しっかり真冬に戻りました

ノダっち

18年1月9日(火) 17:32

寒くなってきましたね。

朝の冷え込みは弱く、
3月中旬から4月初め
気温になったところが多いものの、
朝から外に出ると
冷たい風を感じられたでしょう。

寒気が南下するときに吹く風です。

しかも、日中も強めに風が吹いて
余計に寒さも感じます。

日中は、お伝えしていたように
気温の上がり方が鈍くて
日中の気温は、真冬並みに戻りました。

寒気による雲がかかりやすくて
昼間の日差しが少ない
熊本県に近いエリアは、
朝よりも気温が
下がっているところもあります。

平野部でも、
朝より気温が上がっているものの、
最高気温としては
未明に出ている所も多くなりました。


上空1500m付近では、
今夜に県内上空に-6度前後の
寒気になってきそうです。

さらに、あすの夜には、
この-6度の線が
九州の南まで
南下する予想になっています。

このもう一段
強い寒気にする気圧の谷が
南下してきそうです。

この気圧の谷によって
九州の東シナ海側を中心に
雨雲や雪雲がかかって、
県内にも、
熊本県に近い地域を中心に
流れ込むでしょう。

等圧線の形的に
西風が吹きやすそうに見えるため
東シナ海で出来た雲が
九州に入りやすくなりそうです。

日中は、まだ
上空1500mで-6度以下になりにくいため
しっかりとした雪が続くのは
標高が高い地域でしょうが、
夜以降は、低い地域でも
雪になる可能性があります。

強い風に乗って、
山で弱まりきらない雲が
平野部にも入って雪を降らせないか、
ちょっと注目です。

上空5500m付近の
気圧の谷の状況などからすると、
山で弱まりきらないくらいの
やや発達した雲が出来て、
初雪となっても
不思議ではない状況とみています。

いずれにしても、
厳しい寒さになりそうです。

さらにさらに、
1500m上空の寒気は、
木曜日に-9度以下になり、
金曜日に県北部で
-12度以下になってくる資料に
なってきています。

この強さは
まだ変わるかもしれませんが、
ココまでの強い寒気が入ると、
低温による影響、
水道管凍結などにも
注意しないといけない状況が
発生するかもしれません。

2年前の大寒波の時に
水道管凍結などの
被害が出た地域は、
とくに、
今後の予想に注意して、
事前に対策出来る準備を
しておくのも良いでしょう。
(16年の1月24日ごろの
 寒気に比べると
 少し弱めの予想ですが、念のため。)

また、山間部の峠道を
今週後半以降に通行する方は
チェーンなどの滑り止めの
ご準備をお願いします。

すでに、標高が高い地域は
あすから大雪の恐れもある
情報も気象台から発表されました。

九州道を通行予定の方、
九州北部へお出かけ予定の方も、
今後の九州北部での
雪の情報にもご注意下さい。
(今のところ、
 あすあさってに
 雪雲が流れ込みやすいものの、
 山地が中心の予想です。)
180109_1昼ごろの
大淀川下流域

強い風で
川面も
波立っていました。
180109_2午後5時までの
きょうの気温変化
180109_3午後4時半ごろの
えびの高原
(気象庁HPより)

すでに
雪景色と
なってきていました。

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