台風18号に厳重警戒を!

ノダっち

17年9月15日(金) 17:19

非常に強い勢力の台風18号は、
東シナ海で昨日の午後から速度を落とし、
徐々に東に向きを変えてきています。

きょう午後3時現在、
まだ明らかに
動き出したという状況ではなく、
その影響もあってか
きのうの予想よりも
今後の進度の予想が
やや遅れ気味の資料が増えてきました。

今後、動き出してからの
スピードによっても
またタイミングは多少変わるでしょう。

新しい予報で確認をお願いします。

ただ、どうやら、
日曜日の午前を中心に
あまり勢力を落とさずに
県内に近づく恐れが十分にあり、
暴風域に入る確率も
高くなってきました。

日曜日の午前中は、
出歩くのが危険な状況になる
可能性があると思っておきましょう。
とくに、きょうの予想進路の中心線は
中心線が県内の西を通っていますので、
台風が中心線を進んだ場合、
県内が台風進行方向の
右側になりそうです。
台風の進行方向右側は、
より一層風が強まりやすいエリアになります。

一方、きょうの県内は、
台風によって活発化した前線で
南部を中心に雨が降っています。
所により発達した雨雲もかかりました。

特に、今夜遅くから
あす朝にかけは
平野部を中心に発達した雨雲が
かかりやすくなりそうです。

前線の動きが遅いため、
長い時間にわたって
同じところに強い雨雲が
かかり続ける状況になることを
特に心配しています。


このあす午前にかけての雨は、
秋雨前線がしっかり北上すると、
一旦弱まる予想です。

今回の雨のピークは2段階で、
一旦弱まった後で、
あす夜以降、台風が近づいてくると
台風本体の雨雲がかかって
再び大雨になるでしょう。

発達した雨雲の下では、
竜巻などの激しい突風の発生にも
ご注意下さい。

激しい雨が続いてきた時には、
急な河川の増水、氾濫、浸水、
土砂災害などに警戒しましょう。


あす日中から午後の、
一旦雨が弱まったタイミングが
対策をするラストチャンスでしょう。

飛びやすいものの固定や片付け、
買い物なども済ませて、
日曜日の午前に
出歩かなくて良いように
しておくのが安心です。

また、あすの雨で
すでに地盤が緩んできた地域、
河川が増水してきた地域などは、
あす夜から
台風本体に夜雨の強まりの前に
避難を済ませておくという
検討をしておくのもよいでしょう。

そして、日曜日は
高速道路や鉄道など
九州内の交通機関も
大きな影響が予想されますので、
不要不急の遠出は
避けた方が良いかもしれません。


日曜日の午後には、
次第に東へ台風が進み、
天気が回復に向かいそうです。

月曜日の、敬老の日は
県内各地ともそこそこの
お出かけ日和になるでしょう。

ただ、天気が回復した後も、
強い風や高い波には
注意報が解除されるまで
油断しないようにしてください。

あすのMRTの
ラジオやテレビでも
随時最新情報もお伝えしますし、
ノダもスタンバイしています。
報道LIVE トコトンにも出演予定です。

ぜひ、最新情報を確認しつつ、
みなさま、
無事に台風を乗り切って、
月曜日に笑顔でお会いしましょう!
(ただし、
 月曜日のモーニングてらす!は
 お休みですm( _ _ )m)

170915
正午の衛星画像
(気象庁HPより)

大陸の影響を
受けたのでしょうか。
中心付近に
乾いた空気も入ったようで、
目の形が午前中に
崩れました。

発達のピークは
過ぎたようです。

まだ非常に強い勢力ですが、
午後3時の中心気圧は
950hPaまで上がりました。

東シナ海は
まだ海水温が高いため、
どこまで
非常に強い勢力を保つか
今後、要注目となります。

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