ノダっち

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今季初の猛暑日

ノダっち

18年6月27日(水) 17:09

天気の話なノダ

太平洋高気圧が
いきなりパワーを見せつけました。

暖かい空気が流れ込んで、
今朝の気温も
所々で今年一番の高さでしたが、
この朝からの高めの気温の空気が
昼間の日差しで温められています。

さらに、高気圧の縁を吹く
南からの暖かく湿った風が
南西から流れ込んできました。

湿った空気が山を越えて
乾いた空気になることで気温が上がる
フェーン現象も加わり、
南西風に乗って
平野部に流れ込んできて、
平野部で気温が上がっています。

延岡では、
お昼過ぎに35度を超えて
今年の県内で初の猛暑日になりました。

延岡での6月の猛暑日は
2013年以来の5年ぶりです。

結局、延岡で
35.8度まで上がっています。
今年の県内初の体温並みです。

南西から流れ込んだ
暖かく湿った空気は、
霧島連山にぶつかって
上昇気流を作り、
その周辺では雨雲を発生させました。

ココで湿気を落としたため、
山を越えて乾燥した空気になって
フェーン現象も起こしたのです。

山沿いで雲が多かったところは
暑さも抑えられましたし、
急な雨に
降られたところもありました。


あすも、太平洋高気圧の縁で
南西から暖かく湿った空気が
流れ込みそうです。

ただ、あまり湿気は
強くないような資料になっています。

引き続き、雲は多めですが、
日中にかけては
日差しもたっぷりありそうです。

風もありそうなので
あすも平野部を中心に
気温が上がるでしょう。

引き続き、熱中症にならないように
お気を付けください。

また、今日の昼間の熱が
今夜はじめまで残りますので、
あす朝にかけても、
今朝にかけてよりも
蒸し暑さの強い所が多そうです。

寝ている間の熱中症にも
お気を付けください。

体が弱い方がいらっしゃれば
周りの方も
気をかけていただければと思います。


明後日になると、
南東のほうから湿った空気が
次第に入ってきそうな
資料が続いていて、
さらに、梅雨前線も
九州北部に近づきそうです。

このため、あさっては
きょう、あすよりも、
雨雲が増えてくるでしょう。

場合によっては
雨が強まる所も出るかもしれません。

あすにかけての晴れ間を
有効に使っておきましょう。

週末も、南東からの
湿気が入りやすい予想ですが、
来週になると
高気圧が強まる資料もあります。

新しい予報で確認していきましょう。


さて、暑くなったきょう、
天文ファンの心も暑くなる
速報が届きました。

2014年の12月に打ち上げられた
はやぶさ2が、きょう
小惑星リュウグウに到達したと
発表されています。

なお、
はやぶさ2が打ち上げられた時の
日記はこちらです。
打ち上げは見えなかったのでした。

現在、リュウグウから
20キロの距離を保って飛んでいて、
今後は、リュウグウの観測し、
着陸試料採取に向けた調査をすると
発表されています。

また今後、
資料を採取する段階が楽しみです!!

180627_1
昼ごろの
宮崎市内から
南西の空

青空と
強い日差しに
加えて
モクモク雲が
出ていて
不安定感を
感じる空でした。
180627_2
きょう午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)
180627_3
新燃岳が
再噴火しました。

残念ながら
南西からの湿った空気が
霧島連山で
雲を発生させたため
気象庁のライブカメラも
ハッキリ映って
いないのですが、
矢印の部分に
チラッと噴煙が見えます。

2200mまで上がって
高原町や小林市の方向に
流れました。

 

梅雨が進みました

ノダっち

18年6月26日(火) 16:58

天気の話なノダ

ムシムシ不安定な空です。

梅雨のステージが進みましたね。

最盛期が短かった印象です。

というか、
梅雨前線がジャンプしました。

ジャンプというか、
ワープしたみたいです。


きょう、
奄美の梅雨明けが発表されました。

先週土曜日に
沖縄が梅雨明けしたのに続いて、
奄美が梅雨明けしてきたということも、
梅雨のステージが進んだことを
示しています。

ただ、奄美が梅雨明けしてくると、
普通なら
梅雨前線が九州付近に伸びやすくなる
ということが多いのですが、
今年は、
一気に朝鮮半島中部まで北上し、
東北地方に伸びていきました。

