ノダっち

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異例ずくめ12号の影響は?

ノダっち

18年7月27日(金) 17:05

天気の話なノダ

空の状態は
やや心配なのですが。。。

あす明け方の皆既月食
情報を書いておきましょう。

部分月食の開始が
午前3時24分ごろで、
その時の高さは、
西の空で21度ほどです。

まだ、十分な高さがあります。

皆既状態になるのは
午前4時30分で、
月の高さが10.5度まで
下がってくる時間です。

腕を伸ばした時の
こぶし一個分の幅が約十度ですので、
もうだいぶ低くなります。
皆既状態を見るには、
西の空が開けた場所が良いでしょう。

食最大が午前5時22分ごろで
もう月の高さが1.3度と
月の入り寸前です。

そして、皆既状態のまま
午前5時31分ごろに
月の入りを迎えます。

上にも書きましたが、
今回は、なるべく
西の空が開けたところで見るのが
おススメになりそうです。

部分月食は家の近くで見ても、
皆既状態になるまでに
西の空が開けた場所に
移動するのがおススメになります。

宮崎市内なら平野部、
沿岸部はおススメですが、
高い建物が
西の空にない所で観ましょう。

昼間は厳しい暑さですが、
日の出前の少しの涼しさを
味わいながらの観望です。

赤黒い皆既状態の月が
西の空に沈む現象も
なかなか見られませんので、
ぜひ月の入りの所だけでも
起きてみてはいかがでしょうか。


観られるかどうか、
そもそも、雲次第でして、
きょうもすでに、
きのうよりは雲の多い空です。

昼ごろから北部で
雨雲も出来てきました。
山沿いで、大規模に
発達したカミナリ雲もできています。

やはり、寒冷渦の
影響下に入ってきたようです。

一方、台風12号自体も
寒冷渦の影響と
高い海水面の影響で
発達してきました。

発達してきたことで、
寒冷渦をやや南に下げるような
予想になってきたと思われます。

それにより、
台風自体の進路予想も、
きのうまでより南寄りになりました。

これは、
台風が昨日の予想よりも
発達してきたため、
台風の周辺を吹く風によって
寒冷渦が南に動かされ、
寒冷渦の周辺の風で動く台風も、
より南寄りのコースが
予想されてきたのではないか、
と考えています。

こうした、相乗効果を
藤原効果といい、
二つの近づいた台風などで
しばしばみられるほか、
寒冷渦と起きることも
まれにあるのです。

本州付近を西進するにしても、
普通とは逆の経路になる
異例の台風なのですが、
そもそも、この時期に
上陸しそうというのも、
ふつうはあまりありません。

異例ずくめの台風12号です。

今のところ、
本州付近から九州北部付近に
近づきそうなコースが
最有力コースで
中心線になっていますが、
今後、さらに
南寄りにならないか、
週末も新しい予報で
確認しておいてください。

万一、さらに南寄りになる場合は
雨だけでなくて、
風への警戒も
必要になってしまいます。


あすは、まだ
台風による影響はなく、
晴れ間もありますが、
晴れて地面が暖められるほど、
午後の雷雨の可能性が高くなるでしょう。

きょうよりも
寒冷渦(上空寒気)の
影響が強まるため、
地面の気温が高くなるほど、
雨雲が発達しやすくなります。

あすも、午後を中心に
局地的な急な雷雨に注意が必要です。

川遊びをするときには、
上流で降った雨での
急な増水(川の流れの変化)に
気を付けましょう。

また、連日書いていますが、
雷の避難場所も
確認しておいてください。

海のレジャーは
急な高波に注意しましょう。
うねりが入りますので、
数時間に一度の割合で
高くなる可能性があります。

とくに子供を連れて行くときは
波の様子や子供の様子から
目を離さないようにしてください。

日曜日は、台風の
南側の雲がかかる可能性があって
雨雲が増えそうです。

ただ、この南側の雲が
どの程度やってくるのか、
まだはっきりわかりません。
南東から流れ込むと、
県内で発達する可能性もあるのですが、
資料ではそれほど強く出ていないのです。

また、月曜日にかけて
台風(または台風崩れ)が
九州の北や西で動きが遅くなると
総雨量が多くなる可能性もあります。

週明けにかけて、念のため、
台風の進路の最新情報と、
最新の雨の状況、
情報の確認をしておきましょう。

180727
宮崎県と
熊本県境付近で
発達してきた
雨雲が南下して、
鹿児島県に入り、
鹿児島空港に
飛行機が降りられず、
宮崎空港に
燃料補給に
立ち寄った機も
あったようです。

