小寒の雪

ノダっち

18年1月5日(金) 17:20

どうやら
きのうの予想よりも
低気圧が北寄りを通ったようです。

といっても、ほんの少しです。

きのう午後発表された予想天気図では、
きょうの午前9時頃、
低気圧が奄美付近の緯度の予想でしたが、
きょうの実況では、
奄美よりも少し北に
解析されていました。

この少しの違いで、
高千穂付近では、
雪ではなく雨の時間が
多くなったと思われます。

取材に行ってくれた
延岡支社の税田記者によりますと、
高千穂では、
早朝にかけて雪が降って
雪化粧をしたようですが、
午前7時半ごろから
雨になってきたとのことでした。

ただ、地上の気温は、
午前8時でも0度くらいで
上空が雪であれば、
雪のまま落ちてくるはずの
気温だったので、
上空の気温が
0度以上に上がったのでしょう。

低気圧が北寄りになった分、
上空の気温が上がったと思われ、
きょうの資料では、
確かに1500m上空での0度線が
高千穂付近から大分県境付近まで
北上していました。

このわずかな
低気圧コースの誤差は、
なかなかに難しいものです^o^;

しかし、いずれにしても、
冷たい雨でした。

朝の冷え込みは強くなかったものの、
雨や雪が降っている間は
予想通りに
ほとんど気温が上がらなかったので、
寒く感じられたと思います。

きょうは、二十四節気の一つ小寒
寒の入りです。

節分までが寒の内で
一年で最も寒とされる季節になります。

体調管理に気を付けていきましょう。


雨や雪が降っていた午前中は
ほぼ横ばいの気温で
かなり空気を冷たく感じましたが、
昼ごろから
徐々に上がってきています。

それでも、午後3時まで
日差しが少なかったため、
午後3時までの最高気温は、
一桁にとどまった所も
多くなりました。

一方で、
あすにかけては冬型の気圧配置で
弱いながらも寒気が南下するため
風は冷たくなるでしょう。

あすの県内は、
弱い冬型となるため、
寒気の影響も小さくて
広い範囲で晴れそうです。

あす朝は、内陸を中心に
けさよりも
寒さが強まる所も多いでしょう。

きょうの雨や雪が
凍る恐れもありますので、
早朝にかけて
標高が高い峠道を中心に
スリップ事故などにご注意下さい。

あさって日曜日は、
再び天気が下り坂に向かうでしょう。

午後は雲が厚みを増してきて
遅い時間を中心に
所々で弱い雨が降り出しそうです。

上空の寒気も弱まりそうですので、
雪にはならないでしょう。

月曜日の成人の日は、
朝からのしっかりとした雨の所が
多くなりそうです。

低気圧の通過が
南岸型では無さそうですので、
気温も高めの予想になっています。


一方、火曜日からは
強い冬型の気圧配置になりそうです。

木曜日頃を中心に
1500m上空では、
今季で一番クラスの
寒気になる可能性があります。

月曜日にお伝えする
新しい情報でご確認ください。

なお、きのう発表された
一ヶ月予報によりますと、
13日からの一週間は、
気温が平年並みか平年より高い予想で、
この期間の寒気は、
あまり強く無さそうです。

ただ、今月下旬からは
平年並みの予想ながらも
やや低い寄りになっています。
元々、平年値が一番低い時期ですので、
強めの寒気の南下が
あるのかもしれません。
 
180105_1
税田記者から届いた
けさの
雪景色の高千穂
その1
180105_2
けさの高千穂
その2
180105_3
けさの高千穂
その3
180105_4
スッキリ晴れてきた
夕方の
MRTから西の空

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