ということで、もう
完全に夏の空気の側に
入っています。

ただ、太平洋高気圧の
西への張り出しが強くないため、
湿った空気が
流れ込みやすくなっていて、
きょうの県内は不安定です。

朝から晴れ間があったものの、
所々に雨雲もかかりました。

きのう予想していたよりも
早めに雨雲が入ってきた印象です。

このあたりの、湿った空気が
作る雨雲の発生は、
まだまだ予想しきれません。

見えているものは
ある程度動きが把握できますが、
ハッキリ見えないものが
急に作るものはまだまだですね。

ただ、可能性はお伝えしましたので、
対処はしていただけたでしょうか。


あすは、
きょうよりも湿った空気が少なく、
雨雲の発生の可能性も低くなります。

空の高い所の雲が多いものの、
日差しは
たっぷりと降り注ぐでしょう。

きょうよりも
日差しが多くなる分、
きょうより蒸し暑さが強まりそうです。

朝にかけても、ムシムシして
寝苦しいくらいの所も出てくるでしょう。

湿った空気が減るものの、
山沿いを中心ににわか雨の雲が
出来る可能性はあります。
鹿児島県境ほど雲が多めの予想です。

念のため、
急な天気の変化には
お気を付けください。


あさってになりますと、
再び暖かく湿った空気が
強まってきそうです。

梅雨前線も
朝鮮半島の南岸まで南下してきます。

このため、山沿いを中心に
再び不安定が強まるでしょう。

金曜日以降は、
南東から湿った空気が入りそうな
資料になってきました。

県内、とくに平野部を中心に
急な雷雨の可能性もある形です。

いずれにしても、
梅雨前線が
九州南部まで南下してきそうな
気配はありません。

来週にかけても、しばらくは
前線の南側で
蒸し暑さが続くでしょう。

熱中症にならないように
お気を付けください。
180626
青空が広がってきた
午後4時過ぎの
MRT上空

侍ブルーな梅雨の晴れ間

ノダっち

18年6月25日(月) 17:37

天気の話なノダ

寝不足の目に
まぶしいくらいの
朝からの青空です。

未明の日本代表は、
粘り強く戦って、
勝ち点1を積み上げました。

ホントに難しく
強さをもつ相手に対して
一歩も引かない戦う姿勢を
魅せてくれたと思います。

こんなに前に向かって戦っている
W杯での試合って
あまり記憶にないんですよね。

決勝トーナメント進出に向けて
大きく前進しました。

木曜日の深夜、
また応援しましょう^o^


侍ブルーな青空が広がった
きょうの県内ですが、
きょうはまだ春側の空気でした。

九州の南に南下して
少し離れた梅雨前線が
次第に弱まってきています。

そんな中で、
強い日差しが降り注いで、
内陸を中心に気温が上がっています。

えびの市加久藤は、
33.5度まで上がって、
今年の県内最高を更新しました。

ただ、春側の空気ですので、
まだカラッとした暑さでした。

宮崎市内は、
海風が入っていますので、
日陰にいると
涼しさもしっかり感じます。
このあたり、
まだ春側の空気を感じられるでしょう。

空も、侍ブルーにかけましたが、
まだ抜けるような青空ではありません。

太平洋高気圧の青ではなくて
春側の高気圧の
少しぼんやり感が残る青です。


あす以降は
夏の太平洋高気圧が強まってきます。

梅雨前線も、今夜以降、
九州付近で不明瞭になってきて、
あさってにかけて
九州のはるか北に伸びてきそうです。

前線の南側に入ってきます。

夏の空気の側に入ってくるのです。

きょうまでの
カラッとした暑さと違って
あすからは
蒸し暑さも強まってくるでしょう。

同じ気温でも、
湿度が高い方が
汗が蒸発しにくくなるため
熱中症の危険度が高まります。


また、あすは
まだ高気圧の張り出しが弱いため、
太平洋高気圧のふちを流れる
湿った空気もが流れ込みそうです。

このため、山沿いを中心に
不安定になるでしょう。

晴れ間もありますが、
昼前後の山沿いを中心に
にわか雨、急な強い雨や雷の発生に
ご注意ください。

平野部でも、
その可能性がありますので、
洗濯物は、空模様を見ながら
対応が必要でしょう。


梅雨前線が北に離れているときは
急な雷雨と暑さへの注意ですが、
この前線が
次に南下してくるタイミングが
最も怖い梅雨末期になります。

今のところ、10日予報の資料でも
太平洋高気圧が強く張り出して、
ハッキリ南下の傾向が見えません。

しばらく、梅雨が明けたかも?
と感じられるかもしれませんが、
梅雨明けの発表があるまでは
油断しないようにしておきましょう。

週末には、
高気圧のふちになって、
湿った空気が
流れ込みやすくなる予想です。


きょう発表された3か月予報では、
7月は、これまでの予報通り
平年より晴れる日が多い予想です。
(前半は平年より曇りや雨の日が少なく、
 後半は平年より晴れの日が多い)
それにも伴って、気温は
平年より高い予想となっています。