こちらは、
その飛行機に
乗られていた、
たちばな天文台の
蓑部台長が
機上から撮られた
鹿児島上空の
巨大な積乱雲です。

雲の上の方は
対流圏の
最上部に到達し、
かなとこ状に
広がっています。

上空に
寒冷渦が入ってきて
空の高い所で
北風が強めに吹いて
いるようで、
積乱雲も
足早に移動しています。

宮崎空港から
鹿児島空港という
かなり短距離の
貴重なフライトを
経験されたようです。

蓑部さんも
きっと
皆既月食を
楽しみにされている
ことでしょう。

 

かなり珍しい動きとなるか

ノダっち

18年7月26日(木) 18:15

天気の話なノダ

台風12号は、
寒冷渦との相互作用も
ハッキリと見えてきて、
進路の予想が
だいぶ定まってきたようです。

このまま
予報が大きく変わらなければ
県内には
台風による直接の影響が
大きく出ないでしょう。

ただ、変わらないとも限らないので
少なくともあすにかけて
新しい予報もご確認ください!

今回の台風は、
かなり珍しいコースになりそうです。
(Nextで解説した要因によります。)

一方、県内の週末の予報は
寒冷渦の影響がどのくらいあるか、
イマイチ読みきれません。

悪目で、
念のための雨の可能性は
考慮しておくことをお勧めします。

しかも、場合によっては
激しい雷雨の可能性も
無きにしも非ずです。

えれこっちゃみやざきの週末ですし、
各地でレジャーを計画されている方も
多い週末でしょう。

ゴロゴロと
雷が聞こえた場合の避難場所は
予め確認しておいてください。

さらに、
土曜日は、明け方に
皆既月食もあるので、
晴れ間が出てほしいものです・・・

今年は、1月31日にも
皆既月食があったのですが、
この時も、県内は雲が多く
しっかり観ることが
できませんでした。

久しぶりの
年2回の皆既月食のチャンスが
2回ともつぶれるのは
残念過ぎますね・・・

しかも、今回は、
月食中の月の近くに
赤く輝く火星も見えます。

つまり、
太陽→地球→月→火星が
一つの直線上にほぼ並んだような
状態になるのです。

火星を見て、
ぜひそこまで想像してみると
オモシロいと思います。

月食に関するデータは、
またあす詳しく書きましょう。


きょうも、県内は
広い範囲で晴れています。

えびの市加久藤は、
きょうも体温並みになりました。

加久藤の猛暑日日数は、
きょうで12日目です。
これは、もう
去年のひと夏の数字に並びました。

ただ、一昨年の21日には
まだ及びません。

一方、きょうも
夕立雲が発達した所もあります。
とくに、きょうは
熊本県側で大規模に発達しました。

きのうは夕立の後、
25度くらいまで
加久藤で気温が下がったのですが、
きょうは、午後4時現在、
天然クーラー効果はなさそうです。


あすは、引き続き晴れて
暑くなるものの、
だんだんと、寒冷渦の
影響下に入ってくるでしょう。

午後は、きょうよりも
広い範囲で大気が不安定になり、
所々で
にわか雨や雷雨の可能性が出てきます。

晴れていても、
急な強い雨や
落雷の発生にご注意ください。
180726
午後5時過ぎの
MRTから
南西の空

少し雲が多めで
高気圧の弱まりを
感じました

迷走台風となるか!?

