでしょう。

雨の予想ですが、
晴れ間があったり、
所々で雨が降ったりという、
変わりやすい天気の可能性もあります。

その後は、寒冷渦に伴う寒気が
一時的に寒気が南下し、
冬型の気圧配置になりそうです。

日曜日以降は、優勢な高気圧が
ゆっくりと進んでいく予想で、
ようやく3日くらいの晴れが
続きそうな予報になってきました。
180306_1
綾町で撮影された
菜の花とつくし

啓蟄のきょうの
うららかな天気に
相応しい写真が
視聴者の方から
届きました。
180306_2
宮崎市内から見えた
新燃岳の噴煙
180306_3
朝の新燃岳火口
(気象庁HPより)

噴煙の柱が
2本に増えていました。
180306_4
7年ぶりの
爆発的噴火
直後の新燃岳
(気象庁HPより)

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