大陸から張り出す
上空のチベット高気圧と
東海上から張り出す太平洋高気圧が
重なるような
猛暑のパターンの資料です。

このまま来月も晴れる日が多いと
梅雨明けのタイミングを
見極めるのが難しそうですが、
上述の通り、
前線が南下してくる
タイミングもあるでしょう。

今後の情報にご注目ください。

8月から9月は、
平年並みに晴れる日が多い予想で、
平均気温が
平年並みか平年より高い予想です。

フィリピン東の海面水温が
しっかり低くなるような
見積にはなっていないようで、
フィリピン北東で対流活動が強く、
太平洋高気圧は北側で
強い予想となっています。

この高気圧が北に偏りすぎると、
湿った空気が入りやすくなって
不安定な天気が出やすい可能性もあり、
高気圧の張り出し方に
注目していく必要はありそうです。

180625_1
日曜日朝の
大淀川

早起きして
10キロランを
行いました。

雨上がりで
風が 気持ちよかったです。

ただ、川は
濁流で
増水していました。
180625_2
きのうの夕方は
現実が見えました。

太陽の左側にある
虹色がかかった
光です。

昼間は、
ハロが見えたところも
あったようです。
180625_3
きょうの青空

まだ抜けるほどの
青空ではありません。
180625_4
きょうの
新燃岳
(気象庁HPより)

火山性地震は
金曜日まで
100回を越えましたが、
土曜日が41回、
日曜日が23回、
きょうが
午後3時まで2回と
落ち着いてきているように
見えます。

ただ、引き続き、
今後の変化には
注目が必要です。

約40日ぶりに新燃岳再噴火

ノダっち

18年6月22日(金) 17:12

天気の話なノダ

新燃岳が
久しぶりに噴火です。

5月14日以来の噴火でした。

火山性地震の多い状態が
続いていましたので、
身構えていたかたも多かったでしょう。

いつもの単発の噴火でしたが、
大きな噴石が1100m飛んだと
発表されていますので、
火口にたまった溶岩の一部を
吹き飛ばしたのだと思われます。

この噴石を飛ばすくらいに
勢いよくガスが出て、
今回は、しっかりとした
空振も伴ったようです。

日別の火山性地震の回数は、
17日が104回、
18日が198回、
19日が124回、
20日が90回、
21日が123回、
そして、きょうが
午後3時までで
97回となっています。
このうち午前9時までが40回で、
9時から正午までの3時間で
44回発生しましたが、
正午から午後3時までは
13回となっています。

今回の噴火で、
この火山性地震の多い状況が
解消されたかどうか、
もう少し様子を見る必要がありそうです。

あす以降も減らなければ、
再度の近々の噴火も
警戒しないといけないかもしれません。

きのうの午後以降、
晴れ間が出てきたため、
気象庁のカメラから
火口の様子も見えて
火口淵からの
噴気が多いように見えていました。

雨が多い影響なのか、
それとも地下から出てきている
ガスの影響なのかは、
ちょっとわからないですが、
気になる状況だった新燃岳です。

また、防災科学研究所が
ホームページで公開している
傾斜計のデータを見ると、
20日頃を中心に
新燃岳側が隆起する変化も
見られていました。
ただ、雨が多かったので
その影響が出た可能性もあります。

きょうの噴火自体は、
いつもの単発的な
爆発的噴火でした。

下層の東風で、
噴煙の下層は西に流れたのに対し、
上層は西風に乗って東に動いたので、
時間とともに
噴煙が火口からズレたところから
上がっているようにも見える
オモシロい形になったのは
気象屋の観点から興味深かったです。

気象庁の火山噴火予知連絡会も
霧島山としての火山活動について
「霧島山の火山活動の長期化や
 活動のさらなる活発化も
 視野に入れて」
監視すると発表しています。

山の状況にも
引き続き注意していきましょう。


南海上で活動が弱まった午前中、
北部を中心に
各地で晴れ間がありました。

ただ、前線に近い南岸は
朝から分厚い雲が広がって
弱い雨雲がかかった所があります。

日差しがあった
宮崎市から北の地域は、
洗濯物もまずまず乾いたでしょうか。

午後には、日南付近も含め
予想以上に広く晴れ間が残りました。


ただ、今夜以降、梅雨前線が
再び活動を強めながら
ジワッと北上しそうです。

ただ、大きく北上する予想では
なくなりました。

あす朝は、九州南部付近で
梅雨前線の活動がやや強まりそうです。
その後、夜には再び
やや南下する予想になっています。

微妙な動きの予想ですので、
ずれるかもしれませんが、
この動きだと
あすは日中の南部を中心に
雨が強まる所がありそうです。

一昨日のような
非常に激しい雨ではない予想ですが、
地面の中にたっぷり水が含まれて、
すでに、
地盤が緩みやすくなっていて
危険度が
上がりやすくなっていますので、
最新の注意報・警報の発表状況も
ぜひご確認ください。

