熱低続出中

ノダっち

17年7月21日(金) 17:26

県内の高校野球は
今日がお休みですが、
昨夜は、プロ野球の試合も
1試合だけでした。

ノダのお好みの赤いチームも
試合がなかったので、
そんな夜は走りに出ます。

蒸し暑かったので
ペースはあまり上げずに、
でも、たっぷりと汗が出せるように
少し距離を伸ばしました。

予定通りに
たっぷりと汗が出たのですが、
走っている途中、
南の空に雷光がチラッと見えて
やはり夜も
不安定を感じる空でした。

家に帰って確認すると、
大隅半島の鹿屋市の南の辺りに
発達した雨雲が出来ていましたので、
おそらくここで発雷した光が
見えていたのでしょう。

夜の雷光は、
けっこう多くまで届きます。

そもそも、この蒸し暑い空気こそ
雷雲を作っているも素ですね。

きょうも不安定になっています。


朝から広く晴れましたが、
昼頃から、きょうは
鹿児島県境付近で雨雲が沸きました。

さらに夕方になって、
山沿いの所々で雨雲が発達中です。

沿岸部は海風になりましたので、
気温は、内陸を中心に上がっています。
ただ、猛暑日は出ていません。

この週末も、
基本的には朝から強い日差しが
照り付けるものの、
午後の山沿いを中心に
夕立の可能性が続きそうです。

屋外でレジャーをされる際には、
ゴロゴロと雷の音が聞こえた時に
すぐに避難できる場所を
確認しておきましょう。

また、中小の川では
上流で降った雨による
流れの変化にもご注意ください。

日曜日は、山沿いだけではなくて
平野部でも可能性があります。

夏休みに入って最初の週末、
どうか事故がありませんように。


甲子園切符をかけた戦いは
あすが準決勝、
そして、明後日が決勝ですね。

いずれも、天気によって
中止などになる可能性は
低いとみています。

暑いですから、
応援に行かれる方も、
熱中症ならないように
くれぐれもお気を付けください。


来週にかけても
不安定な空模様が続きそうですが、
南下してくる前線は
影響が小さそうに見えます。

曇りマークで様子見になっていますが、
晴れ側に変わるかもしれません。

それでも、来週も、
夕立が起きやすい状況は続くでしょう。

一方で、一昨日から注目している
四国の南で動きが遅くなっている雲は、
きょうの衛星可視画像を見ると、
発達した雲のかたまりの北に
独立した下層の雲で出来た
渦巻きが見えてきています。
(下層雲が映りにくい
赤外画像では見えずに、
可視画像でのみ見えるので、
下層雲の渦巻きという判断です)

そして、あす朝の予想天気図で
ついに熱低とされてきました。

こいつの動き、
それから発達するのかどうかも、
今後、要注目になります。

資料的には、
ゆっくりと南下傾向の予想です。

この雲の発生域は
そもそも九州の南でした。

珍しい発達形態の熱低とも感じます。

そういった意味でも、
今後の動向に注目です。

なお、このほかに、
きょう台風5号
日本にずっと東海上で
発生していて、
5号のずっと東にあった熱低も
午後になって6号になりました。

さらにフィリピンの周辺でも
雲がたくさん湧いて、
あすにかけて
フィリピンの北と
南シナ海、それに
日本のはるか南でも
熱低が出来てきそうです。

これらが作る上昇気流は、
太平洋高気圧を強める
作用をするでしょう。

今後、太平洋高気圧に関する
資料の傾向も
変わってくるかもしれません。

一方で、熱帯由来の渦巻きたちが
相互作用をして
複雑な動きになったりすると、
厄介です。

その可能性も含めて、
注目していきましょう。
170721_1 朝から
ようやくアブラゼミの
大合唱が聞こえていて、
昼に公園を見てみると
抜け殻がたくさん
ぶら下がっていました。

向かい合うように
ぶら下がっているのが
オモシロかったので
撮ってみました。
170721_2 午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

四国の南に
うっすらと
渦巻きがあります。
熱低になる見込みです。

一方、赤外画像では
南にある
発達した雲の
かたまりしか見えません。
170721_3 衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風5号と
熱低と
熱低候補の雲を
丸で
囲っておきました。

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