ノダっち

18年7月25日(水) 17:18

天気の話なノダ

台風12号が発生しました。

きのう書いた
南の雲の塊が一つ、
予想通りにまとまっています。

ただ、今後の予想については
まだハッキリしません。

気象庁の5日予報の
5日目の予報円は巨大です。

5日目に
「どこにいるかわかりません」
と言っているような
予報になっています。

日本付近上空にある
高気圧が北に偏っていて、
さらに、割れそうなのです。

上空の低気圧(寒冷渦)も
本州の東から日本の南に
あすにかけて
移動してこようとしていて、
より一層、
予想が厄介になっています。

寒冷渦周辺の
反時計回りの風の流れに
流されて動きそうなのですが、
台風周辺の風の流れで
寒冷渦の動きにも
影響を与えそうなのです。

台風の影響の前に、
この寒冷渦の影響で
週末にかけて不安定な
天気になってくるでしょう。

きょうの週間予報では
土曜日を中心に
雨マークがついてきました。

このマークは、湿った空気と
寒冷渦によるものでです。

ということで、この予報も
台風と寒冷渦の動き次第で
変わる可能性もあります。

不安定になれば、いったん
暑さが落ち着くでしょう。


きょうも、高気圧が強く
強い日差しで気温が上がっています。

最高気温は、
えびの市加久藤で36.2度、
都城で36度など
所々で体温並みになりました。

ただ、今年の県内最高を
更新するほどではありません。

一方、きょうも
夕立雲が発生しました。


あすも、
引き続きよく晴れそうです。

厳しい暑さが続くでしょう。

引き続き、熱中症予防を
しっかりと心がけてください。

山沿いの一部に限られますが、
夕立の可能性もあります。


あさってには、
寒冷渦の影響も
出てくる可能性があり、
雲が増えてきて
不安定になりやすいでしょう。

あさって以降の予報は、
あす以降の
新しい見解もご確認ください。

台風によるうねりが
出てくる可能性もありますので、
週末にかけて、海のレジャーも、
最新の波の情報にご注意ください。

また、週末にかけて
山のレジャーを計画の方も、
急な雷雨に備えておく必要があります。

県外各地へお出かけ予定の方も
台風の動きに注意が必要です。


なお、きょうは3ヶ月予報
発表されています。

平年並みに晴れる日が多く、
平均気温は
8月が平年より高い予想で、
9月も、
平年並みか平年より高い予想です。

残暑が厳しい時期があるのでしょう。

秋の運動会の練習なども
熱中症に
気を付ける必要がありそうです。
180725_1
九州南部の
3ヶ月予報
(気象庁HPより)
180725_2
午後3時の
衛星可視画像

宮崎市はまだ猛暑日なし

ノダっち

18年7月24日(火) 16:51

天気の話なノダ

宮崎市内も、あと一歩で
猛暑日というところまで
上がったのですが、
結果的に、宮崎市内は
この夏まだ、
猛暑日になっていません。

なお、きのう、
中体連のテニスの試合で
熱中症が多数出たと
ニュースもありましたが、
今年の宮崎は、
きのうも書いたように、
例年に比べて
特に暑くなっているデータは
ないのです。

例えば、7月11日以降の
5日ごとの平均気温と
最高気温の平均値は、
去年に比べても
低めになっています。

ただ、それでも、やはり
日差しは強いですので、
宮崎の夏の晴れた日は、
通常レベルで、
熱中症に注意が必要な暑さです。

毎日、呼びかけています通り、
とくに、直射日光の下や
風が弱い環境は
対策を十分に心がけましょう。

こまめな水分補給を心がけるとか
炎天下では時々、
涼しい場所に移動して
体温を下げるなどの対策は
必要になります。

どうしても、
応援に熱中しすぎてしまうと
そういった対策も
忘れがちかもしれないのは、
すごくよくわかりますが、
雨が降っているタイミング以外、
忘れないように気を付けてください。
周囲の体が弱い方などへ
声かけなどもしていくことも
大切になるでしょう。