近くの崖の様子にも注意しましょう。

また、
落雷や突風の発生にもご注意ください。

あすの午後は、
北部から雨の止み間が増えてきて、
日曜日も、北部を中心に
雨が止んでくるところが多い予想です。
少し晴れ間が出る可能性もあります。
ただ、前線に近い南部、
とくに南の地域ほど
雲がかかりやすい状況は続くでしょう。


来週は、
太平洋高気圧がやや強まりそうです。
梅雨前線が
九州より北まで上がることもありそうな
きょうの資料になっています。

この通りにいったん北に上がると、
夏空が広がる可能性があるものの、
再び南下するときの降り方が心配です。

来週も、
最新の情報にご注意ください。
180622_1
きょうの新燃岳の
噴煙の変化
(MRTの情報カメラより)
180622_2
きょう昼過ぎの硫黄山
(MRTの情報カメラより)

硫黄山でも、
19日に
短い時間の火山性微動が
あったようです。

また、気象庁によると
硫黄山付近の
GPSデータで
今月になって
膨張を示す傾向も
見られていると
なっています。

こちらも、
引き続き注目しましょう。

夏には至っていません

ノダっち

18年6月21日(木) 17:23

天気の話なノダ

夏至です。

残念ながら、
夏至感はあまり感じられない
梅雨空でスタートしましたが、
午後は、北部から
少し日差しが戻ってきましたので、
少し夏至の太陽が
感じられたでしょうか。

日没が最も遅くなるのは、
10日後、
今月末から来月初めです。

一方、日の出は、
今月上旬~中旬が最も早く、
もうこれから
徐々に徐々に遅くなります。

太陽からのエネルギーが
北半球に最も多く降り注ぐ時期で、
少し遅れて大気が温められ、
暑さのピークは7月~8月、
平均すると7月下旬です。

このタイムラグが
なんとも面白いですよね。

ただ、先日も書いたように
フィリピンの東の海水温が
平年よりも
高くなくなってきているようで、
きょうの一ヶ月予報の資料を見ると
来月中旬になっても
太平洋高気圧の強まりが
あまり見えません。

7月に入って、はじめに
少し太平洋高気圧が強まって
夏空になりそうな
資料にもなっているのですが、
それがどうも続きそうではないのです。

きょう発表された一ヶ月予報によると、
2周目以降は、
平年より晴れる日が多い
予想になっていますので、
気象庁は、
高気圧が張り出してきやすい、
と判断されたということでしょう。

まぁ、夏は暑いものなのですが・・・

さて、どのくらいの
暑い夏になるでしょうか・・・^o^;

晴れる日が多くても、
にわか雨(夕立)も起きやすいような
不安定な日も多いような気がします。


きょうは、梅雨前線が
再び種子屋久付近まで南下しました。

前線の北側の
春の空気の中ですので、
暑さも弱かったでしょう。

夏に至ると各夏至ですが、
まだまだ空気は春です。

午前を中心に雨雲がかかったものの、
午後は、前線の活動も弱まって
雨雲が南下しています。

とはいえ、すぐ南にありますので、
南の地域ほど雲が厚めです。

あすも、午前中までは
北部を中心に晴れ間があるものの、
午後にかけて、
前線がやや活発になるでしょう。
夜からあさってにかけては、
ジワッと北上してきます。

午後には南部を中心に
再び雨雲がかかってきそうです。

午後、とくに夜にかけては、
傘を持ってお出かけください。
日南や串間付近は、
朝から雨雲がかかる可能性もあります。

しかも、土曜日を中心に
再び雨が強まる可能性があります。

地面の中の雨が抜けきらないまま
次々と雨が降ってきそうですので、
南部を中心に土砂災害の危険度が
上がりやすいでしょう。

また、河川も
増水しやすい状況が続きそうです。

こちらをいつもご覧いただいている方は
大丈夫だと思いますが、
念のため、繰り返しておきます。

防災の意識を高めて
最新の情報をご確認ください。

180621
午後3時ごろの
宮崎市から
南東の空

大淀川は
まだ増水中です。

きのう、河川敷まで
浸水があったようで
大きな流木が
河川敷に
打ちあがっていました。

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