きょうは、地上高気圧の中心が
南海上にできたため、
時計回りに吹く高気圧の風で
西風が吹きました。

卓越した西風によって
いつもよりも海風に変わるのが遅れ
平野部でも
海風に変わるタイミングまで
気温が上がったのです。

しかも、この西風もあって、
今朝にかけての宮崎市などの
平野部の最低気温は
今年一番の高さでした。

スタート位置も
高い状態だったのです。

それでも、宮崎市は
34.8度で止まりましたが、
今年一番の暑さになっています。

一方、西都では
一気に35度を突き抜けて
今年初めて体温並みになりました。

静かにしていた西米良でも
体温並みになったほか、
神門が西都と並んで
36.4度まで上がっています。

山沿いは、昨日に比べて
夕立雲の立ち上がりも遅く、
気温が上がったのでしょう。
平野部で高くなった空気が
流れ込んだことも
気温が高めた要因と思われます。

それでも、気温が上がって
県境付近から
所々で夕立雲が出来てきました。

午後3時現在は、
まだ小規模なものが点々と
出来てきた段階ですが、
気温が上がったため、
大規模になるかもしれないと、
注意してみています。


あすも、
高気圧に覆われて晴れやすく
気温が上がりそうです。

それとともに、
山沿いを中心に
夕立の可能性があります。

熱中症に注意するとともに、
夕立による局地的な激しい雷雨にも
ご注意ください。

あさっても、同じく、
晴れて夕立の可能性ありです。


金曜日以降は、
上空には寒気を伴った低気圧
(いわゆる寒冷渦)が
本州の東から
本州付近に進んでくる予想で、
本州付近で
高気圧が弱まる予想になっています。

これによって
不安定になりやすくなりそうです。

今週末も
宮崎市内でお祭りもありますし、
レジャーを計画されている方も
いらっしゃるでしょう。

新しい予報の確認とともに
急にわいてくるカミナリ雲に
気を付けてお楽しみください。

ゴロゴロ、と聞こえたら
早めの避難が必要です。

また、南の海でできる
雲の行方と
それに伴う
ウネリの情報にも
気を付けておきましょう。

昨夜出来た11号は
直接の影響はないでしょうが、
あす朝にかけて
フィリピンの東で出来そうな
新たな台風には
とくに注目しています。

180724_1
昼前の
MRTから
西の空
180724_2
午後3時の
衛星可視画像

九州付近では
発達した
積乱雲も
見えています

大暑の熱戦

ノダっち

18年7月23日(月) 17:24

天気の話なノダ

土曜日は、
雨雲が避けて何とかできた
高校野球の準決勝ですが、
きのうは、
朝から発達した雨雲がかかり、
きょうに順延されました。

午後からは雨雲が弱まったものの、
グランドコンディションの
回復を考えると、
きょうが良かったでしょうね。

全国的に、
暑い暑いとニュースが続いていますが、
週末の県内は、
30度を下回ったところも多く、
全国の猛烈な暑さに比べると
県内はちょっとした避暑地です。

埼玉県の熊谷では、
きょう41.1度まで上がり、
ついに
国内最高気温を更新しました。

日かげに入っても、
体中を熱が覆い、
逃げ場のない暑さでしょう。

危険な温度です。

きょうはちょうど、
二十四節気の一つの大暑
記録に残る大暑になりました。


県内も、晴れたきょうは、
強烈な日差しが戻ってきて、
日差しの強さでいうと
本州よりも暑いと思いますが、
海からの風もあって
空気自体はそれほど気温が
上がっていません。

日かげに入ると、
きょうも心地よい風があります。

どうぞ、全国の皆様、
避暑もかねて
みやざきに遊びにいらしてください♪
きれいな海や山や川も、
お待ちしています^o^

酷暑の地域に行かれる皆様、
各地にお住いの皆様、
どうぞ、暑さに警戒されてください。


決勝戦日和になったきょうの試合は
試合内容も熱かったですね。

日南学園、甲子園出場、
おめでとうございます!!

試合前半で
両チーム計4本のホームランが出て、
12点も入る展開は
予想できませんでした。

7回表を終わって
8-8という大熱戦の決勝は、
なかなか記憶にないくらいです。

試合中、守備の乱れも見えた
試合でした。

甲子園までに、
もう一度、ミスを少なくするように
再確認をして臨んでもらえば、
打力があるチームなので、
打ち負けることはないでしょう。

甲子園での活躍も楽しみです。


きょうも県内は、
猛暑日の地点はありませんでした。

一方、湿った空気が残っていて、
暖められた空気が上昇し、
所々に雨雲を作りました。

雨雲にならないまでも、
湧きあがった雲で
日差しが時おりさえぎられて、
気温の上昇が
緩くなった所もありそうです。


あすも、晴れますが、
所々に夕立雲が出来そうです。

午後は、山沿いを中心に
急な雷雨にご注意ください。

屋外でゴロゴロ聞こえたら、
早めに安全な場所への避難が必要です。

また、全国に比べると
大した暑さではないとはいえ、
それなりに、
この時期らしい暑さは続きます。

しっかりと
熱中症予防を心がけましょう。


あさっては
きょう、あすよりも
雨雲の発生が減りそうです。

その分、内陸を中心に
気温が上がりやすくなるでしょう。

木曜日、金曜日にかけても
広く晴れやすい予想です。

週末になると、
湿った空気が入りやすくなる
資料もあります。

一方で、フィリピンの東では
雲がたくさん沸いていて、
こちらの雲の
動向次第という面もありそうです。

フィリピン東での
雲の沸き上がりが止まらないため、
日本列島付近で
高気圧が強い状況も続いています。

週末にかけて
レジャーを計画されている方も
新しい予報でご確認ください。
180723_1
昼過ぎの
宮崎市から南の空

モクモクした
夏らしい空でした。

気温上昇が
弱いためでしょう。
これ以上、
雲は発達していません。
180723_2
昼過ぎの
硫黄山
(MRTの
ライブカメラより)

火山性地震が
多くなっていて、
とくに、
低周波地震が増える
傾向とのことです。

雨がたっぷり降った
影響もあるのか?
少し注視しています。

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